おすすめのゲーミングマウスパッド20選。デバイスレビュアーが厳選

おすすめのゲーミングマウスパッド20選。デバイスレビュアーが厳選

本稿では、おすすめのゲーミングマウスパッドを紹介します。

レビュアーのミオニ(@mioinigg)がさまざまな製品を使用してきた知見を活かし、ゲーミングマウスパッドを失敗せずに選べるように工夫してコンテンツ化しました。ぜひ参考にしてみてください。

ゲーミングマウスパッドの選び方

ゲーミングマウスパッドを選ぶうえで大事な3つのポイントは、

  • 素材と構造
  • サイズ
  • 滑り・止めの傾向 ※スペック表に記載されていない

素材と構造

例えば、以下のような表面素材を使ったマウスパッドがあります。これらはソフト系・ハード系と大きく2つに分類されます。最も主流なのは布製、次いでプラスチック製です。

布製マウスパッドの特徴

布製は最も主流となっている素材で、糸の太さ・織り方によって操作感が変わるのが特徴です。純粋な布製だけでなく、特殊なコーティングが表面に施されたものもあります。

手汗や手垢によって汚れたり、マウスソールとの摩擦によって糸の繊維が潰れたりと、他の素材と比べると劣化しやすいです。しかし最もバランスの良い操作感であるため、まずは布製から試すことをお勧めします。

劣化すると操作感が変わってしまうため、定期的に買い替える必要があります。製品や環境、使用時間によって異なりますが、筆者はざっくりと1~2ヵ月での交換を目安としています。マウスソールの摩耗は少ないです。

滑走面だけでなく、中間層のスポンジの硬さも操作感に影響します。構造の部分ですね。ちなみに国産ゲーミングマウスパッドメーカーArtisanでは、スポンジの硬さを3種類から選べるようになっています(Mid, Soft, Xsoft)。ざっくりと以下の特徴を抑えておくといいでしょう。

  • クッションが硬い:摩擦係数が下がり、滑りが速くなる。
  • クッションが柔らかい:摩擦係数が上がり、滑りが遅くなる。ストッピング性能が向上する。

滑り・止めの傾向

ゲーミングマウスパッドは他のデバイスとは違って、スペックや写真などから操作感(滑り・止めの傾向)を判別する方法が無いです。たまにスペック表に記載されているのを見かけますが、あまりアテになりません…。そもそも基準が存在しないからですね。

つまり、理想のゲーミングマウスパッドに辿り着くには片っ端から使う以外ありません。でもそれでは時間的にも経済的にも厳しい…。そこで本稿では、それぞれのマウスパッドをカテゴリ分けしているので、ある程度は想像しながら選べるかと思います。

サイズ

DPIやゲーム内感度に合わせて、マウス操作に困らない大きさのものを選びましょう。サイズ展開はメーカーごとに異なります。例えばArtisanだと S, M, L, XLの4種類を展開しており、ハイセンシ・ミドルセンシ・ローセンシそれぞれに適したサイズを選べるようになっています。

ローセンシの方は、サイズが小さすぎると満足に操作できないため、幅450~480mmあたりのLサイズ(メーカーによってはXLサイズ表記)を選びましょう。

マウスの操作スペースをキーボードまで乗せられる横長サイズのものもお勧めです。

おすすめのゲーミングマウスパッド

以下からは、おすすめのゲーミングマウスパッドをさまざまなカテゴリに分けてご紹介します。タブを押すと切り替わるので、どんな選択肢があるか確認してみてください。

以下からは、それぞれの製品について詳しく解説していきます。

バランス型ゲーミングマウスパッド

滑りが速すぎず、遅すぎず。癖の少ないものをピックアップしました。

Logicool G640

Logicoolの布製マウスパッド、なぜか国内だとそこそこ安く買えます。筆者の体感ではちょうど中間くらい、滑り・止めのバランスが取れたゲーミングマウスパッドです。

