つまみ持ちに適したゲーミングマウス10選。デバイスレビュアーが厳選

つまみ持ちに適したゲーミングマウス10選。デバイスレビュアーが厳選

本稿では、つまみ持ちに適したゲーミングマウスを紹介します。

手の大きさ・持ち方の癖は人によって異なるので、あらゆるサイズ・形状の選択肢を提供しています。製品ごとに解説も含めているので、あなたに合う一台を探してみてください。

この記事を書いているミオニ(@mionigg)はデバイスレビュアーとして活動しています。本稿で紹介するゲーミングマウスは全て、実際に所持・使用しているものとなります。

つまみ持ち (Fingertip grip)

つまみ持ち(Fingertip grip)は ”マウスをつまむように持つ”ため、このような名称がついています。

指先の5点でマウスを支え、手のひらと本体に間が空いた状態になります。指を立てるか寝かせるかは人によって分かれます。

つまみ持ちのメリット

  • 指の関節を使った、上下左右への細かな操作が行える
  • 手首で大きな動き、指先で細かな動き、のように繊細なAIMを行える

つまみ持ちのデメリット

  • (浅くつまむ場合) 親指がサイドボタンに届きづらい
  • (浅くつまむ場合) メインボタンの固さが気になる場合がある

つまみ持ちに適したマウスの条件は?

つまみ持ちとの相性が良いマウスの条件って? 以下にて詳しく解説していきます。

形状について

指先まで使った細かいコントロールを行える反面、本体と手のひらの間に十分なゆとりが無ければ安定性に欠けるので、小型のゲーミングマウスと相性が良いです。

また、本体に触れるのは指先のみなので、両サイドが窪んでいたり底面にかけて絞られているものを選べば、指が引っ掛かって持ち上げやすいです。

本体重量について

マウスが軽いと素早く動かすことができますが、余計な指の力が少し加わることでAIMがブレてしまいます。逆に重いとそのような心配は無く、操作の安定性は増す反面、マウスコントロールの機敏さに欠けます

個人的には軽量な方がつまみ持ちのメリットを享受しやすいと感じていますが、ここに関しては好み次第だと言えます。好きな方を選びましょう。

クリック感について

人差し指・中指を手前寄りに配置することになり、他の持ち方に比べて指に力が入りづらいフォームとなるので、あまりに固いクリック感のものとは相性が悪いです。

固さが気になる場合、人差し指・中指を立てると力が入りやすくなると思います。

つまみ持ちにおすすめのゲーミングマウス

つまみ持ちに適したゲーミングマウスを10製品に絞ってご紹介します。

それぞれの製品について解説していますが、なるべく全てを見比べやすいようボリュームを抑えています。より詳しく知りたい方はレビューも参考にしてみてください。

ROCCAT Kone Pure Ultra

小型サイズの左右非対称ゲーミングマウス。通称KPU。他社のどのマウスとも比較しづらい面白い形状で、親指がフィットしやすい左サイドの窪みが大きな特徴。

右サイドは後部が広がっており、真ん中あたりから急な傾斜がある。薬指・小指を寝かせる場合、傾斜が始まる部分に第2関節をあてるとフィットしやすい。指を立てる場合は問題無し。

肉抜き無しで66gの軽量設計。クリック感、表面コーティングすべて高水準。個人的には言うことがなく、現在これをメインマウスとして使用している。

ROCCAT Kone Pure Ultra
価格: -円 (本稿執筆時点)

ROCCAT Kone Pure Owl-Eye

Kone Pure Ultraの前作で、通称KPOE。KPUと異なるのは、滑りづらいが跡が残りやすいコーティング、取り回しづらい編組ケーブル、本体重量が88gであること。

KPUが気になりつつも軽すぎることが引っ掛かっている場合、あえてこちらを選んでも良いと思う。価格面ではこなれている。

ROCCAT Kone Pure Owl-Eye
価格: 5,473円 (本稿執筆時点)

BenQ ZOWIE ZA13

本体後部の背が高いことを特徴とするZAシリーズの最も小さいモデル(3サイズ展開)。本体重量は80gと比較的軽いが、クリック感が固い(しっかりとしすぎている)ところは好みが分かれそう。

指を立てる場合、両サイドの窪みによってしっかりと固定させられる。指を寝かせる場合、薬指と小指のほぼ全体がマウスと接するので安定しやすいように思う。どちらのスタイルも向いている。

BenQ Zowie ZA Series
価格: 8,284円~ (本稿執筆時点)

