GravaStar Mercury X Pro

GravaStarのゲーミングマウス GravaStar Mercury X Pro に関する情報をまとめました。
GravaStar Mercury X Pro について
GravaStar Mercury X Pro | |
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技術仕様 | |
製品名 | GravaStar Mercury X Pro 非公開 |
MCU | Nordic nRF52833 |
センサー | PixArt PAW 3950 |
解像度 | 32,000DPI |
ポーリングレート | ~ 8,000Hz |
LOD | |
Motion Sync | |
ボタン数 | 5 |
スイッチ | |
スイッチ | |
デバウンスタイム | |
クリック遅延 | 0.769ms |
接続 | 無線 |
バッテリー容量 | 400mAh |
バッテリー持続時間 | |
充電端子 | USB Type-C |
ソフトウェア | Webドライバー |
寸法 | |
サイズ | 6 L |
形状 | 対称 |
最大幅 | 63.5mm |
全長 | 124.6mm |
高さ | 40.5mm |
重量 | 49g |
デザイン | |
カラー | Black, Silver |
デザイン | 単色 |
表面仕上げ | マット |
滑りづらさ | C |
販売サイト | |
購入先 | 22000 |
クーポン | – |
GravaStar Mercury X Pro レビュー
結論、デザインが気に入ったのであれば検討の価値があるゲーミングマウスです。
シェル

マグネシウム合金フレームを採用し、ユニークなデザインと本体重量49gという軽さを両立しています。
シェルのクオリティはとても高いように思います。トップシェルの大部分には穴が空いていたり、両側面にはスリットが入っていたりしますが、力強く握り込んでもたわむことはありません。トップシェルとボトムシェルの接合部は隙間なく、しっかりと噛み合っていて、軋んだりすることはありません。
コーティング
マウスシェル表面(メインボタンの部分)は滑りやすいです。また、本体の真ん中から後部にかけて大部分に穴が空いているので、指の付け根や手のひらに十分なグリップ感が得られなかったり、不快感を感じる可能性があります。両側面のスリットでも同様のことが言えますが、こちらは位置さえ合えば指先を嵌めて固定することもできるので、人によってはポジティブに作用する場合があります。
メインボタンと両サイドに貼り付けられるグリップテープが付属しており、スリップを防止することはできますが、マグネシウム合金シェルの質感の良さが損なわれてしまう点には注意が必要です。
形状と軽さ
寸法は63.5 x 124.6 x 40.5mm ラージサイズに分類できます。本体重量は49gと、サイズを考えると非常に軽量です。

本製品は「ジープロ」こと Logicool G Pro X Superlight のクローン形状となっています。プロシーンでも高い使用率を誇っており、多くのユーザーに愛されるマウスなので、これに近い形状であることはポジティブに捉えられるかと思います。
本体を横から見ると、真ん中辺りの背が最も高く、後ろ端ギリギリまで高さが残っていることがわかります。手のひらでしっかりとホールドすることできます。

両側面にはいわゆる「くびれ」がほとんどないのが特徴。カーブが非常に緩やかで、それぞれの指の配置を制限されづらいです。
この形状の強みは、グリップする時のフォームを自由に調整できることです。しかし、実際に持って試してみないことには自分に合うかどうかが分からないという弱みも併せ持っています。特定の持ち方で抜群にフィットするような設計とは違い、しっくりとくるフォームを模索する必要があります。
幸いなことに、本家「ジープロ」は大手家電量販店を含む多くの店舗で展示されているので、実際に触って試すことができます。本製品は至るところに穴が空いているため、本家と全く同じ握り心地とはいきませんが、シルエットの再現度はかなり高いので、不安な方はぜひ本家の形状をチェックしたうえで検討してみてください。
マウスソール

小さなマウスソールが四隅に1枚ずつ標準搭載されており、交換用に同じものが1セット付属します。
標準マウスソールはブラックのPTFE製で、滑りは控えめなタイプです。エッジを丸める処理が施されており、パッド表面との余計な摩擦を生まず、滑らかに滑ります。
マウスソールのガイド枠がとても狭いので、大きなマウスソールを貼り付けての使用は不可能です
性能
最先端のスペックとまではいきませんが、十分に高性能なゲーミングマウスです。

8Kドングルが同梱されています。もちろんマウス本体とデザインが統一されています。
MCUにはNordic製 nRF52833を採用しており、無線接続時 ポーリングレート最大8,000Hzに対応します。ポーリングレート8,000Hz設定時のクリック遅延は約0.7msでした。1ms未満に収まっていて十分に高速であると言えますが、より優れた性能でサイズ感が近いゲーミングマウスは多く存在します。
評価 | メーカー / 製品名 | 接続 | 形状 | サイズ | 重量 | スイッチ | クリック遅延 | 購入先 |
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7 未評価 | GravaStarMercury X Pro | 無線 | 対称 | 6 L | 49g | 0.769ms | 22000 | |
1 God tier | LogicoolG Pro X Superlight 2 Dex | 無線 | 非対称 | 6 L | 60g | 光学 | 0.199ms | 24500 |
1 God tier | LAMZUMaya X | 無線 | 対称 | 6 L | 47g | 光学 | 0.35ms | 19140 |
1 God tier | RazerViper V3 Pro | 無線 | 対称 | 6 L | 54g | 光学 | 0.432ms | 26480 |
1 God tier | LogicoolG Pro X Superlight 2 | 無線 | 対称 | 6 L | 60g | 光学 | 0.199ms | 24500 |
1 God tier | WLMOUSEBeast X Max | 無線 | 対称 | 6 L | 42g | 光学 | 0.339ms | 23800 |
バッテリー容量は400mAhと比較的に大きめです。ポーリングレート8,000Hz設定時、約18時間の連続使用が可能でした。
ソフトウェア
追記予定
結論
GravaStar Mercury X Proについて詳しく解説しました。
- 「G Pro X Superlight 2」ライクな形状で、本家よりも約10g軽量。
- 大部分に穴が空いているのでグリップ感に影響が出る。両側面のスリットは指先を固定するのに役立つ場合があり、人によってはポジティブに作用する。しかし、マウスシェル表面は滑りやすく、指や手のひらをしっかりと保持するためにもグリップテープで対策するのが無難。
- 性能は十分に高い。しかし、トップ層と比べるとやや劣る。レイテンシーや安定性は本家の方がやや優位。
ハードウェアの品質は高く、性能も必要十分でした。多くのゲーミング周辺機器が無難なデザインに収まる中で、本製品の遊び心のあるデザインはとても魅力的です。最上級の性能にこだわっておらず、GravaStarの独特な世界観に惹かれる場合、前向きに検討する価値があると思います。
GravaStar Mercury X Pro ギャラリー














