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「Xtrfy M1」レビュー。とにかく持ちやすい独自のエルゴノミクス形状が魅力の左右非対称ゲーミングマウス

「Xtrfy M1」レビュー。とにかく持ちやすい独自のエルゴノミクス形状が魅力の左右非対称ゲーミングマウス

スウェーデンのゲーミング周辺機器メーカー「Xtrfy (エクストリファイ)」のゲーミングマウス「Xtrfy M1」を提供していただいたので、当記事にて詳細なレビューを行います。

Xtrfy M1 レビュー

「Xtrfy M1」は、CS:GOの強豪チーム Ninjas in Pyjamas (NiP) のメンバーが設計・テストに携わって開発されたゲーミングマウス。最前線で戦うプロゲーマーのこだわりが詰め込まれ、細部まで調整が加えられた製品となります。国内のトッププレイヤーが集結したプロゲーミングチーム Rsk Ninjas Gaming (RNG) のメンバーも使用中。


形状:左右非対称解像度:400/800/1600/3200/4000cpiポーリングレート:125/500/1000Hzセンサー:PixArt PMW3310ボタン:5メインスイッチ:オムロン製サイドスイッチ:Kailh製ケーブル:2m重量:95gドライバ:無し価格:8,845円 (2018/10/11時点)

ちなみに、通常版はXtrfyのロゴ、NiP EDITIONではNiPのロゴが刻まれています。違いはロゴマークのみで、性能に違いはありません。

Xtrfy M1

今回は「Xtrfy M1 NiP EDITION」の実機を提供していただきました。早速、以下にて実際に使用した感想などを含めた詳細レビューを行っていきます。

製品開封、内容物をチェック

製品の外箱には、持ちやすい独自のエルゴノミクス形状、耐久性に優れたオムロン製スイッチを採用、特徴的なLEDライティングの配置など、Xtrfy M1の製品特長が記載されています。

Xtrfy M1 外箱

早速、到着した製品を開封します。内容物はXtrfy M1マウス本体と、多国語で記載された取扱説明書、Xtrfy×NiPのステッカー1枚がXtrfyロゴが刻まれた厚紙に同封されています。

Xtrfy M1 内容物

取り扱い説明書に日本語表記はありませんが、こちらより日本語マニュアル(PDFファイル)や最新ファームウェアをダウンロードして入手することが可能です。

Xtrfy M1は本体裏のスイッチからCPI値やポーリングレートを設定できるドライバレスのゲーミングマウスですので、取り扱いに困る心配はまず無いでしょう。

独自のエルゴノミクス形状、滑らないラバーコーティング

Xtrfy M1は左右非対称エルゴノミクス形状のゲーミングマウスで、しっかり手にフィットする人間工学に基づいた形状となっています。

Xtrfy M1 本体前面

本体を前から見ると、右メインスイッチの部分が少し沈んでおり、中指を自然に配置できる形状となっています。ホイール部分にはしっかりとホールドが可能なラバーグリップが採用されており、回し心地はやや硬めで誤爆する心配はありません。

Xtrfy M1 本体後面

後面から見れば分かる通り、マウス本体にしっかりとした厚みが確保されています。つかみ持ちやかぶせ持ちをする方も、手の平をマウスにしっかり預けて安定したマウス操作が可能となっています。

Xtrfy M1 本体左側面

Xtrfy M1は左側にサイドボタンが2個搭載されている一般的な右手専用の左右非対象ゲーミングマウス。手前側のサイドボタンが少し大きい、やや特徴的な配置となっています。

Xtrfy M1 本体右側面

右側面は先端にいくにつれて細くなっていく左右非対象ならではの形状。Xtrfy M1はサイド部分にラバーグリップが貼り付けられていませんが、マウス表面にラバーコーティングが施されているので全体的に滑りづらくなっており、しっかり手にフィットしてくれます。

マウス表面は滑りづらいラバーコーティング加工

マウスケーブルはXtrfyのイメージカラーである黄色と黒の切り替えしとなっています。

エルゴノミクス形状のゲーミングマウスの中ではマウス本体の高さが抑えられている印象ですが、サイド部分の形状も相まって非常に握りやすく設計されています。持ち方との相性については後述。

