ゲーミングキーボードおすすめ20選。デバイスレビュアーが厳選【2019年最新版】

ゲーミングキーボードおすすめ20選。デバイスレビュアーが厳選【2019年最新版】
  • 本当に自分に合ったゲーミングキーボードを見つけたい
  • ゲーミングキーボードは種類が多すぎてどれを選べばいいか分からない

本稿では、上記のような方に向けて本当におすすめできるゲーミングキーボードを紹介する記事となります。ゲーミングキーボードの選び方や人気メーカーの解説もおこなっているので、ぜひ参考にしてみてください。

ゲーミングキーボードは、どの機種を選ぶかで操作感が大きく変わります。戦績には直接的に影響しづらいものの、快適にプレイできる環境を整えておくに越したことはないです。

この記事を書いているミオニ (@mionigg) は、ゲーミングデバイスレビュアーとして活動しており、普段からさまざまなゲーミングキーボードに触れ、記事や動画でレビューしています。レビュアーとしての知見を活かし、失敗しない選択肢となり得るゲーミングキーボードをご紹介します。

「ゲーミングキーボード おすすめ」と検索して出てくるページの大半は、通販サイトのランキング上位の製品や、その記事を書いた人が使用している限られた製品から選択された、偏ったものが多いです。本稿では、これまで40種類以上のゲーミングキーボードに触れてきた知見から、信頼性の高いコンテンツを提供しています。

ゲーミングキーボードとは

ゲーミングキーボードとは、ゲームで求められる素早く正確な操作が可能なキーボードのことを指します。普通のキーボードと比較すると、以下のような特徴があります。

  • キーの反応速度・応答速度が早く、すぐに操作が反映される(遅延が無い)
  • 打鍵感や打鍵音などを好みに合わせて選べる(軸色によって特徴の異なる「メカニカルキースイッチ」、理論上無限の耐久性を誇る「静電容量無接点方式」など)
  • 複数キーの同時押しに対応している
  • キーのカスタマイズやマクロ割り当てに対応している
  • 耐久性を考慮した設計、激しく操作しても長く使える

ゲーミングキーボードにはさまざまな製品が存在しますが、どれを選ぶかで打鍵感は大きく変わります。本稿では、それぞれのユーザーに最適なゲーミングキーボードを見つけられるよう、分かりやすく解説していきます。まずは選び方から。

ゲーミングキーボードの選び方

ゲーミングキーボード選びで失敗しないため、必ず押さえておきたいポイントをまとめました。

1. 打鍵感、キーフィーリング

いわゆる「打ちやすさ」の部分です。最重要です。

キーボードは大きく分けて「メンブレン」「メカニカル」「静電容量無接点」の3種類あります。それぞれ仕組みはやや難しいので別記事で詳しく解説するとして、ざっくりとした特徴や使用感を以下にまとめてみました。

  • メンブレン… 打ち心地はフニャフニャしがちで、音は静かなものが多い。価格は比較的安い。
  • メカニカル… 青軸、赤軸のような「軸色(種類のようなもの)」によって特徴が分かれ、打鍵感を好みに応じて選べる。価格は中間くらい。
  • 静電容量無接点… 耐久性がとにかく高い。引っ掛かりのないスコスコとした打ち心地。価格は比較的高め。

ゲーミングキーボードに最も多いのはメカニカル方式です。ユーザー側で好みの打ち心地を選んで買えるので、ゲーミング用途に最も適していると考えられているのでしょう。

メンブレン方式はエントリーユーザー向けの安価な製品に多く、静電容量無接点方式は主に高級キーボードに用いられていて選択肢は少なめです。

メカニカルキースイッチを軸色ごとに比較

ゲーミングキーボードによく搭載されているキースイッチ4種類のざっくりとした特徴をまとめます。

軸ごとの特徴
  • キーの軽さ
  • 音の大きさ
  • 反応の速さ
  • スイッチ感
青軸
  • ★★☆☆☆
  • ★★★★★
  • ★★☆☆☆
茶軸
  • ★★★☆☆
  • ★★★★☆
  • ★★★☆☆
赤軸
  • ★★★★☆
  • ★★☆☆☆
  • ★★★☆☆
銀軸
  • ★★★★☆
  • ★★☆☆☆
  • ★★★★★

