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GRAPHT 丸形汎用ソール グリップテープ高耐久モデル ライティングコイルケーブル アームカバー レビュー

GRAPHT 丸形汎用ソール グリップテープ高耐久モデル ライティングコイルケーブル アームカバー レビュー

今回はGRAPHTから発売されているゲーミングアクセサリー「GRAPHT グリップテープ 高耐久モデル/○テクスチャ」「GRAPHT グリップテープ 高耐久モデル/△テクスチャ」「GRAPHT ライティング コイルケーブル USB TypeC-A」「GRAPHT アームカバー M~Lサイズ」「GRAPHT PTFE マウスソール ホワイト/ブラック」をレビューします。

レビューサンプル提供: GRAPHT

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この動画で紹介したGRAPHT製品のセールが実施されます。

『GRPAHT CUSTOM GAMING GEAR デビューキャンペーン』
割引率:全品約 15% OFF
日程:2023/6/30~2023/7/31

動画公開日の6/30(金)よりLogicoolシリーズのPTFEソール/ガラスソール/グリップも発表。G PRO X SUPERLIGHTやG703など定番マウスに対応しています

GRAPHT グリップテープ 高耐久モデル

まずは「GRAPHT グリップテープ 高耐久モデル」をレビュー。

あらかじめマウスの形状に合わせてカットされてあるモデル、自身で好きな形に切って使うフリーカット、どのマウスにも使いやすいよう小さくカットされたユニバーサルを展開しています。

材質はシリコンコーティングされたポリウレタンで、グリップ性能と耐久性を確保するためにしっかりと厚みを持たせているのが特徴。厚さは実測値で約0.9ミリと非常に分厚いです。

表面はとても硬く、指で押し込んでも沈み込みません。柔らかくてクッション性のあるグリップテープのように汗などでへたる心配はありません。テープ自体はしなるので曲面や球面にも貼り付けることができます。

○テクスチャと△テクスチャの2種類を展開しています。形状の違いだけかと思いきや、△よりも○のほうがテクスチャが細かいです。指先で固定するつかみ持ち・つまみ持ちでは△テクスチャ、手全体で固定するかぶせ持ちでは○テクスチャが適しているように感じました。また、メインボタンに貼る場合はどの持ち方でも△テクスチャのほうが指先が固定されやすいように感じました。

グリップ性能はそれなりに高いです。しっかりとグリップすると表面のテクスチャに指が食い込んで固定されます。ソフトタイプのような吸着性はないので、脱力した状態では物足りなさを感じます。

これまで使用してきたある程度の厚みがある(0.3ミリ以上)グリップテープの中では最も硬いです。クッション性はほぼ皆無で、指先に力を入れても沈み込みません。グリップテープの沈み込みが苦手に感じる方にはいいかもしれません。

グリップテープ表面が肉眼で見ても簡単に分かるくらいデコボコしていて、指先にもその感触が伝わります。GRAPHT曰く、この溝に手汗が溜まって吸収・発散されるので、手汗による滑りを軽減してグリップ力が維持されるとのこと。

実際に「Razer Viper V2 Pro」「Zygen NP-01S」などに貼り付けて使用していて、手汗によるグリップ力の変化が極めて小さいと感じました。柔らかくてクッション性のあるグリップテープは通常時に高いグリップ性を発揮するものの、多量の手汗をかくとツルツルと滑ってしまうことが多かったです。このグリップテープでは手汗をかいても指先が食い込んだまま滑らずに固定できます。グリップテープと手汗の相性に悩まされている方は一度試す価値がありそうです。

難点としては、実測値で約0.9ミリと厚みがあるので、グリップテープとマウスが段になってしまうこと。特にユニバーサルの六角形のような小さなテープをマウスのサイドに貼り付けて使っていると、指のポジションを変えようと動かしたときにテープの側面に触れてしまって不快に感じることがありました。

グリップテープの厚さによってマウスのサイズ感が変わってしまうことにも注意してください。例えばこのテープをマウスの両サイドに貼り付けると本体幅が約1.8ミリも増加するので、貼る前よりも一回り大きいように感じるかもしれません。

また、指に触れたときの感触がよくありません。ある程度力を入れてグリップしても痛くはありませんが、指先にテクスチャの跡がつくほどには硬くて粗いです。

このグリップテープは多量の手汗に悩まされる人をターゲットに設計されているように感じます。既存のグリップテープには、はじめはグリップ性能が9あっても手汗をかいた状態では4になってしまうものが多いですが、このGRAPHTのグリップテープははじめからグリップ性能は6だけど手汗をかいた状態でも6を維持してくれるものだと考えてください。

さまざまなグリップテープを使用してきましたが、”薄さや柔らかさ”と”手汗への耐性”というのは両立できないトレードオフの関係にあると思います。どのグリップテープも薄さや柔らかさを重視するあまり、結果的に手汗に悩まされるユーザーに合わないものになっていたので、こういった尖った製品に救われる人もいるのではないかと思います。手汗とグリップテープとの相性問題に悩まされていて、素材が硬くても苦ではないという人は一度試してみてください。

逆に、手汗に悩んでいないのであればこのグリップテープはお勧めできません。より柔らかくて心地よい感触のものや、薄くてグリップ性の高いものがあります。

GRAPHT グリップテープ高耐久モデル
価格: 1,450円 (本稿執筆時点)

