4114 AERO V2

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4114 AERO V2

4114のゲーミングマウスパッド「4114 AERO V2」に関する情報をまとめました。

4114 AERO V2 スペック

4114 AERO V2

基本仕様

製品名4114 AERO V2 非公開
パッケージフラット
サイズ530 x 490mm
厚み3.5mm
エッジステッチ処理

素材

表面素材
表面の詳細スパンデックス+ポリエステル
肌触り毛羽立ちなし 爪を立てると糸の繊維の凸凹を感じる (Artisan NINJA FX ライデンに近い)
裏面素材ALPHA-CELL Gen2
防滑性A+

操作性

滑りの傾向
初動やや軽い
滑走速度Speed
切り返しやや軽い
表面の硬さSoft
裏面の硬さSoft
静摩擦係数 (ガラス)
動摩擦係数 (ガラス)
硬度44
裏面硬度36
均一性

デザイン

表面印刷あり
カラーネイビー
デザインイラスト

販売サイト

購入先9460
クーポン

4114 AERO V2 レビュー

レビュー用サンプル提供: 4114

1. はじめに

4114のゲーミングマウスパッド「4114 AERO V2」をレビューします。芸術的なデザインに引き込まれる1枚、一体どのような製品なのでしょうか。

2. 基本仕様

パッケージ

二重のフラットパッケージで丁寧に梱包されていました。巻き癖に悩まされることはありません。

デザイン

デザインについては、実在する芸術作品(フランス・バロック絵画の傑作とされるフランソワ・ルモワーヌ作「L’Apothéose d’Hercule」)を再構築し、マウスパッドに落とし込んだものです。(この作品は著作権保護期間が満了し、パブリックドメインになっているので、原画を再構築・加工しての商品化は問題なし)

この深めの色合いであったり、綺麗にグラデーションが出ていたりと、とても雰囲気のある1枚となっています。映像で伝えきれているか分からないですが、実物はめちゃくちゃ綺麗です。

サイズと厚み

530 x 490 x 3.5mm 幅と奥行きのどちらも広めに作られています。幅500mmを超えるものは市場になかなかないので、従来のマウスパッドでは操作スペースが足りないと感じていた人にピッタリです。

エッジ

エッジにはステッチ処理が施されています。縫い目の幅は均一で、見栄えがいいです。滑走面と段差のないフラットな仕上がりで、マウス操作の妨げになることはありません。

2. 素材

サーフェイス

ポリエステルとスパンデックスのツイルサーフェイスは、滑らかで張りのある質感です。

触り心地はつるっとしていますが、爪で引っ掻くと繊維感が表れます(非推奨)。この辺りは「Artisan NINJA FX ライデン」と近いものを感じました。生地がピンと張っているような感じで、クッション自体が柔らかい割に、弾力を感じます。

ちなみにスパンデックスは昇華印刷などの耐久性に優れており、このようなデザインを表現するのには最適な素材だそう。

ベース

ベース材には ALPHA-CELL Gen2 と称するポリウレタン素材が使用されています。

裏面の滑り止めはFlexispotのデスク天板(メラミン化粧板)でうまく機能しました。グリップ力は十分に強く、一度設置した場所から動きません。パッドのサイズが大きいことも良い影響を与えていると思います。

    3. 操作感

    4114 AERO V2
    滑りの傾向スピードタイプ
    初動の軽さやや軽い
    滑走速度速い
    柔らかさMIDとSOFTの中間
    沈み込みによる減速減速しにくい
    縦横の滑り差小さい
    *独自の基準に基づいて評価しています

    4114 AERO V2は スピードタイプ に分類されますが、同系統としては初動にわずかな重さが残るのが特徴です。静止状態ではマウスがある程度その場に留まろうとしながらも、動き始めるとツルツルと滑るのが特徴です。

    • フリック / ワイドフリック
      低摩擦なので振り抜きやすく、クイックな視点移動が行えます。
    • マイクロフリック(微調整)
      初動の抵抗がほどよく残るので、狙った位置で止めやすいように感じます。

    ベースは程よく柔らかいものの、表面にハリと弾力があり、押し付けても減速しにくいです。力んだ状態では震えやぶれがそのままマウスの動きに反映されやすくなるので、ある程度脱力してエイムする人に適しています。

    マウスを深めに持ちながらある程度の力みとともに操作するプレイヤーの場合、止めやすさは感じられないでしょう。一方である程度脱力しながらマウス操作するプレイヤーにとっては、滑りの速さの割には止めやすいと感じやすいはずです。

    縦横の滑りの差は小さいです。低速であらゆる方向にトラッキングしても違和感を感じません。

    湿度の影響は少し受けやすいように感じました。湿気が高まると感触がしっとりとしますが、滑走速度自体の変化はほぼ感じませんでした。

    推奨ユーザー

    強いていうなら、「基本的にクイックで、微調整でほんの少し抵抗がほしい」そんなスピード系マウスパッドを探している脱力エイマーにとって、4114 AERO V2は有力な選択肢になるかと思います。

    4. アームカバー相性表

    「Alpha-Force CORDURA」「EADALI」「KIBU (表)」との相性が良かったです。

    XY45°備考
    ワコール CW-X
    Wallhack
    Alpha-Force CORDURA
    ELECOM×
    Pulsar××
    EADALI
    REJECT
    TRASCO
    ZOWIE
    KIBU(表)
    KIBU(裏)
    AIM1××
    GHOSTGLIDES
    ESPTIGER
    *個体差により結果が異なる場合があります

    5. まとめ

    4114 AERO V2 について詳しく解説しました。

    幅530 x 奥行き490mmという余裕のある操作スペースに芸術作品を落とし込むという、これまでになかったゲーミングマウスパッドです。真っ黒なデスクでもこれ1枚置くだけでかなり映えるんじゃないかと思います。

    操作感は、初動が少し重たいスピード系マウスパッドで、静止時にはほどよい粘りがありつつ、一度動き出すとスピードタイプらしい滑走感。縦横の滑りの差は小さく、湿度で感触がしっとりするものの滑走速度への影響はほぼ感じられません。

    販売価格は9,460円と、布製マウスパッドにしては高価ですが、何より所有欲は満たされるであろう1枚。予算を多めに出せる人で、このデザインと滑りやすい点が気に入ったのであれば、買って損はないのではないかと思います。

    4114 AERO V2 ギャラリー

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