赤軸、青軸、茶軸の3つはキーが反応するポイントに大差無く、クリック感の有無やその強さが主な違いとなります。一方で銀軸は、押し込んでからキーが反応するまでの距離が大きく短縮された特異性のあるスイッチです。

メカニカルキースイッチに関する用語や数値など、さらに詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。

Q. 静電容量無接点方式のメリットを詳しく教えてほしい

静電容量無接点方式(光学式とも呼ばれる)のメリットはとにかく耐久性が高いことです。

耐久性は、静電容量無接点 > メカニカル > メンブレン の順で高いです。メカニカルはキー1つ1つに独立したスイッチが備わっており、いずれかのキーが故障してもスイッチを交換することで対応できます。メンブレンはキー全体に対してスイッチが1つですので、故障時は買い替えるしか対策手段がありません。一方で静電容量無接点は、キー入力の仕組みでパーツ同士が触れ合うことが無いので、理論上はキーが一切消耗しないので、最も長持ちするキーボードとなっています。

打鍵感に関しては好み次第ですが、メカニカルと比べるとキータッチが軽い傾向にあり、打鍵音も「スコスコ」と滑らかです。無接点という名の通り、キーを押し込む仕組みに一切の抵抗がないからですね。ちなみに、セブンイレブンATMのキーボードには東プレ製の静電容量無接点方式が採用されています。近くにセブンイレブンがある方ならば、手っ取り早く打鍵感や音を確認できます。

2. キー配列、キー数(サイズ)

キー配列は、英語配列キーボード・日本語配列キーボードの2種類に分かれます。市場には海外発メーカーが多いこともあり、英語配列キーボードの比率が高い印象です。国内展開に力を入れている海外メーカーでは、日本語配列をラインナップしていることもあります。この2つは、EnterキーやSpaceキー周りの配置が若干異なります。

次に、ゲーミングキーボードのキー数について。最も一般的なのはフルキーで、次点でテンキー部分が省かれたテンキーレスが挙げられます。当然、キーの数が少なくなるほどキーボード自体のサイズも小さくなります。最近では60%と呼ばれる、フルキーと比較してキー数が約60%まで削ぎ落されたコンパクトなサイズや、Fnキーレスも人気を博しています。

大半の方はフルキーやテンキーレスのキー数に慣れ親しんでいるでしょうし、キー・マクロ割り当てで多くのキーを活用できる利点があります。しかし、デスクがそこまで大きくない方にとっては、小さめのキーボードの方がマウス操作に大きなスペースを割けます。あなたの好みや環境に合わせて選びましょう。

3. キー同時押し、アンチゴースト

ゲーム操作では、複数のキーを同時押しすることは必須。複雑なキー操作を要求されるゲームも多く存在します。具体例としては、WASDキーでキャラクターを移動させながら、ShiftキーでダッシュしたりSpaceキーでジャンプするなど。ゲーミングキーボードには、そういった素早いキー操作に対応するための機能が搭載されています。

Nキーロールオーバー」といった単語を見かけるかと思います。ロールオーバーとは、複数のキーを同時に押した場合、その押した順序通りに正確に認識されるキーの個数。例えば「6キーロールオーバー」であれば、6キーまで同時に押しても正確に反応します。”Nキー”は全てのキーを表します。また、複数のキーを押したときに誤入力を防ぐ「アンチゴースト」という機能も搭載されています。もちろん、主力メーカーが販売するゲーミングキーボードの大半はどちらにも対応済み。

4. ソフトウェア対応、ドライバレス

ゲーミングキーボードには、パソコンの画面上で詳細設定を行う「ソフトウェア」に対応しているものと、
本体のみで設定が完結する「ドライバレス」の2種類が存在します。用途に合わせて、好きなほうを選択しましょう。

  • ソフトウェア対応… ソフトウェアを通してPC画面上で詳細設定が可能なもの。
  • ドライバレス… 設定が不要で、本体のみで操作が完結するもの。

ソフトウェアに対応している製品の方が”より詳細な設定ができる”という傾向はあります。しかし、ドライバレスの製品もメーカーによっては幅広い設定が可能ですし、特定のボタンを覚えておいて設定を瞬時に切り替えるなど、”とにかく手軽”なことから好みが分かれるところです。

