144Hzゲーミングモニターおすすめ特集。デバイスレビュアーが厳選【2019年最新】

144Hzゲーミングモニターおすすめ特集。デバイスレビュアーが厳選【2019年最新】
  • 初めてゲーミングモニターに手を出すけど、どれを選べばいいか分からない
  • リフレッシュレート144Hzゲーミングモニターのおすすめ機種が知りたい

本稿では、上記のような方に向けて、おすすめの144Hzゲーミングモニターをご紹介します。人気メーカーや選び方についても詳しく解説しています。

この記事を書いているミオニ(@mionigg)は、ゲーミングデバイスレビュアーとして活動しています。当サイト「DPQP」の記事やYouTubeの動画を通して、ゲーミングデバイスのレビューをお届けしています。一般のゲーマーの方と比べると、普段からたくさんの製品に触れていると思います。

僕も、昔はいわゆる普通のモニター(60Hz)を使用していました。とあるタイミングで性能を追い求めて144Hzへと移行し、現在は240Hz駆動のゲーミングモニターを使用しています。これまでさまざまな製品を使用してきた知見を活かし、レビュアー兼ゲーマーとしてさまざまな視点からお伝えしていきます。

144Hzゲーミングモニターを探されている方の参考になれば嬉しいです。

普通のモニターと144Hzゲーミングモニターの違い

よく言われている話ですが、60Hzと144Hzでは実感できるほどの違いがあります

そもそもモニターの仕組みは、静止画を高速で切り替えながら映像を表示するといったものです。リフレッシュレートとは1秒間に最大何枚の静止画を切り替えられるかを示す数値で、単位はHz(ヘルツ)で表されます。

普通のモニターはリフレッシュレート60Hzで、1秒間に60回の静止画が高速で切り替わっています。これが144Hz駆動のゲーミングモニターだと1秒間に144枚となり、その差は2倍以上です。要するに、リフレッシュレートが高ければ高いほど、画面の動きが滑らかになり、オブジェクトの動きを捉えやすくなります。

この動画は、144Hz, 120Hz, 60Hzをスローモーションで再生したものとなります。そもそもの映像の滑らかさが全く違うことが分かるかと思います。また、60Hzでは動画のように映像が割れてしまうティアリングがハッキリと視認できてしまっていますね。

数ミリ単位のカーソル操作が重要となるFPSでは、60Hzのコマ送り感やティアリングを視認できてしまうことがプレイに悪影響を及ぼします。144Hzのように敵プレイヤーの動きが滑らかに描写されれば、エイム(AIM)を正確に合わせやすくなります。

144Hz駆動ゲーミングモニターのメリット

144Hz駆動ゲーミングモニターのメリットとして、「映像が滑らかに描写される」「高速で移動するオブジェクトをしっかりと視認できる」「画面の残像感やちらつき、ティアリングが軽減される」ことが挙げられます。ここまでは先ほど解説した内容ですね。

これ以外のメリットとして、普通のモニターにはないゲーマー向けの便利な機能が搭載されていることが挙げられます。

  • GPUと同期して映像描写することで、ティアリングを抑える機能「FreeSync」「G-SYNC」
  • モニター側で、色の鮮明さや暗い場所を見やすく調整する機能
  • 真っ黒の静止画を高速で挟み込む(黒挿入)ことで体感リフレッシュレートを引き上げる機能
  • モニターの位置を細かく調整する機能「高さ調整」「ティルト角度調整」「スウィーベル」「ピボット」

そもそもモニターは映像を映し出す機器です。だとすると、ゲーミングモニターは名前にある通り、ゲームの画面を映し出すためのモニターです。

普通のモニターでは配慮されていない、敵を見やすくするために発色を細かく調整できたり、普通ではほぼ見えない暗い場所を見やすくする機能、最もゲームをプレイしやすい角度や位置にモニターを動かせる機能だったりと、ゲームプレイを快適に行うためにさまざまな機能が搭載されています。

もちろん、こういった機能の一部を削ぎ落した代わりに価格が安い機種まで、さまざまなものが販売されています。

144Hzゲーミングモニターが主流になりつつある

以前、DPQPの公式Twitterアカウントで実施したアンケートによると、なんと6割以上の一般ゲーマーが144Hz以上のゲーミングモニターを使用していることが分かりました。DPQPの読者層にはコアゲーマーが多いため、ゲームへの向上心がある方にとっては参考になる数値かと思います。

