つまみ持ちに適したゲーミングマウスTop5

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つまみ持ちに適したゲーミングマウスTop5

この記事では、つまみ持ちに適したゲーミングマウスについて解説します。

筆者のミオニがこれまでに試してきた膨大な製品の中から厳選した、現状最もおすすめできるつまみ持ち用ゲーミングマウスを紹介しています。この記事の内容は、当サイトで公開しているゲーミングマウスのティアーリストと連動して更新されるので、常に最新の情報が得られます。

人によって手の大きさ・細かな持ち方の違いが生じるので、あらゆるサイズ・形状の選択肢を挙げています。製品ごとの解説もおこなっているので、あなたに合った1台を見つけてみてください。

最終更新日:2023年1月21日

つまみ持ち向けゲーミングマウスを動画で見る

つまみ持ち向けゲーミングマウスの比較一覧表

製品名
価格
評価
5.0 out of 5.0 stars
4.5 out of 5.0 stars
4.0 out of 5.0 stars
4.0 out of 5.0 stars
5.0 out of 5.0 stars
4.0 out of 5.0 stars
4.5 out of 5.0 stars
3.5 out of 5.0 stars
接続 2.4GHzワイヤレス 2.4GHzワイヤレス 2.4GHzワイヤレス 有線 有線 有線 有線 2.4GHzワイヤレス
サイズ 小型 小型 小型 小型 小型 小型 小型 小型
寸法 61.0 x 116.0 x 37.0mm 63.0 x 118.0 x 38.0mm 60.5 x 118.0 x 38.5mm 70.0 x 115.0 x 39.0mm 63.0 x 121.0 x 40.0mm 76.52 x 105.42 x 37.35mm 53.5 x 118.3 x 38.3mm 58.5 × 111.0 × 36.5mm
本体重量 52g 67g 55g 66g 65g 49g 61g 62g
センサー PixArt PAW 3395 PixArt PAW 3370 PixArt PAW 3395 ROCCAT Owl-Eye 16K PixArt PMW 3360 PixArt PMW 3389 PixArt PMW 3359 PixArt PAW 3370
ボタン数 5 6 5 7 5 5 6 6
ソフトウェア 対応 不要 不要 対応 不要 対応 対応 不要
商品リンク

つまみ持ちにおすすめのゲーミングマウス Top5

現状もっとも優れているつまみ持ち向けゲーミングマウスを5つ紹介します。

Pulsar X2 Mini

価格: 12,870円 (本稿執筆時点)

癖の少ないつまみ持ち向け小型マウス

XM1クローン「Pulsar X2」の小型版という位置づけで、やや幅は広めで背が低く、全長の短いゲーミングマウスです。横から見たときの傾斜の作りはXM1そのものですが、本家のようなくびれがなくサイドがほぼ水平になっているのが特徴です。メインボタンは指に沿うようにU字に窪んでおり、指先にフィット感をもたらします。癖の少ないつまみ持ち向け小型マウスを探している方にお勧めです。

形状 左右対称 サイズ 61.0 x 116.0 x 37.0mm
本体重量 52g ボタン数 5つ
センサー PixArt PAW 3395 ライティング 非搭載
接続方式 無線 ソフトウェア 対応
DPQPでの評価は5.0 out of 5.0 starsです
Pulsar X2 Miniのレビューを読む

Xtrfy M42 Wireless

価格: 14,195円 (本稿執筆時点)

フィット感の強い小型マウス

Xtrfyは完全オリジナル形状のワイヤレスマウスを多く展開しており、M42 Wirelessは幅はやや細くて背も低めな小型マウスです。メインボタンが窪んでいたりサイドに深めのくびれがあったりと、指先を置く位置が細かく造形されているのが特徴です。トップシェルを交換できるギミックを搭載しており、本体後部の形状を2パターンから選択できるので、もし形状が合わなければつかみ持ちへのシフトも可能。

有線モデルも展開

有線モデル「Xtrfy M42 RGB」は本体重量59gとワイヤレスモデルより8g軽量なので、有線に抵抗が無くて軽いほうが好みな方に適しています。ただし、搭載されているセンサーやマイクロスイッチが異なり、クリック感はワイヤレスモデルのほうが優れています。
形状 左右対称 サイズ 63.0 x 118.0 x 38.0mm
本体重量 67g ボタン数 6つ
センサー PixArt PAW 3370 ライティング RGB
接続方式 無線 ソフトウェア 不要
DPQPでの評価は4.5 out of 5.0 starsです
Xtrfy M42 Wirelessのレビューを読む

Xtrfy M8 Wireless

価格: 16,335円 (本稿執筆時点)

クリック感に優れ、連打も容易

M8 Wirelessはフロントの背の高さをわずか4ミリに抑えた設計によりメインボタンが丸まっており、従来のマウスのようにクリック時に指を下に降ろすことなく、自然と指の関節を曲げるようにメインボタンを押下できるのが特徴です。余計な力が入りづらく連打も容易におこなえます。ただし、トップは丸みを帯びていてサイドもほぼ水平で指先が引っ掛かるような窪みは無いので、指先の滑り防止のためグリップテープは必須となります。