GRAPHT PTFE マウスソール

GRAPHTはPTFEソールを全6種類、2カラー展開しています。白と黒で性能差はないようです。マウス専用形状は2セット入り880円で、Razerのゲーミングマウス5種類が用意されています。丸型汎用(ユニバーサル)は40個入りで880円と非常に低価格で入手できます。

バランスを重視した高純度PTFE(100%ではない)、ラウンドエッジ加工を謳っています。拡大してみるとエッジに角度がつけられていることが分かります。滑走面が粗かったりスポンジが柔らかいマウスパッドと組み合わせても引っ掛かりません。

粘着シートはソールの内径から少しはみ出していて、埃や繊維などの細かなごみを吸い寄せてしまいます。サードパーティー製のだいたいはこの仕様です。

Razer Viper V2 Pro専用ソールを貼り付けてみました。ソールはガイド線に収まっています。気持ちやや小さいかな?くらいなので貼りやすかったです。寸法ギリギリで作られているとガイド線に乗り上げてしまったり微調整が面倒だったりするので、個人的にはきっちり作られているよりも小さいほうがいいです。

操作感もこれといって癖はなく、滑りはEsports Tiger Arc1と同程度で、滑り出しは軽くもなく遅くもなく。特別擦り減るのが速いといったこともなく、スタンダードな使い心地だと感じます。

汎用丸形のほうもエッジが適切に加工されていて、滑走面と引っ掛からず一貫した滑りをもたらします。40粒入り880円と非常に安価なのが不思議なくらいです。なるべく価格が安いものを探している方はもちろん、マウスソールの交換頻度が高くなってしまうハードマウスパッドを使用している方におすすめです。

GRAPHT PTFE マウスソール
価格: 880円 (本稿執筆時点)

GRAPHT アームカバー

アームカバーはマウスパッドと腕との摩擦を低減したりマウスパッドの汚れ防止に役立つことでゲーマーから注目を集めています。筆者はこれまで10種類ほど試したうえで違いを比較したりしてきましたが、このアームカバーの1枚3,280円という価格設定は類似製品と比べてとても高いです。

材質はポリエステル85% ポリウレタン15%とよく見かける材質で、表面の質感からもこれといって特徴のないアームカバーのように感じられます。CW-XやSkyPAD、DAISOのアームカバーがこれに近い質感です。

サイズはM-LとXLの2種類を展開しています。よくあるアームカバーと同様、吸湿速乾の素材が採用されています。

実際に手持ちの数種類のマウスパッドの上で滑らせてみました。布製マウスパッドは表面の材質や織り方がさまざまで、中には手首や腕の擦れや引っ掛かりが気になるものがあります。アームカバーによってその摩擦が低減されることもありますが、逆に酷くなってしまうこともあるので注意が必要です。

GRAPHT アームカバーは、材質が似ている既存のアームカバー(CW-XやSkyPAD、DAISO)とほぼ同じパフォーマンスです。例えば「Razer Gigantus V2」「Logicool G640」「VAXEE PA」のような材質や織り方に特徴のないマウスパッドの上ではそれなりに摩擦低減の効果が期待できます。

一部のアームカバーが引っ掛かりやすいとされるマウスパッドとの組み合わせでは効果が感じられません。「Artisan 零」はアームカバーが引っ掛かってしまう代表例で、これまで試したアームカバーのほとんどが相性が悪いのですが、GRAPHTのアームカバーも同じように引っ掛かってしまいました。

筆者が検証した限りでは、既存アームカバーで引っ掛かってしまうマウスパッドをGRAPHTでカバーできる例は無かったです。競合製品と比べて価格も高いですし、これを選ぶ理由は今のところ見当たりません。

GRAPHT アームカバー
価格: 3,280円 (本稿執筆時点)

GRAPHT ライティング コイルケーブル USB TypeC-A

コイルケーブルにRGBグローケーブルを掛け合わせたユニークなキーボード用USBケーブル。8色のカラーバリエーションを展開しています(ブラック・ホワイト・レッド・イエロー・グリーン・スカイ・パープル・ピンク)

ケーブルの長さは約1.8メートル(コイル部分が140mm、USB Type-Cケーブルが170mm、USB Type-Aケーブルが1500mm)と十分な長さです。耐電圧は300V、定格電圧は5V3A。販売価格は3,680円で割とお手頃です。

見た目はとても良いと思います。コイル部分は均一に巻かれていてムラはありません。金属製のアビエイターコネクターは上品に見えます。RGBグローケーブルは常に七色に変色し続けるので、好きな色に設定することはできません。このようなライティング効果が楽しめるケーブルはかなり珍しい気がします。

GRAPHT ライティング コイルケーブル
価格: 3,680円 (本稿執筆時点)

以上、GRAPHTから発売されているゲーミングアクセサリー「GRAPHT グリップテープ 高耐久モデル/○テクスチャ」「GRAPHT グリップテープ 高耐久モデル/△テクスチャ」「GRAPHT ライティング コイルケーブル USB TypeC-A」「GRAPHT アームカバー M~Lサイズ」「GRAPHT PTFE マウスソール ホワイト/ブラック」のレビューでした。

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