キーカスタマイズやマクロ割り当ての柔軟さに関しては、ソフトウェアに対応した製品に軍配が上がります。MMORPGなど複雑なコマンド操作を要求されるゲームをプレイする方に最適です。大半の製品では、本体に備わったオンボードメモリに設定を保存しておけるので、外出先でもいつも通りの環境でプレイ可能です。

一方でドライバレスの魅力は、PCやPlayStation 4と接続するだけで使用可能で、さまざまな設定を本体のみで行える点です。各種設定キーの組み合わせを覚えておけば、思い立ったタイミングで素早く設定を切り替えられます。手軽さを求めるならばドライバレスの製品がオススメです。

5. LEDバックライト

市場に出回るほとんどのゲーミングキーボードにはLEDライティングが搭載されています。特定の色に発光する単色LEDバックライトを搭載した製品と、RGB (約1,680万色) 対応LEDバックライトを搭載した製品に分かれます。

単色LEDを搭載した製品は、代表的な「赤」や「緑」などメーカー毎のブランドカラーに発光するものが多く、それなりに他のデバイスと色を合わせやすくなっています。しかし、自分好みの色に発光させたい方や、PCデスク環境にこだわる方には、RGBに対応した製品をおすすめします。

また、発光パターンについても常時点灯だけでなく、様々なギミックが搭載されています。製品によっては、LEDバックライトとは別に、キーを押した際のエフェクトも設定できるものもあります。

ゲーミングキーボードの人気メーカー

世界初のゲーミングキーボードを世に放ったRazer(レイザー)

  • 世界初のゲーミングメカニカルキーボード Razer BlackWidow を世に放ったメーカー
  • キースイッチを独自で開発している
  • ゲームに最適化されたアクチュエーションポイント

キースイッチRomer-Gを独自開発Logicool(ロジクール)

  • キースイッチ「Romer-G」を独自で開発している
  • 全体で見るとプロゲーマー使用率が高い
  • ゲームに最適化されたアクチュエーションポイント

多機能モデルを中心に展開するCorsair(コルセア)

  • Cherry MX製キースイッチを採用している
  • バリエーションが豊富
  • メディアキーを備えるなど機能性に優れたモデルが多い
  • 『フォートナイト』プロゲーマーの使用率が高い

Tfueの影響で人気を博しているDucky Channel(ダッキー)

  • 台湾のメカニカルキーボードメーカー
  • サイズ展開が豊富
  • 交換用のキーキャップも展開している
  • Tfueの影響でプロゲーマー使用率が増加中

目を惹くデザインと豊富なバリエーションVarmilo(アミロ)

  • 中国のメカニカルキーボードメーカー
  • 他にないデザインやカラーバリエーションが魅力
  • 軸色のバリエーションが豊富
  • 理論上無限の耐久性を誇る「メカニカル静電容量無接点方式」を独自開発

静電容量無接点方式で広く知られる日本メーカーTOPRE(東プレ)

  • 耐久性の高い「静電容量無接点方式」で有名な日本メーカー
  • 幅広いユーザーに愛用され、コンビニATMにも採用されるほど
  • 最近ではゲーマー向け製品も展開中
  • アクチュエーションポイントを調節できる機能を搭載している

おすすめのゲーミングキーボード

以下では、デバイスレビュアーが厳選した本当におすすめできるゲーミングキーボードを紹介しています。
方式・サイズ・キー安定性・機能性を独自の基準に基づいて記載しています。それぞれが意味するのは以下の通りです。

  • 方式:メンブレン・メカニカル・静電容量無接点方式のうち、どれに該当するか。メカニカルの場合、軸色のバリエーションも記載。
  • サイズ:フルキー、テンキーレス、Fnキーレスのうち、どれに該当するか。
  • キー安定性:各キーのグラつきはどの程度で、斜めから押し込んだときに引っ掛からないか、低・中・高の3段階で評価。
  • 機能性:ソフトウェア対応の有無を含め、機能は充実しているか、低・中・高の3段階で評価。

APを調整可能な唯一無二の選択肢SteelSeries Apex Pro

SteelSeries Apex Pro (JP)
価格: 28,758円 (本稿執筆時点)
SteelSeries Apex Pro (US)
価格: 31,900円 (本稿執筆時点)

Apex Proの最大の特徴は、アクチュエーションポイントを0.4mm-3.6mm(0.3mm刻み)で調整可能な点です。磁気ホール効果センサーを使用した独自開発キースイッチ「OmniPoint」を備えたことにより、ユーザー側で行えるカスタマイズの幅が広がりました。

