Razer DeathAdder V3 Pro レビュー

Razer DeathAdder V3 Pro レビュー

本稿では、Razerのゲーミングマウス「Razer DeathAdder V3 Pro」のレビューをお届けします。

Razer DeathAdder V3 Pro
価格: 21,780円(執筆時点)   Amazon

この製品について

Razer DeathAdder V3 ProはViper V2 Proと並ぶフラッグシップ機で、Razerの最新技術が詰め込まれたワイヤレスマウスです。この製品自体は2022年8月に発売されたものですが、先月の価格改定で3000円ほど値下がりして手が出しやすくなりました。

従来のDeathAdderシリーズから形状が変更されていますが、かぶせ持ち向けの大きめエルゴノミクス形状という点は変わらず、本体重量はわずか63~64グラムに抑えられています。Razer Focus Proセンサー、第3世代Razerオプティカルマウススイッチを搭載し、別売りのドングルと併用するとワイヤレス接続時もポーリングレート4kHzで動作可能です。

製品仕様とスペック

カラー ブラック/ホワイト 表面 マット
形状 左右非対称 サイズ 68.0 x 128.0 x 44.0mm
本体重量 63~64g ボタン数 5つ
センサー Razer Focus Pro 30K 解像度 最大30,000dpi
最大加速度 70G 最大速度 750IPS
ポーリングレート 最大4000Hz エンコーダー
デバウンス スイッチ Razer Optical (Gen3)
接続方式 2.4GHzワイヤレス ケーブル パラコード
ソール 100%PTFE ライティング 非搭載
ソフトウェア 対応 メーカー保証 1年間

バリエーション

通常版はブラック・ホワイトの2色展開となっています。Razer公式ストアでは、League of LegendsのレジェンドプレイヤーであるFakerのレッドカラーのシグネチャーモデルが発売されています。

パッケージと内容物

Razer DeathAdder V3 Proのパッケージの内容物は以下の通りです。

  • マウス本体
  • USB Type-C to USB Type-A ケーブル
  • 延長アダプタ
  • USBレシーバー
  • グリップテープ
  • 取扱説明書 / ステッカー

パフォーマンス

接続とバッテリー

接続方式

Razer DeathAdder V3 Proは2.4GHzワイヤレスに対応しています。付属のUSBレシーバーをPCに接続し、マウス底面のボタンを長押しして電源を入れると動作します。このボタンは短く押すとDPIボタンとしても機能します。延長アダプタとケーブルが付属しており、マウスとレシーバーの距離を近づけて使用できます。

検証中、ワイヤレス接続で正常に動作し、長時間連続で使用していても不具合は発生しませんでした。

別売りの拡張アクセサリ「Razer HyperPolling Wireless Dongle」を導入することで、ワイヤレスでポーリングレート4,000Hzでの動作が可能となります。これはRazer Viper V2 Proとも互換性があり、Razer公式ストアから税込み4,590円+送料990円で購入できます。

バッテリーと充電

Razer DeathAdder V3 Proのバッテリー持続時間は最大90時間です。こまめに充電する必要がなく快適に使用できます。付属のUSB Type-Cケーブルによって短時間でのバッテリー充電が可能です。

マウスを動かさないまま一定時間経つとスリープモードに移行し、余計なバッテリー消費を防ぐことができます。また、バッテリー充電中には有線マウスとして使用することも可能です。

ビルドクオリティ

Razer DeathAdder V3 Proは高いシェルの組み立て精度と申し分ない強度を備えています。マウスを強めに握ってもカタついたり軋んだりはせず、本体を激しく振っても音は鳴りません。また、トップシェルとサイドシェルの継ぎ目もほぼ見えません。

ただし、ホイールの機構のわずかな隙間が原因で通常使用においてもカタつきが気になるような個体もあるようです。筆者の個体は無理やり指で動かすと左右に動きはしますが、この程度の遊びは他のゲーミングマウスでも見られるもので、普通に使用している分には特に問題ありません。

グリップ性能

Razer DeathAdder V3 Proのグリップ性能はやや低いですが、多くの超軽量ゲーミングマウスと比べて滑りづらいものです。Viper V2 Proよりも表面のテクスチャが細かくて若干グリップ性が高く、G PRO X SUPERLIGHTよりも劣ります。

