【4K/120fps】PS5向けモニターの選び方と、おすすめ機種

【4K/120fps】PS5向けモニターの選び方と、おすすめ機種

本稿では、PlayStation 5(PS5)向けモニターの選び方と、おすすめ機種を紹介します。

先日、PS4の後継機となる「PlayStation 5」が発表され、スペックが公開されました。PS4 Proは4Kで最大60fps、60Hz出力だったため、チェックする項目が少なかったのですが、PS5はこれまでとは比べ物にならないくらい高性能で、モニター選びの条件が変わってきます。

そういった部分も含め、難しいことは極力省きつつ、分かりやすく解説していきます。

PlayStation 5のモニター選び

PS5は、ハッキリ言って、これまでのCS機とは比べ物にならないくらい高性能です。その中でも注目すべきは、最大120fps、120Hz出力 (4K解像度をサポート) に対応していること。

その性能を最大限に引き出すために、モニターの選び方を知っておく必要があります。

PlayStation 5の仕様をチェックする (開閉できます)
【CPU】
x86-64-AMD Ryzen“Zen 2”
8コア/ 16 スレッド
周波数:最大3.5GHz まで可変

【GPU】
AMD Radeon RDNA 2-based graphics engine
レイトレーシングアクセラレーション
周波数:最大2.23GHz まで可変(10.3 TFLOPS)

【システムメモリ】
GDDR6 16GB
バンド幅:448GB/s

【SSD】
825GB
読み込み速度:5.5GB/s Read Bandwidth(Raw)

【光学ドライブ/読み出し専用】
Ultra HD Blu-ray (66G/100G)~10xCAV
BD-ROM(25G/50G)~8xCAV
BD-R/RE(25G/50G)~8xCAV
DVD ~3.2xCLV

【PS5 ゲームディスク】
Ultra HD Blu-ray(100GBまで)

【映像出力】
HDMIOUT端子
4K 120Hz TV、8K TV、VRR 対応(HDMI2.1規格による)

【オーディオ】
“Tempest” 3Dオーディオ技術

【外形寸法(最大突起部、ベース除く)】
PS5: 約390mm×104mm×260mm(幅×高さ×奥行)
PS5デジタル・エディション: 約390mm×92mm×260mm(幅×高さ×奥行)

【質量】
PS5: 約4.5kg
PS5デジタル・エディション: 約3.9kg

【最大消費電力】
PS5: 350W
PS5デジタル・エディション: 340W

【入出力】
USB Type-A 端子(Hi-Speed USB)
USB Type-A 端子(Super-Speed USB 10Gbps) x2
USB Type-C 端子(Super-Speed USB 10Gbps)

【通信】
Ethernet(10BASE-T, 100BASE-TX, 1000BASE-T)
IEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth 5.1

CS機でゲームをプレイする場合、上位機種のPS4 Proでも最大60fpsにしか対応していなかったため、これまではモニター側のリフレッシュレートを気にする必要はありませんでした。

しかしPS5は性能が大幅に向上し、最大120fps、120Hz出力に対応しているので、性能を最大限に引き出すためには”リフレッシュレート120Hz以上のモニター”を用意する必要があるということです。

「何を言ってるか分からん」って方のために、用語から解説していきます。

フレームレート(fps) について

fpsとは frames per second の略で、1秒間に何枚の静止画が切り替わるかを表します。

60fpsなら 1秒間に60枚の静止画が切り替わります。この数値が増えれば増えるほど、滑らかな映像となりますし、逆に数値が低いと、カクカクした映像になってしまいます。

リフレッシュレート(Hz) について

リフレッシュレートとは 1秒間で画面を何回切り替えられるかを表すもので、Hz(ヘルツ)という単位で表します

60Hzなら、1秒間に画面が60回切り替わります。この数値が増えれば増えるほど滑らかな映像となり、逆に数値が低いと、カクついた映像になってしまいます。

ちなみに一般的なモニターはリフレッシュレート60Hzです。

PS5向けモニター選びのポイント

  • フレームレート(fps) … 1秒間に何枚の静止画が切り替わるか。ゲーム機本体の性能に依存する。
  • リフレッシュレート(Hz) … 1秒間に画面を何回切り替えられるか。モニター側の性能に依存する。