「赤軸?青軸?」とキースイッチごとの違いにとらわれることなく、自分の好みに合わせて調整できます。現状ゲーミング用途において最も優れた、唯一無二の選択肢と言えるでしょう。

※Wooting two Lekker editionという、より優れているであろう製品があるにはありますが、海外限定でプレオーダーが開始された段階で入手不可能。気になる方はチェックを。

多機能かつキー反応の速い銀軸を採用Corsair K70 RGB MK.2

Corsair K70 RGB MK.2 (JP)
価格: 11,431円 (本稿執筆時点)
Corsair K70 RGB MK.2 SE (US)
価格: 17,000円 (本稿執筆時点)

キースイッチにはCherry MX 銀軸を搭載しています。スペックは、押下荷重45g(キーを押し込む際に必要な荷重)、キーストローク3.4mm(キーを最大まで押し込むまでの距離)、アクチュエーションポイント1.2mm(キーを押し込んだときに反応するまでの距離)、動作寿命5,000万回となっています。Cherry MX製の銀軸は、キーを押し込む際の重たさが他の軸と変わらず、比較的慣れやすいと感じます。

Nキーロールオーバー(全キー同時押し対応)、アンチゴースト、全キーへのキー・マクロ割り当てが可能です。また、オーディオの音量調整などがキーボード操作によって簡単に行えるメディアキーを搭載しているほか、取り外しが可能なパームレストが付属しています。

LEDライティングやキー・マクロ割り当ての設定を3つまで保存しておき、本体のボタンによってワンタッチで切り替えられます。また、操作性の高いソフトウェア「iCUE」に対応しており、LEDライティング設定を対応デバイスやPCパーツと同期することも可能です。非常に多機能な銀軸ゲーミングキーボードです。

K70のロープロファイル(低背)モデルCorsair K70 RGB MK.2 LOW PROFILE RAPIDFIRE

Corsair K70 RGB MK.2 LOW PROFILE RAPIDFIRE (JP)
価格: 18,156円 (本稿執筆時点)

K70 RGB MK.2にロープロファイル(低背)キースイッチを搭載したモデル。キーストロークやアクチュエーションポイントも短縮されており、キー反応速度がさらに高まっています。

K70のテンキーレスモデルCorsair K65 RAPIDFIRE

Corsair K65 RAPIDFIRE
タイプ:英語/日本語配列、テンキーレスキースイッチ:Cherry MX Speedキーストローク:-アクチュエーションポイント:1.2mm押下荷重:-キー耐久性:-ポーリングレート:1000HzLEDライティング:RGBソフトウェア:対応価格:13,605円 (本稿執筆時点)

同じくCorsairから発売されている「K65 RAPIDFIRE」は、英語配列・日本語配列を選択できるテンキーレスモデルです。日本語配列モデルは低価格で入手できます。

こちらもK70と同様、キースイッチには反応速度の速いCherry MX製の銀軸、オーディオ調整が可能なメディアキーを搭載しています。また、取り外し可能なリストレスト、表面に滑り止め加工が施されたFPSやMOBAに最適なキーキャップが付属しています。単純にK70のテンキーレスモデルという認識で構わないと思います。

Logicool独自キースイッチRomer-G採用Logicool G512

Logicool G512
タイプ:日本語配列、フルキーキースイッチ:Romer-G(リニア、クリッキー、タクタイル)キーストローク:3.2/4.0/3.2mmアクチュエーションポイント:1.5/1.9/1.5mm押下荷重:45/50/45gキー耐久性:7,000万回LEDライティング:搭載ソフトウェア:対応サイズ:-重量:-価格:11,964円 (本稿執筆時点)

「Logicool G512」シリーズにはLogicoolが独自に開発したキースイッチRomer-Gが搭載されており、3種類のバリエーションが用意されています。タクタイルは茶軸、リニアが赤軸、クリッキーが青軸のような打鍵感です。タクタイルとリニアでは、ゲームプレイに最適化するためにアクチュエーションポイントが浅く設計され、キーの反応速度が向上しています。

Romer-G採用のテンキーレスモデルLogicool G Pro (G-PKB-001)