表面は乾いた質感で若干ザラつきがあります。適度に手汗をかいた状態では多少のグリップ性が得られますが、極度に手が乾燥していたり手汗の量が多いと滑りやすいです。触った部分には跡が残りづらく、汗や皮脂による汚れは目立ちづらいです。

マウスの形状に合わせてカットされた専用のグリップテープが付属しており、メインボタンとサイドに貼り付けられます。厚さは実測値0.49mmです。十分に滑り止めの機能を果たしてくれるので、そのままで使用してみて表面の滑りが気になった方は貼り付けてみてもよさそうです。この手のグリップテープは多量の手汗によってグリップ性が弱まるので注意が必要です。

本体重量

Razer DeathAdder V3 Proの本体重量はメーカー公称値63~64g、実測値が60.7gでした。筆者の個体が公称値よりも2.3~3.3g軽かったように、個体によって若干の誤差がありそうです。

大型のワイヤレスマウスとしては最軽量クラスで、軽いマウスを好む方の選択肢にも含まれます。

DeathAdderシリーズの前作である「Razer DeathAdder V2 Pro」は本体重量88gで、約24gの軽量化が図られています。従来のDeathAdderとは異なる形状に刷新されていてサイズ感も以前より若干大きくなっているので、かなり構造が最適化されていると言っていいでしょう。

重量バランス

重心はセンサー付近、ほぼ中心にくるよう調整されています。大半のゲーミングマウスはこれと同じように重心が中央辺りに調整されているので、他のマウスかRazer DeathAdder V3 Proに乗り換えても違和感は出づらいと言えるでしょう。また重量バランスに優れており、サイズが大きいものの偏りはありません。

形状と大きさ

Razer DeathAdder V3 Proの寸法は68.0 x 128.0 x 44.0mmでラージサイズに分類できます。

従来のDeathAdderから形状が刷新されていますが、かぶせ持ち向けのエルゴノミクス形状という点は共通しています。DeathAdderは各部に深いくびれや窪みがあって細かく造形されていたのでグリップしたときにメリハリが感じられたのですが、DeathAdder V3 Proは既存のIE3.0クローン、もっと言えばZOWIE EC1に近い形状になっていま。

本体を横から見ると、真ん中辺りが最も背が高くなっています。手を自然に被せたときの角度に合わせて造形されており、手のひらが乗っかる真ん中から後ろ側にかけては角度が急に、人差し指と中指が乗っかる前側は緩やかに降りていきます。

DeathAdder特有の左サイドの深いくびれは無くなり、ZOWIE ECのような緩やかにカーブしたものになっています。

右サイドはIE3.0クローンでよく見かけるものです。わずかに手前側が膨らんでいて、薬指と小指の指先がくる辺りがわずかに窪んでいます。

エルゴノミクスマウスでよく見られる右から左にかけて背が低くなっていく設計。手をパーの形にして力を抜いたときのフォームを確認すると、この角度が人間工学に基づいたものであることが分かります。

メインボタンはU字状に窪んでいて、人差し指・中指を寝かせたときに収まりがよく、指をどこに配置すればいいかしっくりくるかを誘導するガイドの役割も果たします。

メインボタンは左右で高さが異なります。左側のほうが背が高く、左から右にかけて緩やかに降りていくデザインです。

Razer DeathAdder V2 比較

DeathAdder V3 Proは従来のDeathAdderシリーズのような各部に深いくびれや窪みが撤廃されています。親指側のカーブが緩やかに、メインボタンのU字状の窪みもほどほどになり、横から見ると前側・後ろ側の背の高さもほどほどに残されていることが分かります。

以前よりもそれぞれの指の配置を動かしやすくなり、持ち方の自由度が上がったように感じます。それと同時に、良い意味でも悪い意味でもDeathAdderの特徴は削ぎ落され、よく見かけるかぶせ持ち向けのエルゴノミクスマウスの形状に近づいたような印象も受けます。

Zowie EC1-C 比較

形状もサイズ感も似ているように見える2機。全長と高さはEC1に近いですが本体幅はEC2に近いので、DeathAdder V3 Proは手が大きい方にとってはやや小ぶりに感じられ、平均的な手の大きさでジャストフィットする印象です。

