「Xtrfy B4」レビュー。柔らかいシリコンアームを備えた5色展開のシンプルなマウスバンジー

「Xtrfy B4」レビュー。柔らかいシリコンアームを備えた5色展開のシンプルなマウスバンジー

本稿では、Xtrfy(エクストリファイ)のマウスバンジー「Xtrfy B4」のレビューをお届けします。

Xtrfy B4
価格: 2,541円 (本稿執筆時点)

製品仕様と外観

エルゴノミクス形状の軽量ゲーミングマウスM4、あらかじめLubeされキータッチが最適化されたゲーミングキーボードK4に続き、今回は5色展開のマウスバンジー「Xtrfy B4」をチェック。

前述のM4やK4と同じ「Project 4」の一環として開発されたマウスバンジーで、カラーバリエーションが統一されています。本質を捉えつつ外観にも注力した、昔とは少し違った路線のプロダクトを続々と発表している印象を受けます。早速見ていきます。

B4は単機能マウスバンジー。同ブランドの前作である「Xtrfy B1」のようなUSBハブ機能、LEDライティングは撤廃され、マウスバンジー本来の用途に特化したものとなっています。

組み立ては台座にアームを差し込むだけ。しっかりと固定され、簡単には抜けません。

サイズは80×80×130mm (台座のみだと80×80×19mm)。B1と比べると台座が随分とコンパクトになっていますが、アームの高さはほとんど変化無し。

一般的なマウスバンジーと異なるのが、台座が平べったく、そこから細いアームのみが伸びている点。例えばデュアルモニターの隙間に配置するなど、構成によってはデスク上でコンパクトに収まります。

各部の素材は、台座部分がプラスチック製、アームがシリコン製です。ベース表面の仕上げによってチープさは感じられず、むしろラグジュアリーな印象を受けます。

背面のケーブルを留めておくツメはプラスチック製です。先端が鋭いため、緩く巻かれたケーブルだと取り外し時にほつれてしまう可能性があります。

本体重量は公称値265g。ベースの内部に金属製のウェイトを備えているため、ズッシリと重たいです。裏面は全面ラバーとなっており、定位置でしっかりと保持されます。

スペック&ギャラリー

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パフォーマンス

可動域

B4のシリコン製アームはB1とほぼ同等のもので、とても柔らかい素材でできています。スプリング式のマウスバンジーよりも滑らかに動くので、人によってはこちらの方が操作性が良いと感じられるのではないでしょうか。

ケーブルを数センチ留めておくという構造上、ケーブルへの負荷も最低限で済みます。パラコードケーブルを備えたゲーミングマウスを使用していて、ダメージが心配という方に適しています。

ローセンシ向けのゲーミングマウスパッド(幅450mm前後のもの)でも問題無く使用可能です。ケーブルの硬さや材質によっては根元がマウスパッドと接地してしまいますが、B4のアームの高さはごく一般的で、他のマウスバンジーにも同じことが言えます。

安定性

台座部分は80×80mm、裏面は全面ラバーベース。また本体重量は265gとなっています。一般的なスプリング式のマウスバンジーと違ってベース部分が平べったいので心配になりますが、安定性は高いです。

振り向き15センチのミドルセンシ、幅450mmのゲーミングマウスパッドとの組み合わせで使用した限りでは、長時間のゲームプレイでも定位置に留まっていました。余裕をもってケーブルを留めておけば、デスク上でガタガタと動いてしまう心配はないでしょう。

ケーブル相性

シリコンアームの穴が太めに設計されているため、細い布巻ケーブルとは相性が悪いです。ケーブルが非常に細い部類のXtrfy M1 / M2 / M3 (ケーブルの太さ:実測値2.5mm)はしっかりと留められず、操作しているうちに動いてしまいます。

似たような細さのBenQ ZOWIE EC series (ケーブルの太さ:実測値2.7mm)は、ビニール製ということもあり完全に保持されました。またその他いくつかのゲーミングマウスで試してみましたが、編組ケーブルでも2.8mm~ならば問題無く取り付けられます。逆に太さ3.5mm (例:ROCCAT Kone Pure Ultraなど)ともなってくると厳しく、無理やり取り付けることはできそうですが取り外せるかは不明。

【製品仕様と外観】の項目で前述した通り、背面のツメはプラスチック製で先端が鋭いため、無理やり取り外すと当然ケーブルの網目がほつれます。下から軽く引っ張りつつ慎重に取り外せば問題無いのですが、頻繁に付け替える方、神経質な方にとってはネックとなります。

結論とターゲット

「Xtrfy B4」について詳しく見てきました。本来の役割をしっかりと果たすシンプルなマウスバンジーです。この手のアクセサリーでは5種類から色を選べるのはとても良く、無機質なデスク上のアクセントにもなり得るでしょう。

一般的なマウスバンジーとは異なり台座が平べったいので、マルチディスプレイの隙間に置いても干渉しないのは隠れた利点と言えます。狭いデスク環境で設置場所が限られている場合、B4のコンパクトさを最大限に活かせるかもしれません。

難点として、ケーブルがほつれないように背面のツメから慎重に取り外す必要があるため、マウスバンジーに取り付けるマウスを頻繁に変える方、また神経質な方には不向きです。また3.5mm以上の太めのケーブルは取り付け不可能です。いっそ背面をスルーしてアームにだけ留めておくという選択肢もありますが…。

Xtrfy B4
価格: 2,541円 (本稿執筆時点)

以上、Xtrfy(エクストリファイ)のマウスバンジー「Xtrfy B4」のレビューでした。

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