つかみ持ちに適したゲーミングマウスTop5

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つかみ持ちに適したゲーミングマウスTop5

この記事では、つかみ持ちに適したゲーミングマウスについて解説します。

筆者のミオニがこれまでに試してきた膨大な製品の中から厳選した、現状最もおすすめできるつかみ持ち用ゲーミングマウスを紹介しています。この記事の内容は、当サイトで公開しているゲーミングマウスのティアーリストと連動して更新されるので、常に最新の情報が得られます。

人によって手の大きさ・細かな持ち方の違いが生じるので、あらゆるサイズ・形状の選択肢を挙げています。製品ごとの解説もおこなっているので、あなたに合った1台を見つけてみてください。

つかみ持ち向けゲーミングマウスを動画で見る

公開予定

つかみ持ち向けゲーミングマウスの比較一覧表

製品名
価格 ¥6,990 ¥6,990
評価
5.0 out of 5.0 stars
4.5 out of 5.0 stars
4.5 out of 5.0 stars
5.0 out of 5.0 stars
4.5 out of 5.0 stars
4.0 out of 5.0 stars
接続 有線 有線 有線 2.4GHz / Bluetooth 2.4GHzワイヤレス 2.4GHzワイヤレス
サイズ 中型 中型 小型 中型 中型 中型
寸法 65.81 x 122.14 × 38.26mm 66.0 x 120.0 x 39.0mm 62.0 × 120.0 × 36.0mm 62.0 x 118.0 x 39.0mm 66.0 x 128.0 x 37.5mm 63.5 x 125.0 x 40.0mm
本体重量 70g 75g 71g 79g 67g 63g
センサー PixArt PAW3370 PixArt PMW3389 PixArt PMW3389 PixArt PAW3335 Glorious BAMF HERO 25K
ボタン数 5 5 5 5 6 5
ソフトウェア 対応 不要 不要 対応 対応 対応
商品リンク

つかみ持ちにおすすめのゲーミングマウス Top5

Endgame Gear XM1r

価格: 7,980円 (本稿執筆時点)

つかみ持ちに適した理想的な形状

全体的に背が低く設計されており、マウス操作に指先の細かな動きまで伝えやすいのが特徴です。本体後部には手のひらを預けられるコブが、両サイドは指を引っ掛けられる深めの窪みがあり、強いフィット感が得られます。XM1からXM1rへのアップデートによりクリック感が改善され、押し込む箇所による押し心地のムラが無くなり、不要な力を加えることなく押し込むことができます。

ビルドクオリティが非常に高い

ビルドクオリティに優れています。ソリッドシェルで本体重量70gの軽量設計ながら、とても頑丈に造られており、グリップ時に軋みやカタつきは見られません。致命的な欠点がなく、全体的に優れた仕様のゲーミングマウスです。
カラー Black / White / Dark Reflex / Dark Frost 表面処理 マット / グロス
形状 左右対称 サイズ 約 122.14 × 65.81 × 38.26mm
本体重量 70g ボタン数 5つ
センサー PixArt PAW3370 解像度 19,000DPI
最大加速度 50G 最大速度 400IPS
レポートレート 1000Hz LoD 実測値1.0mm
接続方式 USB2.0有線 ケーブル パラコードケーブル
スイッチ Kailh GM 8.0スイッチ サイドボタン TTCマイクロスイッチ
エンコーダー ALPS(日本製) プロセッサ STM32 Arm® Cortex® MCU
ライティング 非対応 ソフトウェア 対応
メーカー保証 購入日より1年間
DPQPでの評価は5.0 out of 5.0 starsです
Endgame Gear XM1rのレビューを読む

ZYGEN NP-01

価格: 6,990円 (本稿執筆時点)

手のひら側のホールド感が強い形状

ZOWIE S2をベースに、本体後部の左側のみ少し膨らませた、左右対称と左右非対称の良いとこどりの優秀な形状です。中サイズで手に馴染みやすく、あらゆる手の大きさのユーザーに適します。

全長はそのままに幅と高さを抑えた小型モデル「ZYGEN NP-01S」も展開されています。NP-01は本体幅と高さの関係から手のひらへのホールド感が強く、手のひらを軸にマウスを操作している感覚が強ければNP-01、指先が先導している感覚が強ければNP-01Sがお勧めです。