この2つは一見すると似ていますが、フレームレート(fps)はゲーム機本体、リフレッシュレート(Hz)はモニター側の性能に依存するという大きな違いがあります。

なので、ゲーム機本体とモニターそれぞれの性能を合わせる必要があります。ここを間違って選択してしまうと、宝の持ち腐れになります。例えば↓

  • ゲームが60fpsで動作するPS4に、リフレッシュレート144Hzのゲーミングモニターを繋いでいても、結局は1秒間に60枚しか静止画が切り替わらない。モニターの性能が腐ってしまう。
  • ゲームが120fpsで動作するPS5に、リフレッシュレート60Hzのモニターを繋いでいても、1秒間に60回しか画面が切り替わらない。ゲーム機本体の性能が腐ってしまう。

これらを踏まえたうえで、先ほどの文章をもう一度

CS機でゲームをプレイする場合、上位機種のPS4 Proでも最大60fpsにしか対応していなかったため、これまではモニター側のリフレッシュレートを気にする必要はありませんでした。

しかしPS5は性能が大幅に向上し、最大120fps、120Hz出力に対応しているので、性能を最大限に引き出すためには”リフレッシュレート120Hz以上のモニター”を用意する必要があるということです。

PS5のモニター選びが大事な理由、分かっていただけたでしょうか。解説を終えたところで、PS5におすすめのゲーミングモニターを何機種か見ていきましょう。

PS5におすすめの4K/120Hz対応モニター

PS5の性能を最大限に引き出せるゲーミングモニターを選ぶうえでの条件は以下の通りです

  • 4K解像度
  • HDMI接続時、120Hz出力に対応していること

しかし、4K解像度で高リフレッシュレートなモニターとなると価格が高くなり、予算10万円前後は見ておく必要があります。WQHD、フルHDと解像度を下げると、価格帯もグッと下がるため、安く手に入れたい方は飛ばしてOK。

リビングルームにも適した、4K/120Hz対応テレビLG 49NANO86JNA

LGからは2020年モデルとして、4K/120Hzに対応したテレビが発売されています。通常のテレビ用途はもちろん、PS5でのゲームや映像コンテンツまで幅広く楽しめます。

最小49インチから最大86インチまで豊富なサイズ展開となっているため、リビングルームにPS5を置きたい場合にも適しています。

LG 49NANO86JNA
価格: 97,018円 (本稿執筆時点)

発売予定のHDMI2.1認証取得モニターASUS ???

ASUSからは、HDMI 2.1認証を取得した4K解像度/リフレッシュレート120Hzのゲーミングモニターの発売が予告されています。いくつかの画面サイズが展開され、自室でのゲーミングにも適した仕様。

しかし発売時期については執筆時点では明らかになっていません。各社、PlayStation 5の発売に合わせて4K/120Hz対応モニターを展開してくることが予想されるため、同じようなスペックを備えた製品は今後増えてくるかと思います。

コスパの良いWQHD/120Hz↑対応モニター

前述の通り、4K解像度の高リフレッシュレートなモニターは価格が高いことがネックとなります。

また現時点では、4K解像度でゲームが120fpsで動作する保証もありません。前例として、PS4 Proの4K出力でも60fpsでの動作は保証されておらず、タイトルによっては30fps前後しか出ないこともありました。

※解像度が高いほど負荷が多く掛かるので、ゲームの動作フレームレート(fps)が低くなってしまう

そこで無難と言えるのが、フルHDと4Kの中間に位置する「WQHD解像度」です。フルHDよりも高画質で、4Kよりも負荷が少ないため、バランスの取れた選択肢と言えます。4K/120Hz対応機種と比べると価格もグッと下がります。

※PS5がWQHD解像度に対応するかは現時点で不明です。参考として、前機種であるPS4 Proでは非対応で、PS5の競合製品となるMicrosoft社 Xbox One SやXbox One X、Xbox Series XではWQHD解像度への対応が既にアナウンスされています。

WQHD解像度の165Hz対応で4万円?!Pixio PX277 Prime

スペックの割に価格が安いことで評判の高いPixio製モニター。Pixioを聞いたことがないという方も多いかもしれませんが、PC版のFPSプレイヤーを中心にメキメキと知名度を上げているメーカーです。

この「Pixio PX277 Prime」は 27インチ、WQHD解像度、IPSパネル、リフレッシュレート165Hz(HDMI接続時は144Hz) と さまざまな用途を想定した万能モデルで、ちょうどPS5で求められるスペックも満たしています。

視野角の広いIPSパネルを搭載していることも特徴の一つ。画面を見る角度によって色や輝度が変わらないので、リラックスした姿勢でも画面の映りが綺麗なままゲームを楽しめます。実際にはややハイコントラストで綺麗な発色です。