Logicool G Pro (G-PKB-001)
タイプ:日本語配列、テンキーレスキースイッチ:Romer-Gキーストローク:3.2mmアクチュエーションポイント:1.5mm押下荷重:45gキー耐久性:7,000万回LEDライティング:搭載ソフトウェア:対応サイズ:360×153×34.3mm重量:約980g価格:9,119円 (2019/1/31時点)

G512と同様にRomer-Gキースイッチが搭載された「Logicool G Pro Gaming Keyboard (G-PKB-001)」は、テンキーレスなので本体サイズがコンパクトです。デスクのスペースが狭い方や、マウスを大きく振るローセンシの方に最適です。

抜群なキーフィーリング、CS:GOプロ監修モデルXtrfy K2-RGB

Xtrfy K2-RGB
タイプ:英語配列、フルキーキースイッチ:Kailh赤軸キーストローク:4mmアクチュエーションポイント:2.2mm押下荷重:50gキー耐久性:5,000万回LEDライティング:搭載ソフトウェア:無しサイズ:440×140×35mm重量:約1250g価格:22,324円 (2019/1/31時点)

人気FPSタイトル『Counter-Strike: Grobal Offensive』の強豪チームであるNinjas in Pyjamasのメンバーが設計・開発に関わっているのが「Xtrfy K2-RGB」。度重なるキーフィーリングの調整による赤軸の打鍵感は抜群で、e-sports向けのハイグレードな製品に仕上がっています。ソフトウェアが不要で、本体のみで設定が完結する点も嬉しいところ。キーを不意に斜めから押し込んでしまっても一定に沈んでくれるので、操作ミスが減少します。

メンブレンながらメカニカル赤軸の打鍵感を再現Xtrfy K3-RGB

Xtrfy K3-RGB
タイプ:英語配列、フルキーキースイッチ:メンブレン(Mem-chanical)キーストローク:-アクチュエーションポイント:-押下荷重:-キー耐久性:-LEDライティング:搭載ソフトウェア:無しサイズ:444×137×43mm重量:約1100g価格:9,688円 (2019/1/31時点)

K2-RGBのキースイッチを変更することで安価となったのが「Xtrfy K3-RGB」です。メンブレンキースイッチを採用していますが、メカニカル赤軸の打鍵感に可能な限りまで近づけており、外観やソフトウェア不要などの仕様はK2と同様です。また、こちらもNiP監修のもと製品化されたもの。ハイグレードなゲーミングキーボードを低価格で手に入れたい方には最適と言えるでしょう。

Tfue使用の人気ゲーミングキーボードDucky One 2 Mini RGB 60%

Ducky One 2 Mini RGB 60%
タイプ:英語配列、61キーキースイッチ:Cherry MX 赤軸/茶軸/銀軸/静音赤軸キーストローク:-アクチュエーションポイント:-押下荷重:-キー耐久性:5,000万回ポーリングレート:1000HzLEDライティング:搭載ソフトウェア:非対応価格:13,500円 (本稿執筆時点)

「Ducky One 2 Mini 60%」は、本稿の “選び方 – キー配列、キー数” の項目でお伝えした内容で言うところの60%キーボードにあたります。Cherry MX銀軸を搭載しており、英語配列の61キー仕様と、必要最低限のキーが揃ったメカニカルキーボードとなります。非常にコンパクトなので、マウスの操作スペースを大きく確保できるのが嬉しいところ。

最大の特徴は、各キーの安定性が高いことです。Spaceキーなどの横に長いキーの端を抑えても、ほとんどキーキャップがグラつきません。キーを斜めに押し込んでも正確に反応するので、ゲームプレイ中の操作がスムーズに行えます。ソフトウェア不要のドライバレス仕様で、本体のみでさまざまな設定が可能です。

フルキーやテンキーレスのキーボードも魅力的ですが、実はゲームプレイ中に使用するキーって限られています。個人的には60%で十分です。

Duckyの矢印キー付き65%モデルDucky One 2 RGB SF 65%

Ducky One 2 RGB SF 65%
価格: -円 (本稿執筆時点)

11月上旬に国内発売。60%モデルにPgUp、PgDn、Del、矢印キーが配置されたモデル。

DuckyのテンキーレスモデルDucky One 2 RGB TKL 80%

Ducky One 2 RGB TKL 80%
価格: 18,000円 (本稿執筆時点)