こちらも縁が縫われておらず、端から剥がれたり反り返ったりと、耐久性は低いです。また滑走面の劣化はQcKよりも激しく、当初の滑りやすさが失われやすいです。

Logicool G640
価格: 2,000円 (本稿執筆時点)

Corsair MM300/MM350

軽い滑り出し、ほどよい抵抗感。表面のプリントはセンサーに良い影響を与えませんが、相性問題も発生せず。

MM300がハイセンシ向けの小型・中型、MM350はローセンシ向けの大判サイズに加え、キーボードまで乗せられる横長のモデルも展開しています。

Corsair MM300
価格: 1,945円~ (本稿執筆時点)
Corsair MM350
価格: 3,421円 (本稿執筆時点)

Cooler Master MP510

CORDURAファブリックという素材を使用しているゲーミングマウスパッド。ワークウェアやバックパックにも用いられており、表面に細かな粒が無数に立っているのが特徴です。

汗を吸い込まず、滑走面が劣化しづらいというメリットがあります。非常に軽い初動、滑らせると少し抵抗感があり、制止しやすい。一般的な布製マウスパッドでは、糸の太さや織り方などを工夫してもこのような操作感にはなりづらいのではないかなと思います。

Cooler Master MP510
価格: -円 (本稿執筆時点)

Artisan 零(ゼロ) Soft

口コミだけで海外にまで広がった日本のゲーミングマウスパッド専門メーカー。滑り・止めのバランスがよく、Artisanが気になるならまず最初にこれを試しておけばいいと思う。

Artisanは、中間層のスポンジの硬さを選択できます。Midは硬いので滑りが速く、XSoftはとても柔らかいので制止力に長け、Softは中間。Xsoftを好んでいた時期もありましたが、最も優れているのはSoftという意見に落ち着きました。

Artisan 零 Soft
価格: 2,380円~ (本稿執筆時点)

Artisan 飛燕(ヒエン) Soft

摩擦の少ないザラついた表面、それなりに滑る割にはストッピング性能も高い。ピーキーな滑走面。好きな人にはめちゃくちゃ刺さると思います。ちなみに横と縦で摩擦が異なります(横のほうが滑る)。

Artisan 飛燕 Soft
価格: 2,010円 (本稿執筆時点)

BenQ ZOWIE G-SR-SE

上記のG-SRに表面コーティングを施したモデル。G-SR特有の優れたストッピング性能は”ほんの少し”受け継いでいるものの、すごくバランスの良いものに落ち着いています。基本的にはG-SRとは別物だと考えたほうがいいです。

これといった特徴を挙げるのは難しいけど、使い続ける層がやたらといる印象。やたら「耐久性が低い」と言われていますが、個人的にはG-SRと劣化の進行度は変わらないと思います。

BenQ ZOWIE G-SR-SE
価格: 4,529円 (本稿執筆時点)

PureTrak Talent

中間層のスポンジが分厚いので見た目はQcK Heavyに似ているが、滑りやすい滑走面を備えるゲーミングマウスパッド。スポンジは硬く、沈みによる制止力も多少は得られるが、どちらかと言うとスピード寄り。

PureTrak Talent
価格: 3,490円 (本稿執筆時点)

Xtrfy XTP1

XTP1にはさまざまな種類がありますが、実はスポンジの硬さが異なります。中でも最もスポンジが柔らかいf0rest Editionが、滑りの速さと沈み込みによる止めを両立していてお勧め。

Xtrfy XTP1 f0rest Edition
価格: 4,862円 (本稿執筆時点)

Mionix Alioth

湿気にはすこぶる強いのに、汚れに弱い(表面が汚れやすい)という性質を持つゲーミングマウスパッド。比較的安く手に入りますし、”布製”にこだわりがあり、いつも同じ操作感でゲームに臨みたい方にお勧め。

Mionix Alioth
価格: 1,618円~ (本稿執筆時点)