製品仕様をより詳細にチェック

以下ではXtrfy M1を実際に使用しながら、マウスの細かな形状やスイッチ周りの調整など、マウス操作に直接的に関わる部分をチェックしていきます。

とにかく持ちやすい、手の大きさも広くカバー

Xtrfy M1はNiPメンバーが開発・調整に関わったこともあり、本当によくできた独自のエルゴノミクス形状となっています。左右非対称ゲーミングマウスの定番とも言えるIE3.0クローンとは全く違った、マウスの高さが抑えられつつサイド形状にこだわりが見えるデザイン。

持ちやすさに関しては評判通りで、これ以上ないほどに手にフィットする感覚を得られます。以下からは、男性の平均ほどの手の大きさ(18.5cm)の筆者によるレポートとなります。

つかみ持ち

つかみ持ちで重要となるのが、手のひらを預けるマウスの後面部分。Xtrfy M1はマウスの高さが抑えられているので推奨はできない持ち方ではありますが、安定したマウス操作をすることが可能。マウスの奥行はしっかり確保されているので、手が大きめの方でも問題無し。

つまみ持ち

手の平を浮かせ、マウスのサイド部分でしっかり固定するのがつまみ持ち。Xtrfy M1の右側面の形状は秀逸で、薬指と小指がしっかりとおさまってくれます。薬指と小指の配置に余裕があり、自然な手の形でフィットしてくれるので本当に持ちやすいです。

かぶせ持ち

マウス全体に手を覆いかぶせて固定するのがかぶせ持ち。最もマウスの形状の影響を受けやすい持ち方ですが、Xtrfy M1の独自のエルゴノミクス形状がどれだけ優れた設計なのかを思い知らされます。

薬指と小指を無理に曲げることなく、全ての指がストレス無い配置でマウスに吸い付いてくれます。テストの結果、Xtrfy M1はかぶせ持ち・つまみ持ちで真価を発揮するゲーミングマウスという結論に。

薬指と小指の配置

高さが抑えられている割に薬指と小指の配置が楽に行えるのは、マウスの奥行が12.9cmと長めに確保されているからでしょう。

念のため、手が小さめ(17.2cm)の友人にも3種の持ち方でテストしてもらったところ、筆者と変わらず全ての持ち方で違和感は感じなかったとのこと。万人の手にフィットする形状と言えます。

各スイッチの調整は好みが分かれるところ

オムロン社製のメインスイッチ、Kailh社製のサイドスイッチと、信頼性の高いスイッチ周りが採用されています。

オムロン製メインスイッチ

メインスイッチのクリック感はとても浅くて軽い印象で、ここに関しては好みが分かれそうではあります。スイッチが浅めに配置されており、あまり力を入れずともクリックが可能となっています。

スイッチが重ためのゲーミングマウスを使用していた方は慣れるまで誤クリックが目立ってしまう可能性が有ります。クリック音に関しては一般的で、特筆すべき点は無し。

ホイールスクロールは非常に固め

一方で、ホイールのスクロール操作は非常に固く、まず誤爆の心配は無いと言えます。これまでホイールが柔らかい製品を使っていた方であれば、やや力を入れてスクロールする必要があるかと思います。

ちなみに、普段から作業でホイールを多用する筆者が1週間ほど使用したところ、ほんの少し固さが和らいで操作しやすくなりました。これ以上緩む気配はありません。

配置が独特なKailh製サイドスイッチ

サイドボタンに関しては、自然にクリックが可能かつ誤爆する心配も少ない丁度良い塩梅を保っています。手前のボタンが大きめに確保された独特な配置が、細かな調整によるこだわりを感じるポイント。

親指をサイドボタン部分に持っていった際に、ちょうど親指の腹の部分が手前のサイドボタンに、親指の先端が奥のサイドボタンに触れるような設計となっています。

軽すぎず重すぎない、適切な重量感

Xtrfy M1の重量は、公表値が95g(ケーブル除く)、実測値が93g(こちらは参考程度でお願いします)。重すぎず軽すぎない、左右非対象ゲーミングマウスの平均値とも言える適切な重量感となっています。