パフォーマンス特化の設計

ソフトウェアは不要で、リフトオフディスタンスやデバウンスタイムなどのパフォーマンスに関わる設定を本体底面のスイッチから調整できます。致命的な欠点はありませんが、光学式ホイールは動作音が大きく、一般的なメカニカルと比べてノッチ感が強いことは好みが分かれるポイント。
形状 左右非対称 サイズ 66×120×39mm
本体重量 75g ボタン数 5つ
センサー PixArt PMW3389 ライティング
接続方式 有線ケーブル (パラコード) ソフトウェア
DPQPでの評価は4.5 out of 5.0 starsです
ZYGEN NP-01のレビューを読む

ZYGEN NP-01S

価格: 7,690円 (本稿執筆時点)

指先の細かな動きが伝わりやすい形状

NP-01の全長はそのままに幅や高さが抑えられた小型モデル。よりグリップする角度や深さを調整しやすいだけでなく、手のひら側のゆとりが増し、より指先の細かな動きが伝わりやすい設計となっています。

パフォーマンス特化の設計

ソフトウェアは不要で、リフトオフディスタンスやデバウンスタイムなどのパフォーマンスに関わる設定を本体底面のスイッチから調整できます。致命的な欠点はありませんが、光学式ホイールは動作音が大きく、一般的なメカニカルと比べてノッチ感が強いことは好みが分かれるポイント。
形状 左右非対称 サイズ 62×120×36mm
本体重量 71g ボタン数 5つ
センサー PixArt PMW3389 ライティング
接続方式 有線ケーブル (パラコード) ソフトウェア
DPQPでの評価は4.5 out of 5.0 starsです
ZYGEN NP-01Sのレビューを読む

ASUS ROG Keris Wireless

価格: 9,126円 (本稿執筆時点)

左右非対称かつ万人向けの形状・大きさ

グリップする角度や深さが制限されやすい左右非対称マウスですが、Keris Wirelessは膨らみや窪みが最低限に留められており、サイズもやや小さめで万人向けの設計です。

安価ながら多機能なワイヤレスマウス

有線/2.4GHz/Bluetoothの3種類の接続方式に対応しており、最大78時間のバッテリー持続に加え、急速充電はたった15分の充電で最大12時間の使用が可能です。USBドングル延長用レシーバーが付属しないので、USB延長ケーブルを自身で用意しておけば安心です。

スイッチを工具無しで交換できる

左右メインボタンのスイッチを工具無しで交換できる独自のソケットを搭載しています。自分好みな押し心地を追求したり、万が一チャタリングを起こときの修理も簡単になります。あらかじめ搭載されている「ROG 70M」スイッチも感触が良く、極めて優秀なクリック感をもたらします。
カラー ブラック 表面処理 左右ボタンPBTポリマー
形状 左右非対称 サイズ 62 × 118 × 39mm
本体重量 79g ボタン数 5つ
センサー PixArt PAW3335 解像度 最大16,000DPI
最大加速度 40G 最大速度 400IPS
レポートレート 1,000Hz LoD 実測値1.2mm
プロセッサ オンボードメモリ
接続方式 2.4GHz / Bluetooth / 有線 ケーブル ROGパラコード (パラコードケーブル/1.8m)
スイッチ ROG 70M Micro Switch (スイッチソケット採用) エンコーダー
ライティング RGB ソフトウェア 対応
メーカー保証 2年間
DPQPでの評価は5.0 out of 5.0 starsです
ASUS ROG Keris Wirelessのレビューを読む

Glorious Model O Wireless

価格: 10,582円 (本稿執筆時点)

Zowie FK1クローンのワイヤレスマウス

人気の高い左右非対称マウス「Zowie FK1」のクローン形状で、全体的に平べったく、本体後部は緩やかな傾斜、両サイドには程よい窪みがあります。全長が128mmと長めに設計されており、グリップする深さを調整しやすく、背が低いぶん操作は安定しやすいです。

全体的に出来が良く、価格も安い

ビルドクオリティは可もなく不可もなく、ホイールユニットの耐久性には不安が残りますが、全体的に出来が良いです。最大71時間動作する大容量なバッテリーを搭載しながら、本体重量は69gと軽めに設計されています。スペックの割に価格が安く、条件が合えばとても良い選択肢になります。
形状 左右対称 サイズ 66×128×37.5mm
本体重量 69g ボタン数 6つ
センサー Gloruous BAMF ライティング RGB
接続方式 2.4GHzワイヤレス ソフトウェア 対応
DPQPでの評価は4.5 out of 5.0 starsです
Glorious Model O Wirelessのレビューを読む

Logicool G Pro X Superlight

価格: 16,200円 (本稿執筆時点)

どの持ち方でも干渉しづらい万能マウス

左右対称ながら絶妙なシェイプと万人向けのサイズ感で、どの持ち方でも干渉しづらいのが特徴です。たいていの人にとって80点のグリップ感が得られる、好みが分かれづらいところが長所となっています。