HDMIケーブルで繋いだ場合は最大144Hzですが、PCにDisplayPortケーブルで繋ぐと165Hzで駆動するため、PS5とPCを同時に繋いでおいて本体のボタンから入力切り替え、といった使い方もできます。

Pixio PX277 Prime
価格: 39,980円 (本稿執筆時点)

スピーカー搭載、これ1台で楽しめるBenQ EX2780Q

モニター大手のBenQより「BenQ EX2780Q」。スペック面では先ほど紹介したPX277 Primeと限りなく近く、27インチ、WQHD解像度、IPSパネル、リフレッシュレート144Hzと こちらも万能モデルといった印象。1万円ほどの価格差があります。

明確な違いとしては、2.1chスピーカー内蔵、ワイヤレスリモコン付属という2点が挙げられます。

そもそもモニターにスピーカーが搭載されていることは少ないですが、もし備わっていたとしても非力なものが多く、高音がシャリシャリしているなど、まともな音を届けてくれるものは少ないです。

EX2780Qに搭載されているのは 2W×2 + 5Wのサブウーファーを備えたBenQ treVoloという2.1chスピーカーで、普段使いには十分なクオリティです。イコライザーのプリセットもいくつか用意されており、場面に応じて切り替えられます。

また、ワイヤレスリモコンからは全ての設定にアクセスでき、モニター側での音量調整はもちろん、HDRなど画面を見やすくする機能を有効化したり、前述のスピーカーのイコライザー変更なども行えます。

PS5はUltra HD Blu-rayを再生可能ということもあって、ゲーム以外のエンターテインメントにも幅広く使用できます。他のモニターと違ってテレビのようにリモコンで操作が行えることは、かなりのアドバンテージになるのではないでしょうか。

BenQ EX2780Q
価格: 49,818円 (本稿執筆時点)

価格の安いフルHD/120Hz↑対応モニター

PCでFPSなど競技系ゲームをプレイする場合、解像度はフルHDが主流となっています。解像度が低いぶん掛かる負荷が少なく、高いフレームレート(fps)でゲームを動作できるので、FPSなどの対人ゲームでパフォーマンスを出したい場合に有力候補となります。

WQHDや4Kと比べるとドットが粗くなりますが、24.5インチや27インチなど画面サイズが小さければ大した問題にはなりません。

スピーカー搭載、これ1台で楽しめるBenQ MOBIUZ EX2510 / EX2710

BenQの新ブランドMOBIUZより「BenQ MOBIUZ EX2510 / EX2710」。スペックは 24.5/27インチ(2種類から選択可能)、フルHD解像度、IPSパネル(sRGBカバー率99%)、リフレッシュレート144Hz。

この製品の強みとして、ゲームプレイに適したBenQ独自の機能が搭載されていることが挙げられます。HDRよりも綺麗な映像を楽しめるHDRi、暗所を見やすくするBlack eQualizer、色の鮮やかさを細かく調整するColor Vibranceなど。

さらに2.5W×2のtreVoloスピーカーも搭載されており、これ1台でPS5を楽しむための機能がオールインワンとなったモデルだと言えます。負荷が掛かりづらいフルHD解像度なので、安定した高いフレームレート(fps)でゲームを動作させたい場合にお勧め。

BenQ MOBIUZ EX2510
価格: 30,633円 (本稿執筆時点)
BenQ MOBIUZ EX2710
価格: 33,428円 (本稿執筆時点)

まとめ

今回は、PlayStation 5におすすめのゲーミングモニターについて解説しました。

HDMI接続時にリフレッシュレート120Hz以上に対応している機種ならば、PS5の性能を最大限に引き出すことができます。やはり綺麗な映像の4Kモニターが欲しいところですが、解像度によって価格帯が大きく変わってくるので、予算に合ったものを選択しましょう。

個人的には、パフォーマンスと価格を照らし合わせたときに「WQHD解像度」のモニターが最も現実的で好ましい選択だと思っています。中でも「Pixio PX277 Prime」と「BenQ EX2780Q」の2機種はお勧め。それぞれ違った良さがあるので、見比べてみてください。

※PS5がWQHD解像度に対応するかは現時点で不明です。参考として、前機種であるPS4 Proでは非対応で、PS5の競合製品となるMicrosoft社 Xbox One SやXbox One X、Xbox Series XではWQHD解像度への対応が既にアナウンスされています。

PS4から大きく性能が向上したPS5ですが、モニターの選び方を間違ってしまえば性能の差を実感することはできないため、ぜひこの記事を参考に正しくモニターを選んでみてください。

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