BenQ ZOWIE FK2

FKシリーズは全体的に平べったい左右対称型。こちらも3サイズ展開のうち最も小さいモデル。

両サイドに深めの窪みがあり、大抵の場合はサイドの3本指がフィットする。ただし面積が狭いので指を寝かせるスタイルには不向き。また、ZAと変わらずクリック感は固め。

同形状で軽いマウスを探している場合、ZOWIE FK2の軽量クローン「Glorious Model O- (Minus)」をチェックしてみてほしい。

BenQ Zowie FK Series
価格: 8,980円~ (本稿執筆時点)

BenQ ZOWIE S2

FKよりも背が高く、ZAよりも後部の高さは抑えられており、2シリーズの中間に位置する。2サイズ展開のうち小さいほうのモデルがS2。

サイドの窪みに3本指が引っ掛かりやすく、後部の膨らみは手のひらを安定させやすいです。クリックの跳ね返りが若干弱いことが懸念点。

BenQ ZOWIE S Series
価格: 8,800円 (本稿執筆時点)

Cooler Master MM710

本体外側に穴が開いた、いわゆる”軽量マウス”。本体重量はわずか52gで、抵抗感なしに軽々とマウスを操作できる。

全長が短めで小さく、お尻が盛り上がった形状。十分に幅があって窪みの位置もちょうど良く、つまんだときに安定感を得られる。

Cooler Master MM710
価格: 5,302円 (本稿執筆時点)

Endgame Gear XM1

新興デバイスメーカーがKana, Kinzu, Senseiの開発に関わったJohnny Rと共に開発したゲーミングマウス。肉抜き無しで70gと軽量、レスポンスが高速なメインスイッチを搭載。

両サイドの窪みが深く、指が引っ掛かって持ち上げが楽に行える。標準で備わっているパラコードの中では最も柔らかくて取り回しやすいことも評価できるポイント。

Endgame Gear XM1
価格: 59.99ドル (本稿執筆時点)

Logicool G Pro Wireless

つまみ持ち特化というよりは、幅広いグリップスタイルに対応する万能な形状。それでいて 80gの軽量設計、ワイヤレス、とハイスペックなゲーミングマウス。

ほんの少し窪んでいる程度で全くと言っていいほど癖がなく、指を立てても寝かせても安定した操作が可能。ただし小さめのサイズ感が好みな場合「全長が長いかも」と感じる可能性有り。

Logicool G Pro Wireless
価格: 14,995円 (本稿執筆時点)

G-wolves Hati Ht-M

上記Logicool G Pro Wirelessのクローン形状。こちらは有線仕様だが、比較的柔らかくて軽いパラコードケーブルを備えているためそこまで気にならない。

本家と比べると、両サイドの窪みがわずかに深くなっており、つまんだ際にグリップ感を得られやすい。前面は穴が開いているがサイドはフラットなので心配無用。

G-wolves Hati Ht-M
価格: -円 (本稿執筆時点)

Razer Viper Mini

”Viper Mini”という名称だが、単にViperを小型化した形状ではない。Viperを縦に数ミリ押し潰したような印象を受け、ゆえにViper Miniの方が背が高い。

ありそうでなかった形状はつまみ持ちと非常に相性が良いが、リフトオフディスタンス(LoD)が長いのが唯一の懸念点。エントリーモデルの位置付けなので、そのぶん低価格で入手できる。

Razer Viper Mini
価格: -円 (本稿執筆時点)

最後に

本稿では、つまみ持ちに適したゲーミングマウスを紹介してきました。最後に全ての製品名と特徴をまとめておきます。やはり小型・軽量なものが大半を占めていますね。

  • ROCCAT Kone Pure Ultra – つまみ持ちのために設計されたといっても過言ではない左右非対称。66gと軽量。
  • ROCCAT Kone Pure Owl-Eye – 上記KPUの前機種。本体重量は88g。
  • BenQ ZOWIE ZA13 – お尻が盛り上がった左右対称マウス。指先に安定感有り。
  • BenQ ZOWIE FK2 – 平べったい左右対称マウス。手のひらとマウス本体の間にゆとりが生まれる。
  • BenQ ZOWIE S2 – 形状はZAとFKの中間にあたる、バランスの取れた形状。80g。
  • Cooler Master MM710 – お尻が盛り上がった小型軽量マウス。ハニカム構造で52gまで削ぎ落されている。
  • Endgame Gear XM1 – 肉抜き無しで70g、両サイドが深く窪んでいる。レスポンスが高速なメインスイッチ。
  • Logicool G Pro Wireless – 中型サイズの左右対称、癖の無い形状。80gの軽量設計、ワイヤレス。
  • G-wolves Hati Ht-M – 上記G Pro Wirelessのクローン形状で、60gの軽量設計。本家よりも両サイドの窪みが深い。
  • Razer Viper Mini – 小型軽量。チャタリング対策で光学スイッチ搭載。廉価センサー採用でLoDが長いのが欠点。

お気に入りの1台を探してみてください。