これが何を表しているかというと、144Hzゲーミングモニターが主流になりつつあるということです。

Q. 現在使用しているゲーミングモニターのリフレッシュレートは? ―公式Twitterにて実施したアンケートより、368票の集計結果

60Hz
35%
144Hz
51%
240Hz
14%

60Hzモニターを使っているということは、大半のプレイヤーよりも映像のカクつきが激しい状況でプレイしているということなので、それだけで不利を背負ってしまっている状態とも考えられます。例えばFPSならば、せっかくの撃ち勝てる機会をたくさん逃してしまっていた可能性もありますよね。プレイスキルの向上、ゲームの上達を妨げてしまうといっても過言ではないと思っています。

逆に、144Hzゲーミングモニターを買ったところで決して有利には立てないということも言えます。熱心にPCゲームに取り組んでいる層ならば当然のように使用しているものだからです。そういったゲーマーと同じラインに立てる、という言い方が正しいのかなと思います。

ゲーミングデバイスで可能な限り有利に立ちたいという方は、「240Hzゲーミングモニターおすすめ特集」を参考にしていただけると幸いです。当然、144Hzよりも価格は張りますが、その他大勢のゲーマーと差をつけることができます。

ゲームを144fps以上で動かすために

リフレッシュレート144Hzの性能を最大限に発揮するためには、ゲームを144fpsで動かす必要があります。モニター側に1秒間144枚の静止画を切り替える性能があっても、ゲームの動作フレームレートが144を下回っていれば、その数値と同じ静止画の枚数しか切り替わりません。しかし、144fps出すのはそこまで苦労しません

フレームレートを向上させるために設定を工夫すれば、いわゆるミドルスペックのゲーミングPCで問題ありません(ゲームタイトルにもよりますが)。例えば『フォートナイト』や『レインボーシックスシージ』では、2万円台のグラフィックボード「GTX 1060 3GB」で平均144fps以上出せます。BTOショップで10万円前後で買える構成ですね。

また、全員が1920×1080(フルHD)解像度でプレイしている訳ではありません。フレームレートを向上させるために「1280×960」や「1440×1080」など解像度を下げてプレイしている方もたくさんいます。プロゲーマーの設定を参考にしたい場合、筆者が運営するProSettings.jpを覗いてみてください。

要するに、144Hz駆動のゲーミングモニターを使用したい方は、必ずしも高スペックPCが必要な訳ではないということです。不安な方は、各ゲームタイトルの公式サイトなどに記載されている推奨動作環境などを確認したり、実際にフレームレートを計測してみてください。

おすすめの144Hzゲーミングモニター

144Hz駆動のゲーミングモニターにはさまざまな種類があります。その中からオススメの5機種を厳選してご紹介します。メーカー・ブランド、機種ごとに狙っているターゲット層も異なります。各製品に搭載された機能なども詳しく解説していますので、あなたの選ぶ条件に合った製品を見つけてみてください。

”ゲームで勝つ”ための機能が揃ったBenQ ZOWIE XL2536

BenQ ZOWIE XL2536
画面サイズ:24.5型ワイド/TL液晶解像度:フルHD(1920×1080)応答速度:1ms(GtoG)リフレッシュレート:144Hz接続端子:DVI-DL×1、HDMI1.4×1、HDMI2.0×1、DisplayPort×1本体サイズ:‎W569.94×H445.75~515.43×D226.04mm重量:7.5kg価格:45,052円 (2019/1/25時点)

「BenQ ZOWIE XL2536」は、e-sportsに最適なゲーミング機器を揃えるZOWIEブランドの上位モデルです。リフレッシュレート144Hz、応答速度1msのほか、ゲームのパフォーマンスを向上させるための機能が揃ったゲーミングモニターです。公式のオフライン大会やイベントにも積極的に採用されています。

このほか、240HzモデルのXL2546もラインナップされています。プロゲーマーの使用率も高い機種です。

  • 残像を低減する(黒挿入)「DyAc」機能
  • 暗所の視認性を高める「Black eQualizer」機能
  • 色の鮮明さを細かく調整できる「Color Vibrance」機能
  • ブルーライト低減、フリッカーフリー機能
  • モニターの設定を3つまで保存して瞬時に切り替えられる「S-Switch」搭載
  • 余計なものを視界から排除する「アイシールド」搭載
  • 画面の位置を細かく調整できる「高さ調節」「ティルト機能」「スウィーベル機能」「ピボット機能

注目すべきは「DyAc」「Black eQualizer」「Color Vibrance」といった機能の数々です。どんな恩恵があるかまとめると、ゲームプレイ中の残像感を抑えて滑らかな映像を映しつつ、細かな位置まで見やすいよう発色を細かく調整できるって感じで、とにかくゲームプレイに特化された仕様です。

筆者が実施したXL2546のレビュー動画。2:18~ リフレッシュレート240HzモデルのXL2546を2枚並べ、黒いフレームを瞬間的に挟み込む、黒挿入と呼ばれる技術「DyAc」の効果を検証しています。どれほど影響を与えるかが分かるかと思います。本当に映像が滑らかで見やすいので、僕も愛用しています。