スピード系ゲーミングマウスパッド

次に、滑りが速いゲーミングマウスパッドをご紹介します。FPSでは、敵を追いかけ続けるトラッキングAIMや、視点を大きく動かす至近距離の戦闘に長けています。

Artisan 紫電改(シデンカイ) XSoft

滑走面に細かなガラスの粒が散りばめられた特殊コーティング系。筆者の体感では、布製で最も滑るゲーミングマウスパッドです。雷電と比較した際、紫電改のほうが表面材質が硬く、滑らせている感覚がハード系に近い印象を受けます

布製との違いとして、手汗がしみこまないのが利点だと言えます。かといって耐久性が高いわけではなく、表面のガラス粒が剥がれ落ちていくにつれて滑り性能が劣化していきます。極めてピーキーな特性ですが、とにかく滑りの速さを求めているという方にお勧めです。

Artisan 紫電改 XSoft
価格: 2,526円~ (本稿執筆時点)

BenQ ZOWIE GTF-X

通常、ザラザラとした滑走面のマウスパッドは、高摩擦で滑りが遅い傾向にあります。しかしGTF-Xはザラザラとしていながら、発泡性の固い素材が使用されており、抵抗感が少なく滑りの速いサーフェイスとなっています。

当初は「プラスチック製に近い滑り」と評されたGTF-Xですが、現在の立ち位置としては”布製の中でも滑りが速いほう”って感じ。

BenQ ZOWIE GTF-X
価格: 5,583円 (本稿執筆時点)

Xanova Phobos M

プラスチック製としては非常に珍しい、中間層にクッション性のあるゲーミングマウスパッド。”沈みによるストッピング性能”も期待できるという、ハード系らしからぬ独特な操作感となっています。とある界隈でかなりの評価を得ており、筆者個人としても優れていると思います。

サイズが小さいので、ローセンシの方には不向き。

Xanova Phobos M
価格: 1,947円 (本稿執筆時点)

Logicool G440

プラスチック製ゲーミングマウスパッド。これといった特徴は無いですが、こなれた価格で入手しやすい製品。プラパッド入門に良いかも。

寸法は340mm×280mmとMサイズ相当、ローセンシの方には不向き。

Logicool G440
価格: 2,800円 (本稿執筆時点)

Xtrfy GP3 Heaton

サイズが430×350mmとプラパッドにしては大きい(Lサイズ相当)ので、ローセンシの方も問題無く使用可能。

Xtrfy GP3 Heaton
価格: 5,577円 (本稿執筆時点)

SkyPAD Glass 2.0

ガラス製のゲーミングマウスパッド。布製より滑り、プラスチック製より止まる、ハード系としては独特な傾向。ガラスにパターンを焼き付けているので摩耗に強く、手入れもクリーナーで拭き取るだけと簡単。

SkyPAD Glass 2.0
価格: 60.95€ (本稿執筆時点)

コントロール系ゲーミングマウスパッド

滑りは遅いけど、ストッピング性能に長けたゲーミングマウスパッド。対象を追いかけるトラッキングAIMは苦手だが、遠距離のフリックAIMが決まりやすくなる。

SteelSeries QcK

ド定番と言っていいゲーミングマウスパッド QcK シリーズ。仲間内ではFPS初心者には昔からコレを勧める風潮があるほど。

一般的なマウスパッドよりも滑りますが、ゲーミングマウスパッドとしては滑りは遅く、いわゆるコントロール系に分類されます。湿気に弱く、縁が剥がれてくるなど耐久性は低いです。

QcK mini (小型)、QcK (中型)、QcK+ (大型)の3サイズが展開されています。

SteelSeries QcK+
価格: 1,664円 (本稿執筆時点)

SteelSeries QcK Heavy

QcK miniやQcK+との違いは、中間層のスポンジが厚いこと。表面のうねりを感じづらく、厚みによってマウスが沈むため滑りが遅くなる=制止しやすい と言えます。ただしHeavyの方が湿気に弱いです。