テンキーレスモデル。キー数は好みに応じて選択しましょう。

目を惹かれるデザイン、多様なバリエーションVarmilo 113 / 92 / 73 JIS

Varmilo 113 / 92 / 73
タイプ:英語配列、113/92/73キーキースイッチ:Cherry MX赤軸/茶軸/銀軸/静音赤軸/Varmiloメカニカル静電容量式キーストローク:-アクチュエーションポイント:-押下荷重:-キー耐久性:5,000万回ポーリングレート:1000HzLEDライティング:搭載ソフトウェア:非対応価格:14,030円~ (本稿執筆時点)

Varmiloのメカニカルキーボードはサイズ展開が豊富です。日本語配列キーボードに絞ると、113(フルキー)、92(テンキーレス)、73(Fnキーレス)の3サイズから選択できます。デザインも複数展開されており、さまざまな筐体やキーキャップから好きなものを選べます。いわゆる”普通なキーボード”に飽きたって方は是非チェックしてみてほしいです。

全キー同時押しに対応しており、ゲーミング用途に耐えうる高性能なメカニカルキーボードです。USBケーブルは取り外し可能となっています。

デザインからサイズまで、自分の好みに合わせたものを選択できるのは嬉しいところ。それぞれが他に無いデザインとなっています。なお、113キーモデルでは右上にマルチメディアキーが搭載されています。

プロゲーマー監修の60%ゲーミングキーボードObins Anne Pro 2

Obins Anne Pro 2
タイプ:英語配列、61キーキースイッチ:赤軸、青軸キーストローク:-アクチュエーションポイント:-押下荷重:-キー耐久性:-ポーリングレート:1000HzLEDライティング:搭載ソフトウェア:対応価格:9,699円 (本稿執筆時点)

最近流行りの60%キーボードですが、「Obins Anne Pro 2」は180日間にわたるテストによってプロゲーマーが設計・開発に関わっている製品です。Gateronスイッチ、Cherry MXスイッチ、Kalihスイッチなど、主力のキースイッチメーカーを網羅したラインナップも魅力です。手っ取り早く入手できるAmazon.co.jpでの販売分はCherry MX軸を採用したモデルでした。

60%では普段使用するキーが取り除かれていることも懸念されますが、ソフトウェアによって簡単にキー配置を変更できるなど、ユーザー補助も充実しています。またBluetoothでの無線接続に対応しているので、作業でラップトップを併用するなどイレギュラーな用途にも取り入れられるかと思います。

メカニカルキーボードとしては比較的安く手に入れられるので、予算が少なめの方にもオススメ。

ゲーミングキーボード定番製品の2018年モデルRazer Blackwidow Ultimate 2018

Razer Blackwidow Ultimate 2018
タイプ:日本語配列/英語配列キースイッチ:Razer緑軸キーストローク:4mmアクチュエーションポイント:1.9mm押下荷重:50gキー耐久性:8,000万回LEDライティング:搭載ソフトウェア:対応サイズ:452×171×20mm重量:約1380g価格:11,944円 (2019/1/31時点)

「Razer Blackwidow Ultimate 2018」は、世界的なゲーミングデバイスメーカーRazerの定番ゲーミングキーボードであるBlackwidowの2018年モデルです。特徴としては他社製品と比べても耐久性の高いキースイッチ”Razer Green”を搭載している点でしょう。アクチュエーションポイントをやや浅く設計することでゲームに最適化し、キー耐久性は8,000万回とパフォーマンスが優れています。

耐久性1億回、Razer独自の光学スイッチを採用Razer Huntsman

Razer Huntsman
タイプ:英語配列、フルキーキースイッチ:Razer Opto-Mechanicalキーストローク:3.5mmアクチュエーションポイント:1.5mm押下荷重:45gキー耐久性:最大1億回ポーリングレート:1000HzLEDライティング:搭載ソフトウェア:対応価格:18,293円 (本稿執筆時点)
Razer Huntsman Quartz Pink
タイプ:英語配列、フルキーキースイッチ:Razer Opto-Mechanicalキーストローク:-アクチュエーションポイント:-押下荷重:-キー耐久性:最大1億回ポーリングレート:1000HzLEDライティング:搭載ソフトウェア:対応価格:22,464円 (本稿執筆時点)