ZOWIE EC1と比べるとDeathAdder V3 Proの方が本体後部の背が低いため、手のひらのホールド感がやや物足りなく感じる可能性があります。また、DeathAdder V3 Proの方がの方が細身かつ右に降りていく角度が急なので、手のひらの幅が広いと若干窮屈に感じる可能性があります。

持ち方の相性

前置き:筆者の手の大きさは幅9.5cm 長さ18.5cmで、日本人男性の平均サイズとなります。指の太さや長さ、それぞれの持ち方での細かな癖など、さまざまな要因によって感じ方が異なる可能性があります。

かぶせ持ち

かぶせ持ちとは相性が良いです。サイズ感はZOWIE EC1に近い、やや大きめのものです。筆者のような平均的な手の大きさでジャストフィットします。

手を自然なフォームのまま覆い被せたときの角度に合わせて造形されており、それぞれの指先の配置もすんなりと決まります。やや本体後部が低めに設計されているので、手のひらへのホールド感は少ないです。この辺りもZOWIE EC系統に近く、Logicool G703やOUTSET AXのような手のひらへの圧迫感が強いエルゴノミクスマウスが好みの方には不向きです。

サイドボタンとホイールの配置は適切で、どちらにも指が届きやすいです。

つかみ持ち

つかみ持ちとも相性が良いです。つかみ持ちは推奨サイズがぐっと広まり、かなり手が大きめの方でも扱えるサイズ感です。筆者のような平均的な手の大きさだと大きく感じます。

左サイドの緩やかなカーブは親指の腹で支えるのに適しています。右サイドの前側がハの字に広がっておらず縦一直線になっているので、薬指を縦に置くことで指先に力を入れやすくなります。これといって干渉する部分がなく、持ち方が決めやすく操作も安定しやすいです。

つかみ持ちで考えられる範囲ではメインボタンの押し心地にはほぼ変化なく、どの深さでグリップしても快適です。サイドボタンやホイールの配置も適切で、どちらにも指が届きやすいです。

つまみ持ち

つまみ持ちも相性は悪くないです。全長が長くて背も高いのであえてこれを選ぶ必要性は感じられませんが、サイドのカーブが緩やかなので指先で固定しやすく、これといって干渉する部分はありません。

メインボタンはホイールより1センチほど手前側で押し込んでもクリック感の変化はごく僅かで、浅めにつまみ持ちしても快適に押し込めます。ただし奥側のサイドボタンとホイールに指が届きづらくなるので、かなり浅くグリップするには不向きです。

スイッチ

メインボタン

メインボタンのマイクロスイッチには第3世代Razer Optical Mouse Switchが採用されています。これはRazerが独自に手掛ける光学式スイッチで、二重クリック(いわゆるチャタリング)の問題を排除しつつ、0.2msの応答時間と9000万回の耐久性を謳うものです。同スイッチを搭載する本機とViper V2 Proは、海外テックレビュアーの計測結果からもクリック遅延が非常に少ないことが明らかになっています。

押し心地は固くもなく柔らかくもなく。総ストロークは短めで、プリトラベル・ポストトラベルともに程よく、跳ね返りの強さも適切です。連打もホールドも快適にこなせます。

クリック時の感触はまだメカニカルとは異なるものの、かなり近づいてきてはいる印象です。特にG PRO X SUPERLIGHTと押し比べると、差が縮まっていることが実感できます。光学式スイッチ特有の独特のバンプ感と、メカニカルスイッチとかけ離れた軽快なクリック音は好みが分かれそうな部分ではあります。

メインボタンが分離したセパレート設計により、押し込む場所によるクリック感の変化が抑えられています。ホイールの1センチ手前側までは押し心地に大きな変化はなく、浅めにグリップしても快適にクリックできます。根元の方を押し込むと押下圧と跳ね返り感が増しますが、この辺りを押すのは普通では考えられないので問題ありません。優れたフィーリングのまま押し込める範囲が広く、かなり優秀な設計であると言っていいでしょう。

サイドボタン

サイドボタンは従来のDeathAdderシリーズと同様にかなり大きく、本体から程よく飛び出しています。エッジは面が取られていて、親指をスライドさせても引っ掛かりません。ボタンの配置は適切で、かなり浅めのつまみ持ちを除けば両方のボタンに指が届きます。