ゲームを有利に進めるための機能が揃っているので、FPSやMOBAで「勝ちたい」という方に最適です。

2万円で買える安価な144HzモニターViewSonic VX2458-MHD-7

ViewSonic VX2458-MHD-7
ディスプレイ:23.6型ワイド/TLパネル解像度:フルHD(1920×1080)応答速度:1ms(GtoG)リフレッシュレート:144Hz接続端子:HDMI1.4×2、DisplayPort×1VESA規格:対応本体サイズ:‎W558.7×H422.4×D229.65mm重量:-備考:FreeSync対応価格:19,980円 (2019/2/18時点)

次に紹介する「ViewSonic VX2458-MHD-7」は、とにかく安い値段で144Hzゲーミングモニターを手に入れたい方向け。リフレッシュレート144Hz・応答速度1msで、フリッカーフリーやブルーライト軽減、さらに暗所の視認性を高める「Black Stabilization」を搭載しながら、約2万円と安価で入手可能です。

ViewSonicは海外ディスプレイ市場でそこそこ有名で、つい最近国内でも取り扱われるようになったメーカーです。

  • ブルーライト低減、フリッカーフリー機能
  • 暗所の視認性を高める「Black Stabilization」機能
  • 映像信号を遅延なく伝送する「Low input lag」機能

XL2536と比較すると、ゲームで役立つ機能はかなり削ぎ落されています。画面の発色を細かく調整できないことと、モニターの角度を細かく調整できないことが難点でしょうか。好きな位置にモニターを動かしたい場合、VESA規格に対応しているので、モニターアームを別途購入することで解決できます。

144Hzゲーミングモニターを価格重視で手に入れたい方はこの製品一択な気がします。とにかく安いです。

3万円以下でG-SYNCを利用可能なASUS VG258Q

ASUS VG258Q
ディスプレイ:24.5型/TLパネル解像度:フルHD(1920×1080)応答速度:1ms(GtoG)リフレッシュレート:144Hz接続端子:HDMI1.4×1、HDMI2.0×1、DisplayPort×1VESA規格:対応本体サイズ:‎-重量:-備考:FreeSync対応/G-SYNC互換価格:31,690円 (2019/2/18時点)

「ASUS VG258Q」は、ここまで紹介した2製品の中間に位置する、コストパフォーマンスに優れた144Hz駆動ゲーミングモニターです。ゲームを有利に進められる機能や、モニターの位置を細かく調整できる機能を備えつつ、約3万円前後と手に入れやすい価格帯となっています。

  • モーションブラーを取り除き絵画を鮮明にする「Extreme Low Motion Blur」機能
  • ティアリングを抑えるG-SYNCと互換性のある「Adaptive-Sync (AMD FreeSync)」機能
  • 入力遅延を極限まで抑える「GameFast」機能
  • 遊ぶゲームに合わせて色調やコントラストを選択できる「GameVisual」機能
  • ブルーライト低減、フリッカーフリー機能
  • 画面の位置を細かく調整できる「高さ調節」「ティルト機能」「スウィーベル機能」「ピボット機能

最大のメリットは、G-SYNCと互換性のある「Adaptve-Sync (AMD FreeSync)」を搭載していることです。

これまでG-SYNC搭載モニターの価格は非常に高く、144Hz駆動で5万円前後が相場でした。しかし最近、NVIDIAが「一部のAMD FreeSync搭載モニターでG-SYNCが利用可能になる」と発表し、対応製品一覧にこのVG258Qが含まれていました。GTXやRTXシリーズなど、NVIDIAのグラフィックスカードを使用している方に最適です。

最後に

本稿で紹介したおすすめの144Hzゲーミングモニター3機種は、それぞれに異なる特徴があるので、自分に合ったものを選んでみてください。

とにかく60Hzから144Hzに移行したときの衝撃は凄まじいです。現状、熱心なプレイヤーの大半は144Hz以上でゲームをプレイしているということもあり、60Hzでゲームをしていること自体が不利に繋がっている可能性もあります。ぜひ前向きに検討してみてはいかがでしょうか。

  • 1. BenQ ZOWIE XL2536 (XL2546) : とにかく機能性を重視する、勝ちたいゲーマー向け。
  • 2. ViewSonic VX2458-MHD-7 : 144Hz駆動モニターをできるだけ安い価格で手に入れたい方向け。
  • 3. ASUS VG258Q : 機能性と価格の両方を考える、コストパフォーマンスを重視する方向け。

以上、「144Hzゲーミングモニターおすすめ特集。デバイスレビュアーが厳選」でした。

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