形状 左右対称 サイズ 60.5 x 118.0 x 38.5mm
本体重量 55g ボタン数 5つ
センサー PixArt PAW 3395 ライティング 非搭載
接続方式 無線 ソフトウェア 不要
DPQPでの評価は4.0 out of 5.0 starsです
Xtrfy M8 Wirelessのレビューを読む

ROCCAT Kone Pure Ultra

価格: 6,518円 (本稿執筆時点)

完全オリジナルのエルゴノミクス形状

エルゴノミクス形状ながら小さく、指先でグリップしやすいよう設計された形状が、一部のユーザーから非常に高い評価を得ているゲーミングマウスです。

親指の形に沿うようにくり抜かれた左サイド、程よい逆ハの字になった右サイドは、他のマウスをつまみ持ちしたときには感じられないフィット感をもたらします。また、寸法上は幅70mmとなっていますが、実際にグリップしたときの本体幅は狭め。指先でグリップしたときの安定性が高いです。

わずか66gの軽量設計

マウス表面はグリップ感に優れたソリッドシェルで、わずか66gの軽量設計。容易にマウスが持ち上がり、脱力した状態で操作することが可能です。かなり前に発売された製品ということもあり、ケーブルは硬めのビニール製なので、マウスバンジーで適切に浮かせる必要があります。
形状 左右非対称 サイズ 70.0×115.0x39.0mm
本体重量 66g ボタン数 7つ
センサー ROCCAT Owl-Eye 16K ライティング RGB
接続方式 有線 ソフトウェア 対応
DPQPでの評価は4.0 out of 5.0 starsです
ROCCAT Kone Pure Ultraのレビューを読む

BenQ ZOWIE ZA13-C

価格: 9,800円 (本稿執筆時点)

替えの利かない非常に優れた形状

ZA Seriesの形状は一部のコアユーザーに高く評価されています。本体後部が大きく膨らんでいながら、先端はかなり低めに設計されたメリハリのある形状。幅が細いのでグリップすると見た目以上に小さく感じます。ECやFK、SシリーズといったZowieマウスのクローン形状は多く見られますが、このZAに限ってはクローンがありません。

程よく窪んだ両サイドと狭めに設計された本体幅は、指先のみでグリップしても高い安定感をもたらします。かなり浅めにグリップしてもメインボタンの押し心地に違和感がなく快適に操作できます。

形状 左右対称 サイズ 63.0 x 121.0 x 40.0mm
本体重量 65g ボタン数 5つ
センサー PixArt PMW 3360 ライティング 非搭載
接続方式 有線 ソフトウェア 不要
DPQPでの評価は5.0 out of 5.0 starsです
BenQ ZOWIE ZA13-Cのレビューを読む

つまみ持ちにおすすめのゲーミングマウス 候補

Cooler Master MM720

価格: 5,983円 (本稿執筆時点)

特殊な形状だがハマる人にはハマる

Cooler Master MM720の独特な形状は手を乗せるだけで馴染み、パーの状態から少しリラックスさせたような自然なフォームをマウス操作中も維持できます。メインボタンは光学式スイッチを採用しており非常に軽い押し心地なので、脱力した状態でも問題なく操作可能です。特殊な形状なので慣れが必要ですが、つまみ持ちで合うマウスがなかなか見つからないという人は一度試してみる価値あり。

形状 左右非対称 サイズ 76.52 x 105.42 x 37.35mm
本体重量 49g ボタン数 5つ
センサー PixArt PMW 3389 ライティング 搭載
接続方式 有線 ソフトウェア 対応
DPQPでの評価は4.0 out of 5.0 starsです
Cooler Master MM720のレビューを読む

Razer Viper Mini

価格: 3,980円 (本稿執筆時点)

つまみ持ちに適した理想的な形状

Viper Miniという製品名ですが、ただViperを小型化したものではなく、縦にギュッと縮めたような形状と表現するのが正しいです。Viperと同じく、両サイドにはZowie FKのような程よい窪みがあり、指先でしっかりとグリップすることが可能です。

最も高い部分が約38mmと低く、全長は約118mmと短めに設計されています。かなり深めに指の関節を曲げても本体後部が手のひらと接触することがなく、可動域をかなり広めに確保できます。

低価格、光学式スイッチを搭載

一般的なマイクロスイッチと比べて入力遅延の少ない光学式スイッチを採用していながら、廉価センサーを採用することで価格を抑え、非常に手の出しやすい製品となっています。発売当初はLoDが長すぎる問題を抱えていましたが、ファームウェアアップデートにより改善され、ソフトウェアのキャリブレーションから適切な長さに調整することが可能になりました。
形状 左右対称 サイズ 53.5×118.3×38.3mm
本体重量 61g ボタン数 6つ
センサー PixArt PMW3359 ライティング RGB
接続方式 有線 ソフトウェア 対応
DPQPでの評価は4.0 out of 5.0 starsです
Razer Viper Miniのレビューを読む

Xtrfy MZ1 Wireless

価格: 17,386円 (本稿執筆時点)