押し心地は固くもなく柔らかくもなく。ストロークが短くて瞬時に押しやすく、カチッとハッキリとした感触が親指に返ってきます。押し心地・アクセスしやすさの両方がとても優れていて、FPSでキャラクター操作にかかわる重要なキーを割り当ててもうまく機能します。

ホイール

ホイールは本体からしっかりと飛び出しています。ゴムリングに入った水平方向の切り込みが適度に指に引っ掛かり回しやすいです。

回し心地はやや軽めで弱めのノッチ感があり、ハッキリとした分離感は得られません。そこまで悪くないですが最近のマウスにはこれより優れた感触のものが多い印象です。軽めのホイールが好みの方には合いそうです。1ノッチ単位の細かな操作が求められるシーンには不向きなので、ジャンプなどのキャラクターコントロールに関わるキーをバインドする場合は注意が必要です。

ホイールクリックは固くもなく柔らかくもなく。最低限の力で押し込むことができて誤作動もしづらい、ちょうどいい固さに調整されています。クリック時のフィーリングはコトコト系で、指先にハッキリとした感触が得られます。咄嗟の判断で素早く押し込むことができるので、頻繁に使用するキーをバインドしてもうまく機能します。

センサー

Razer DeathAdder V3 Proは、PixArt提携のフラッグシップセンサー「Razer Focus Pro 30K」を搭載しています。最大30,000DPI、最大速度750IPS、最大速度70Gに対応。初期DPIは400 – 800 – 1600 – 3200 – 6400の5段階で、本体底面のDPIボタンを短く押すと切り替わります。

センサーの挙動を可視化するツール「Mouse Tester」での検証に加え、『VALORANT』と『Apex Legends』でもプレイテストを行った結果、センサーが正常に動作していることを確認できました。

* 付属の延長アダプタ・ケーブルを使用し、マウス本体とUSBドングルを近付けた状態で検証。DPIは400, 800, 1600, 3200で、ポーリングレートは1000Hz、マウスパッドは「BenQ ZOWIE G-SR-SE Rouge」。環境によって結果が変動する可能性があるので、あくまで参考程度にお願いします。

MouseTester: xCounts

MouseTester: xSum

Motion Syncは常時有効化されており、ユーザー側で無効化するオプションはありません。

センサー遅延

無線モデルのほうは、別売りの「Razer HyperPolling Wireless Dongle」を導入することで、ワイヤレスでポーリングレート4,000Hzでの動作が可能となります。

一般的な1000Hzよりもポーリングの間隔が狭い4000Hzや8000Hzのほうが、センサーやクリックの遅延は少なくなってレスポンスが高速になります。

ここでいう遅延の単位はミリセカンドで、言い換えると1ミリ秒、0.001 秒です

例えば、Motion Sync機能を搭載するゲーミングマウスの大半は、モーションシンクの設定を有効にするとポーリングレート1000Hzの動作で約1msの遅延が生じることが報告されています。1msの遅延はハッキリと体感できるようなものではないので神経質になる必要もありませんが、プロレベルでパフォーマンスを突き詰めるのであれば考慮すべき項目だと個人的には考えています。

このxCountグラフはRazer Viper V2 Pro(1kHz,緑)をRazer DeathAdder V3 Pro(4kHz,青)にぶつける瞬間を記録して、片方のマウスの移動速度が急激に低下するタイミングともう片方のマウスが動き出すタイミングからセンサーの遅延を割り出したものです。このグラフから、ポーリングレート4000Hzは1000Hzと比べて約2.5~3ms遅延が抑えられることが分かります。この結果を見ると、4kHzドングルを導入する価値は大いにあると言っていいと思います。

この動画を撮っている時点では4KドングルはRazer公式ストアでしか取り扱いがなく、価格が税込み4,590円、送料を1000円ほど取られてだいたい5600円くらい掛かりました。海外発送なので到着まで1週間ほど掛かります。この4Kドングル、DeathAdder V3 ProとViper V2 Proを使っている人は必ず使ったほうがいいレベルのアクセサリなので、ぜひとも日本での入手性を改善してほしいところです。