「Razer Huntsman」は、Razer独自の光学スイッチ「Razer Opto-Mechanical」を採用しています。キーストローク3.5mm、アクチュエーションポイント1.5mmと短めかつ、一般的なメカニカルキースイッチの2倍の耐久性(最大1億回)を実現しています。各キーにはクリック感があり、青軸のような「カチカチ音」も楽しめます。

ROCCAT独自のTitan Switch採用ROCCAT Vulcan 120 AIMO

ROCCAT Vulcan 120 AIMO
タイプ:英語配列、108フルキーキースイッチ:Titan Switch茶軸キーストローク:3.6mmアクチュエーションポイント:1.8mm押下荷重:45gキー耐久性:5,000万回LEDライティング:搭載ソフトウェア:対応サイズ:462×235×32mm重量:約1150g価格:19,614円 (2019/1/31時点)

ROCCATが筐体やキースイッチを一から新設計して完成したのが「ROCCAT Vulcan 120 AIMO」です。独自キースイッチ”Titan Switch 茶軸”はとても癖になる打鍵感が特徴で、ゲームの操作を快適に行えます。独特な外観によるLEDライティングの装飾が美しく、メディアキー搭載、設定項目の豊富なソフトウェアに対応など、多機能なROCCAT製品らしさが出ています。

Vulcan 120の赤軸バージョンROCCAT Vulcan 121 AIMO

ROCCAT Vulcan 121 AIMO
タイプ:英語配列、108フルキーキースイッチ:Titan Switch赤軸キーストローク:3.6mmアクチュエーションポイント:1.8mm押下荷重:45gキー耐久性:5,000万回LEDライティング:搭載ソフトウェア:対応サイズ:462×235×32mm重量:約1150g価格:22,228円 (本稿執筆時点)

上記で紹介したVulcan 120が茶軸モデルなのに対し、このVulcan 121は本体カラーがブラックの赤軸搭載モデルです。

反応速度に優れたKailh銀軸は一度試すべきHyperX Alloy FPS RGB

HyperX Alloy FPS RGB
タイプ:英語配列、フルキーキースイッチ:Kailh銀軸キーストローク:3.5mmアクチュエーションポイント:1.1mm押下荷重:40gキー耐久性:7,000万回LEDライティング:搭載ソフトウェア:対応サイズ:442×129×35mm重量:約1100g価格:17,800円 (2019/1/31時点)

HyperXがFPSゲーマー向けと謳う「HyperX Alloy FPS RGB」は、わずか1.1mm押し込むだけでキーが反応するKailh銀軸を搭載したゲーミングキーボードです。キー反応速度が非常に速いことから、FPSやMOBAなど素早い操作を求められるゲームでのパフォーマンス向上が期待できます。その反応の良さから、どうしても慣れるまではタイピングミスが目立ちますが、慣れれば問題無し。”本当の意味でのゲーミングキーボード”と言える良品です。

HyperX初の独自キースイッチ搭載HyperX Alloy Origins

HyperX Alloy Origins (JP)
価格: 16,417円 (本稿執筆時点)

Alloy Originsは、HyperX初の独自開発キースイッチを搭載しています。筐体が頑丈かつスイッチのハウジングもしっかりとしており、スッと降りていく赤軸本来の打鍵感を味わえます。

キー正確性に優れた”光学式スイッチ”を採用BenQ ZOWIE Celeritass II

BenQ ZOWIE Celeritass II
タイプ:日本語配列、フルキーキースイッチ:光学式キーストローク:-アクチュエーションポイント:-押下荷重:-キー耐久性:-LEDライティング:搭載ソフトウェア:無しサイズ:-重量:-価格:19,800円 (2019/1/31時点)

e-sportsプロシーンで使用するプレイヤーの多いBenQ ZOWIEブランドより、光学式スイッチを採用したゲーミングキーボード「BenQ ZOWIE Celeritass II」をピックアップ。光学式スイッチを採用することのメリットとして、キー反応が正確かつ素早いことが挙げられます。CS:GOシーンにおいて多数のプロゲーマーに信頼される製品です。(現在はメカニカルキースイッチが主流ではありますが、今後は光学式を採用する製品が増えてくるのではないかと予想しています)