実測値は93g (参考程度にお願いします)

実際に使用した感想としては、独自の形状による手へのフィット感とも相まって、自分の思い通りにマウスカーソルを操作できます。

マウスソールは3か所

独特な形状のマウスソールが3か所に配置されており、左側の大型な部分が特徴的です。4種類のマウスパッドでテストしたところXtrfy M1の滑り心地はとても良好で、干渉する気配も無し。

ある意味では中間的な重量感ですので、マウス重量に好みがある方でも違和感なく使用できる製品といった印象。重ためのマウスが好きな筆者でも、Xtrfy M1であれば快適に使用できています。

CPIとポーリングレートを本体で切り替えるドライバレス

Xtrfy M1は専用ソフトウェアが用意されていない、いわゆるドライバレスの製品。メリットとしては、設定要らずでUSBケーブルでパソコンに接続するだけで使用可能ということが挙げられます。

CPI

ボタンを押すことで400 / 800 / 1600 / 3200 / 4000cpiの5段階に切り替え可能で、それぞれの値はLEDの発光色によって判別が可能です。写真の緑は800cpi設定時となります。

一般的にゲームプレイにおいて使用される400 ~ 1600cpiはしっかりと抑えていますが、普段から他製品の専用ソフトウェアによって中間値(例:500cpiなど)に設定している方は注意が必要です。

ポーリングレート

また、マウス本体裏側のスイッチによって、ポーリングレートは125 / 500 / 1000Hzの3段階切り替えが可能となっています。こちらは反応速度の観点から1000Hzに設定することを推奨。

ソフトウェアが無いドライバレスの製品は、とにかく取り扱いが楽でオススメです。「初めて本格的なゲーミングマウスを導入したい」という方でも安心できる製品となっています。

持ちやすさ故の、圧倒的なマウス操作の安定性

Xtrfy M1を実際に使用して強く感じたのは、とにかくゲーミングマウスを選ぶ際は持ちやすさを最優先に考えた方がいいということ。独自のエルゴノミクス形状は手へのフィット感に優れており、それ故にマウス操作も非常に安定してくれます。

2パターンの手の大きさ・3種の持ち方(つかみ持ち、つまみ持ち、かぶせ持ち)をテストした結果、どの持ち方でも違和感なく手にフィットしてくれましたし、どんな手の大きさでも干渉しづらい優れたデザインであることも実証できました。

Xtrfy M1

また、Xtrfy M1に搭載されているセンサー「PixArt PMW3310」は比較的古い型番とはいえ、さすが実績のあるセンサーで正確性や追従性は文句無し。上位品が搭載された製品も多く存在している中で、”安定性”を求めたNiPメンバーの選択は間違いなかったと言えるでしょう。

総評として、メインスイッチの軽さにユーザーの好みが分かれそうなものの、優れたエルゴノミクス形状による持ちやすさ、適切な重量感、サイドスイッチの秀逸な配置といった面で、個人的に文句の付け所が無いゲーミングマウスでした。特に、FPSやMOBAなどの激しいマウス操作を伴うゲームタイトルでのパフォーマンス向上が期待できます

Xtrfy製品はイメージカラーのインパクトが強い

外観の面でも、Xtrfyのイメージカラーであるイエローが強調され、ゲーミングデバイスらしいインパクトを与えてくれます。ゲーミングマウスとしては価格がやや高めなことがネックですが、細部まで調整されたXtrfy M1にはそれだけの価値があると感じました。デバイスの選択に迷っている方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。


「Xtrfy M1」の詳細を見る

形状:左右非対称解像度:400/800/1600/3200/4000cpiポーリングレート:125/500/1000Hzセンサー:PixArt PMW3310ボタン:5メインスイッチ:オムロン製サイドスイッチ:Kailh製ケーブル:2m重量:95gドライバ:無し価格:8,845円 (2018/10/11時点)

以上、ゲーミングマウス「Xtrfy M1」の実機レビューでした。

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