* DeathAdder V3 ProとViper V2 Proどちらもファームウェアを最新の状態に更新済み

センサー位置

Razer DeathAdder V3 Proのセンサーはマウス本体の真ん中よりもやや後ろ側に搭載されています。

* センサーの位置が変わると、手首を支点にしてマウスを動かしたときのカーソルの移動量に差が出ます。一般的には、手首の動きを細かく捉えられることから、センサーが真ん中よりも前側に寄っているものは優れているとされており、後ろ側に寄ったものは好まれない傾向にあります。

マウスソール

Razer DeathAdder V3 Proにはデフォルトで上側に2枚、下側に1枚の100%PTFEソールが貼り付けられています。

操作感はスピードを重視したもので、初動がスムーズで滑りも速いです。エッジは適切に処理されていて、滑走面が粗かったり中間層や柔らかいマウスパッドと組み合わせても引っ掛かりません。標準ソールとしてとても優秀なものです。

設定・ソフトウェア

Razer DeathAdder V3 Proは、Razer製デバイスの統合ソフトウェア「Razer Synapse」に対応しています。以下のURLよりダウンロード可能です。

Razer Synapse:https://www.razer.com/jp-jp/synapse-3

最低限の設定項目が揃っています。Razer Focus+やRazer Focus Proといったセンサーを搭載したRazerのゲーミングマウスは、他のゲーミングマウスと比べてリフトオフディスタンスに関する設定が詳細に行えるという強みがあります。デバウンスタイムはユーザー側で調整できない仕様ではあるものの、そもそものクリック遅延が少ないので問題ありません。

結論とターゲット

「Razer DeathAdder V3 Pro」は、現状もっとも優れたスペックを有するかぶせ持ち向けエルゴノミクスマウスです。別売りのドングルを導入するとワイヤレス接続でポーリングレート4kHzでの動作も可能で、とにかく遅延が少なくトップクラスの反応速度を実現しています。

形状は従来のDeathAdderシリーズからZOWIE EC1に近いものに変更され、かぶせ持ちユーザーにとっては好みの分かれづらいものになった印象。この系統のエルゴノミクスマウスは手のひらへのホールド感が少ないので、Logicool G703やOUTSET AXの形状が好みという方には適しません。

より感触がメカニカルに近づいた光学式スイッチ、従来のDeathAdderを受け継いだ大きめのサイドボタンなど、スイッチ周りはとても優秀です。ホイールは回し心地が緩めでハッキリとは分離感を得られませんが、そこまで悪いわけでもなく好み次第と言えます。

結論として、「Razer Viper V2 Pro」も含めたRazerのフラッグシップ機は極めて優秀で、特に性能面ではほとんどのメーカー・マウスを圧倒しています。ZOWIE EC1に近いやや大きめのエルゴノミクスマウスを愛用していて、予算を組めるのであればベストな選択肢と言えます。

本機と併せて「Razer HyperPolling Wireless Dongle」の導入もお勧めですが、現在は入手先がRazer公式サイトに限られています。1000円近く送料を取られてしまううえに海外発送なので到着まで1週間ほど掛かります。ぜひとも日本での入手性を改善してもらいたいところ。

もし有線ゲーミングマウスに抵抗がなければ、本機の有線モデルにあたる「Razer DeathAdder V3」は有力候補となります。滑りづらい表面コーティングとポーリングレート8kHzを備えながら約半分の価格で入手できます。

総合評価 5.0 out of 5.0 stars

* それぞれ 長所 注意点 短所 の3段階で評価しています。
 定番のエルゴノミクス形状
 安定した2.4GHzワイヤレス
高いビルドクオリティ
最大90時間持続するバッテリー
 軽量設計/適切な重量バランス
 優秀なメイン/サイドボタン
トップクラスのクリック応答性
分離感が得られないホイール
表面のグリップ性が低い
価格が高い
Razer DeathAdder V3 Pro
価格: 21,780円 (本稿執筆時点)

以上、Razerのゲーミングマウス「Razer DeathAdder V3 Pro」のレビューでした。

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ミオシャ

VALORANTメインでプレイしています。
18.2/10 Clawgripの私が購入しても問題なさそうでしょうか?他レビューなどをみると手が大きい人に適しているかぶせ持ち用と言っている方が多い気がしました