キーが反応する深さを3段階で調節可能東プレ REALFORCE R2 RGB

東プレ REALFORCE RGB
タイプ:日本語配列/英語配列、フルキーキースイッチ:静電容量無接点方式キーストローク:4mmアクチュエーションポイント:1.5/2.2/3.0mm押下荷重:45gキー耐久性:-LEDライティング:搭載ソフトウェア:対応サイズ:455×142×30mm重量:約1400g価格:22,870円 (2019/1/31時点)

日本メーカーの東プレから、静電容量無接点方式キースイッチを採用したゲーミングキーボード「東プレ REALFORCE RGB」。静電容量無接点方式キースイッチのメリットは、構造上パーツ同士が物理的に触れ合うことが無いことから、ヘビーユーザーでも10年以上は耐えうる高い耐久性を誇る点です。

キー反応の深さ(アクチュエーションポイント)を1.5/2.2/3.0mmの3段階で調節でき、最も操作しやすいと感じる設定でゲームプレイが可能です。

RealForce RGBのテンキーレスモデル東プレ REALFORCE R2 RGB TKL

東プレ REALFORCE R2 RGB TKL
タイプ:日本語配列/英語配列、テンキーレスキースイッチ:静電容量無接点方式キーストローク:4mmアクチュエーションポイント:1.5/2.2/3.0mm押下荷重:45gキー耐久性:-LEDライティング:搭載ソフトウェア:対応サイズ:-重量:-価格:28,500円 (2019/1/31時点)

「東プレ REALFORCE R2 RGB TKL」はテンキーレスモデル。デスクの広さや、マウスの操作スペースの関係で小さめのキーボードが欲しい方はこちらをどうぞ。

定番メカニカルキーボードFILCO Majestouch2

FILCO Majestouch2 91赤軸 (JP)
価格: 9,720円 (本稿執筆時点)
FILCO Majestouch2 87赤軸 (US)
価格: 12,107円 (本稿執筆時点)

ゲーミング用途での展開はされていませんが、信頼性の高い定番メカニカルキーボードです。サイズのラインナップが豊富で、キー配列も選べます。ゲーミングキーボードのいかにもな外見が苦手な方は、RealForceと併せてチェックしてみては。

ゲーミングキーボードと一緒に使用したい製品

1. 交換用キーキャップ

ゲーミングキーボードの外見を自分好みにカスタマイズしたい場合、各社が販売する交換用キーキャップに付け替えることをオススメします。有名フォートナイトプレイヤーTfueから流行が巻き起こり、今ではカスタマイズ文化が一般的になったように思います。

代表的な交換用キーキャップをいくつかご紹介します。

HyperX Double Shot PBT Keycaps

HyperX Double Shot PBT Keycaps
価格:4,353円~ (本稿執筆時点)

「HyperX Double Shot PBT Keycaps」は、キーキャップの下側半分が半透明で、LEDバックライトの輝きが増すデザインとなっています。英語配列メカニカルキーボードに対応しています。筆者は「Ducky One 2 Mini 60%」に本製品を取り付けて使用しています。

Ducky Joker Keycap Set

Ducky Joker Keycap Set
価格:5,980円 (本稿執筆時点)

Ducky Channelが展開する交換用キーキャップです。この他にもUltra Violetという種類があり、そちらの配色の方が見慣れている方は多そうです。奇抜なカスタマイズが好みな方は一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

Tai-Hao Rubber Gaming Backlit Keycaps

Tai-Hao Rubber Gaming Backlit Keycaps
価格:1,780円~ (本稿執筆時点)

「Tai-Hao Rubber Gaming Backlit Keycaps」はラバー製のキーキャップで、さまざまなカラーバリエーションがあります。Duckyのキーキャップセットをベースに、一部のキーキャップを本製品に付け替えている方が多いです。

2. 静音化リング

「静音化リング」はその名の通り、キーキャップの裏側に取り付けるゴム製のリングです。メカニカルキーボードに対応しています。、打鍵音を静かにするだけでなく、打鍵感を若干変えたり、キーストロークを数ミリ短くする役割も果たします。

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最後に

ゲーミングキーボードは、直接的にゲームの戦績に影響しづらいデバイスではありますが、キャラクター操作を担うという点では重要。自分が打ちやすいと感じるものを見つけ、ゲームプレイを快適に楽しみましょう。

以上、「おすすめのゲーミングキーボード20選。デバイスレビュアーが厳選」でした。