本体重量63g未満のワイヤレスマウス

ソリッドシェルかつビルドクオリティも優れていながら、本体重量は63g未満とかなりの軽量設計。重量バランスは適切に調整されており、バッテリー持続時間も最大70時間と長く、快適に使用できます。ただし、充電端子にMicro-USBを採用していることには注意しましょう。

プロシーンでトップの使用率を誇る

G PRO X SUPERLIGHTは、『VALORANT』などの競技性の高いFPSタイトルのプロシーンにおいてトップの使用率を誇ります。ワイヤレス通信の安定性は高く、オフライン環境においても無線接続で使用されており、パフォーマンスに悪い影響を与えないことが証明されています。
形状 左右対称 サイズ 63.5×125×40mm
本体重量 63g以下 ボタン数 5つ
センサー HERO 25K ライティング RGB
接続方式 2.4GHzワイヤレス ソフトウェア 対応
DPQPでの評価は4.0 out of 5.0 starsです
Logicool G Pro X Superlightのレビューを読む

つかみ持ち向けゲーミングマウスのリスト

ティアーリストでA Tier以上/検証予定のものを掲載
製品名をクリックすると販売ページにジャンプします

名称形状Size奥行高さ重量接続備考
SteelSeries Aerox 3 Wireless対称2.4Ghz
HyperX Pulsefire Haste対称有線
Logicool G203 LIGHTSYNC対称有線
Xtrfy M42 RGB対称有線
Pulsar Xlite非対称有線Zowie EC2クローン
Glorious Model O Wireless対称2.4GhzZowie FK1クローン
Pulsar Xlite V2 Wireless非対称2.4GhzZowie EC2クローン
Logicool G PRO X SUPERLIGHT対称2.4Ghz
BenQ ZOWIE EC1-C非対称有線IE3.0クローン
Endgame Gear XM1r対称有線
BenQ ZOWIE EC2-C非対称有線IE3.0クローン
BenQ ZOWIE S series対称有線
BenQ ZOWIE ZA-B series対称有線
Razer Viper 8KHz対称有線
ROCCAT Kone Pure Ultra非対称有線
BenQ ZOWIE EC3-C非対称有線IE3.0クローン
Razer Viper Mini対称有線
Razer Viper Ultimate対称2.4GhzZowie FKライク
Xtrfy M4 Wireless非対称2.4Ghz
Logicool G PRO HERO対称有線
ASUS ROG Keris Wireless非対称2.4Ghz
Logicool G303SH対称2.4Ghz
ZYGEN NP-01非対称有線Zowie S2ベース/左右非対称
ninjutso Katana Superlight対称2.4GhzIMOクローン
ninjutso Origin One X非対称2.4GhzIE3.0クローン
Xenics TITAN GX AIR Wireless対称2.4GhzZowie S2クローン
ZYGEN NP-01S非対称有線Zowie S2ベース/左右非対称

つかみ持ち (Claw grip) とは

つかみ持ち(Claw grip)は ”マウスを手で掴む”ようにしてグリップするので、このような名称がついています。グリップする角度や深さ、またマウスパッドと手首が接地するかしないかなど、人によって細かな持ち方の違いは見られます。

手のひらと親指・薬指・小指でマウスを固定するので、マウスと手が触れる面積が少なく、指をフィットさせるような細かな窪みなどはさほど影響しません。本体幅、手のひらが触れる本体後部、指先が触れるサイドの3つがグリップ感を大きく左右します。

全ての指が立った状態になるので、あらゆるサイズ感のマウスで違和感が出づらく、窮屈に感じづらいことも特徴です。かぶせ持ちやつかみ持ちと比べて選択肢が広がります。

個人的には、つかみ持ちが最もバランス感に優れた持ち方で、かぶせ持ちはより高い安定性を、つまみ持ちはよりスピーディーな操作性を重視したものという印象を持っています。

つかみ持ちのメリット

  • あらゆるサイズ感に対応、グリップする角度や深さも調整しやすく、マウスの選択肢が広がる
  • 指を立てた状態でグリップするので指先に力が伝わりやすい
  • (かぶせ持ちと比べて)素早くマウスを動かしやすい
  • 指や手のひらのポジションを固定しやすい
  • マウスを持ち上げやすい

つかみ持ちのデメリット

  • (つまみ持ちと比べて)指の関節を自由に使えず、細かな操作を行いづらい
  • マウスによってはサイドボタンのいずれかに指が届きづらいことがある

つかみ持ちに適したマウスの条件は?