レビュアーが設計したオリジナル形状

海外のマウスレビュアーRocket Jump Ninjaが独自に設計したオリジナル形状のゲーミングマウス。本人が推奨する持ち方でうまく扱えるように設計されているので、ある程度の練習期間が必要になることには注意しましょう。詳しくはレビュー記事をご覧ください。

有線モデルも展開

有線モデル「Xtrfy MZ1 – Zy’s Rail」はワイヤレスよりも約5000円ほど安価で入手できます。
形状 左右対称 サイズ 58.5 × 111.0 × 36.5mm
本体重量 62g ボタン数 6つ
センサー PixArt PAW 3370 ライティング RGB
接続方式 無線 ソフトウェア 不要
DPQPでの評価は4.5 out of 5.0 starsです
Xtrfy MZ1 Wirelessのレビューを読む

つまみ持ち (Fingertip grip) とは

つまみ持ち(Fingertip grip)は ”マウスをつまむ”ようにしてグリップするため、このような名称がついています。グリップする角度や深さ、指先をどのように配置するかなど、人によって細かな持ち方の違いは見られます。

親指・薬指・小指の3本指のみでマウスを固定するので、マウスの本体幅と背の高さ、サイドの形状がグリップ感に影響します。なるべく背が低く、全長が短いものが好ましいでしょう。

マウスを浅く持つことになるので、手首だけでマウスを広く動かすことができるだけでなく、指の関節を曲げることで上下左右への細かな移動も行えるので、より繊細かつスピーディーな操作性をもたらします。しかし、他の持ち方とは異なりマウスと手のひらが触れないので安定性には欠けます。

つまみ持ちのメリット

  • 指の関節を使った、上下左右への細かな操作が行える
  • 手首で大きな動き、指先で細かな動き、のように繊細なAIMを行える

つまみ持ちのデメリット

  • (浅くつまむ場合) 親指がサイドボタンに届きづらい
  • (浅くつまむ場合) メインボタンの固さが気になる場合がある

つまみ持ちに適したマウスの条件は?

つまみ持ちとの相性が良いマウスの条件について以下で解説しています。

形状・大きさについて

つまみ持ちはマウスを摘まむようにして固定するので、指先が触れる部分の形状しかグリップ感に影響を与えません。サイドの形状とメインボタンの背の高さが重要となります。

また、つまみ持ちには指の関節を曲げることでマウスを上下左右に細かく動かすことができるという利点があるので、全長が短めに設計されたマウスとの相性が良いです。

本体重量について

つまみ持ちは指先のみでマウスを動かしたり持ち上げる必要があるので、他の持ち方と比べて本体重量の重たさが気になりやすいです。指や関節の細かな動きまでマウスの動きに反映されるので、なるべく力みによる操作ブレも取り除きたいところ。

軽量なゲーミングマウスだとつまみ持ち特有の機敏な操作が行いやすく、止める際にも慣性が働きづらいので脱力しながら操作していてもカーソルが行き過ぎません。

ただし、軽ければ軽いほど優れている訳ではなく、あくまで操作しやすいと感じる重量感がベストであるということを忘れずに。自分に合わないと感じるマウスに無理に慣れる必要はありません。

クリック感について

つまみ持ちは他の持ち方に比べて浅めにグリップする傾向にあり、指に力が入りづらいフォームになるので、メインボタンの押し心地が固いものとは相性が悪いです。

マウスによっては、クリックする箇所によって押し心地に違いが出てくるものがあります。例えば、大きいサイズのゲーミングマウスは深めにグリップすることを想定して設計されているので、浅い位置でクリックしたときに明らかに詰まったような押し心地になるものが多い印象です。

有線マウス派?無線マウス派?

最近では2.4GHzワイヤレスに対応した無線ゲーミングマウスの選択肢も多くなってきています。

有線ゲーミングマウスは、ケーブルの抵抗感や引きずり感がつきまといます。これは、マウスの移動量が少ないハイセンシ~ミドルセンシの場合だと、マウスバンジーでケーブルを浮かせることで簡単に対策可能です。

しかし、マウスの移動量が多いローセンシの場合は少し厄介です。マウスバンジーに留めるケーブルを長めに余らせておくとマウスパッドとケーブルが接地したり、逆に短めに余らせるとマウスバンジーのアームに引っ張られる感覚が出てきます。

これは本体の背が高くてアームも長めに設計されたマウスバンジー*1を使用することで解決しますが、あまりにセンシが低かったりと環境次第ではケーブル管理がうまくいかないことも。

*1 例として「BenQ ZOWIE CAMADE II」などが挙げられる

そういった場合、2.4GHzワイヤレス対応のゲーミングマウスを選ぶと操作性が劇的に向上します。

最後に

以上、つまみ持ちに適したゲーミングマウスについての解説でした。

当サイトでは、ゲーミングマウスの詳細かつ分かりやすいレビューやティアーリストなども発信しているので、より深く知りたい方はそちらもチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

ミオニ
eスポーツ向け ゲーミング周辺機器のレビュアー
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