筆者はQcK+とQcK Heavyのどちらも長期間使用していましたが、個人的には操作感が全然違う(Heavyの方がストッピング性能に長けている)と感じます。しかし人によってほぼ同じと感じるようで…難しいところ。

SteelSeries QcK Heavy
価格: 3,273円 (本稿執筆時点)

BenQ ZOWIE G-SR

今回紹介する中でもトップクラスのストッピング性能を有するゲーミングマウスパッド。しかし特定の状況下では非常に滑りが遅いと感じることもあり、やはり「滑る」と「止まる」はトレードオフの関係性ということが分かる。

BenQ ZOWIE G-SR
価格: 5,031円 (本稿執筆時点)

Glorious Mouse Pad

粗めの滑走面で、遅い滑り、高いストッピング性能。またクッション性はさほどなく、表面のみで一定の摩擦を与えるタイプ。マウスの本体重量を問わず、近しい操作感を得られます。

Glorious Mouse Pad
価格: 1,529円~ (本稿執筆時点)

Xtrfy GP2

抵抗感のあるザラザラとした表面、今回紹介した布製の中では最も遅い滑り。ストッピング性能に長けているが、一定の滑り性を保っており、詰まりもなくトラッキングもそれなりにこなせる。

Xtrfy GP2
価格: 3,575円 (本稿執筆時点)

ゲーミングマウスパッドに関するQ&A

  • 初心者向け
  • 普通のマウスパッドとどう違う?
    種類が多種多様で、操作感を自分の好みに近づけられます
    センサーがマウスの動きを正確に読み取れるよう設計されています
  • 操作感ってモノによって結構変わる?
    感じ方は人によって異なりますが、本当に変わります。
    高摩擦なものでは、マウスを少し滑らせた段階で「強い抵抗を感じるな」とか。
  • 最初の1枚だとどれがお勧め?
    一概には言えませんが、価格の安いSteelSeries QcK+やLogicool G640は最初の1枚にお勧めできます。
    どちらも扱いやすいので、独特な操作感のものを最初に選ぶよりかは無難だと思います。
  • 買う前の疑問
  • マウスセンサーとの相性って?
    マウスパッドの表面素材によっては、マウスのセンサーが正確に読み取ってくれない場合があります
    相性問題が多く報告されている代表的なマウスパッドは「Artisan 雷電」など
    ほとんどの場合は気にしなくていいですが、一部のマウスパッドでは注意が必要です
  • マウスソールとの相性って?
    マウスソールの形・大きさ・素材によって、同じマウスパッド上でも操作感が変わります
    人によって感じ方が異なるため、どの組み合わせが相性が良いとは一概には言えません
  • マウスパッドの寿命は?交換時期は?
    個人的な意見ですが、布製マウスパッドならば長くても2ヵ月の交換が目安です
    徐々に劣化していくので操作感の変化に気付きづらいですが、滑りが劣ったと感じたら交換すべきです
    他の素材は布製と比べると表面が劣化しづらいですが、一概には言えません
  • 買った後の疑問
  • メンテナンス方法は?
    コロコロで表面の細かな埃などを取り除き、アルコールティッシュで拭き取ります
    コーティングが施されている布製マウスパッドの場合、水洗いなどすることはお勧めしません
    裏面が滑り止めラバーになっている場合、定期的に水拭きすると防滑性を保てます
  • 巻き癖の取り方は?
    通常使用しつつ、巻き癖が取れづらい端のほうに重いものを載せておきます。
    それでも解決しない場合は、以下の方法を試してください
    ・中間層のスポンジ部分にドライヤーをあてたあと、軽く逆巻きする
    ・熱湯に浸したあと、軽く逆巻きする
    ※表面が傷んだり操作感に変化が生じる可能性が高いので自己責任で。

最後に

おすすめのゲーミングマウスパッドを紹介してきました。もちろん他にも様々な種類はありますが、筆者が優れていると感じるものに絞って紹介しているので、良ければ試してみては。

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