つかみ持ちとの相性が良いゲーミングマウスの条件について解説しています。

形状・大きさについて

つかみ持ちはマウスを掴むようにグリップするので、親指・薬指・小指(サイド)と手のひら(本体後部)でマウスをしっかりと挟み込んで固定できるような形状が好ましいです。また、本体幅や高さによって指の関節の曲がり具合が変わってくるため、こちらもグリップ感に影響を与えます。

まず本体後部のシェイプについては、手のひらをしっかりと預けられるコブがあるか、緩やか傾斜になっていて手のひらを押し当てやすいものが好ましいです。

両サイドについては、造形が緩やかで指先の配置に干渉しないものも良いですし、深く窪んでいて指を引っ掛けられると、より安定したグリップ感が得られます。

本体幅と高さは、マウスをグリップしたときの手への収まり具合(サイズ感)に直結します。つかみ持ちではグリップする深さや角度が調整しやすいため、選択肢は広いです。平均的な手の大きさでも小型設計のゲーミングマウスを好んで使用する層もいます。

これらの要件を満たした現行ゲーミングマウスの主な例は「Endgame Gear XM1r」。全体的に背が低めに設計されており、本体後部には手のひらを預けられるコブが、両サイドは深めの窪みがあり指を引っ掛けられます。つかみ持ちユーザーにとって理想的な形状となっています。

とはいえ、つかみ持ちはその他の持ち方と比べてマウスの形状をさほど選ばず、かなり選択肢が広いです。逆に言えば、自分の手に合ったものが見つかりやすいとも言えます。

本体重量について

最近では軽量マウスが主流で、シェルの肉抜きや内部構造の見直しにより、これまででは考えられないほど軽いマウスが続々と登場しています。そのため選択肢はかなり広いです。

持ち方を問わず、理論上は本体重量の軽いマウスの方が優れていると言えます。その理由として、滑り出しが速いので対象に素早くカーソルを合わせることができることと、止める際にも慣性が働きづらくカーソルが行き過ぎないことが挙げられます。

つかみ持ちは手のひらと指先の両方を使ってマウスを制御できますが、かぶせ持ちと比べるとマウスを持ち上げるときに指に大きな負担が掛かります。なるべく軽めに設計されたものを選ぶと、クイックかつ安定性に優れたマウス操作を行えます。

ただし、軽ければ軽いほど優れている訳ではなく、あくまで操作しやすいと感じる重量感がベストであるということを忘れずに。自分に合わないと感じるマウスに無理に慣れる必要はありません。

クリック感について

つかみ持ちは、関節を曲げた状態で人差し指と中指を左右メインボタンに添えるので、他の持ち方と比べて指先に力が入りやすく、メインボタンの固さが比較的気になりづらいです。

しかし、これは大きな罠です。というのも、つかみ持ちは指先に不要な力が入ってしまうと細かな操作に悪影響を及ぼしやすい持ち方でもあるので、押し心地があまりに固いものは避けるべきです。

なるべく押し心地が軽くて明瞭なクリック感のものか、やや固くても歯切れの良さ・跳ね返りの強さなどのバランスに優れているものが好ましいです。手首や指が力みすぎるものはNGです。

有線マウス派?無線マウス派?

最近では2.4GHzワイヤレスに対応した無線ゲーミングマウスの選択肢も多くなってきています。

有線ゲーミングマウスは、ケーブルの抵抗感や引きずり感がつきまといます。これは、マウスの移動量が少ないハイセンシ~ミドルセンシの場合だと、マウスバンジーでケーブルを浮かせることで簡単に対策可能です。

しかし、マウスの移動量が多いローセンシの場合は少し厄介です。マウスバンジーに留めるケーブルを長めに余らせておくとマウスパッドとケーブルが接地したり、逆に短めに余らせるとマウスバンジーのアームに引っ張られる感覚が出てきます。

これは本体の背が高くてアームも長めに設計されたマウスバンジー*1を使用することで解決しますが、あまりにセンシが低かったりと環境次第ではケーブル管理がうまくいかないことも。

*1 例として「BenQ ZOWIE CAMADE II」などが挙げられる

そういった場合、2.4GHzワイヤレス対応のゲーミングマウスを選ぶと操作性が劇的に向上します。

最後に

以上、つかみ持ちに適したゲーミングマウスについての解説でした。

当サイトでは、ゲーミングマウスの詳細かつ分かりやすいレビューティアーリストなども発信しているので、より深く知りたい方はそちらもチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

ミオニ
eスポーツ向け ゲーミング周辺機器のレビュアー
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