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「HyperX Cloud Flight」レビュー。無線ワイヤレス接続に対応しながら音質や機能面も優れた、高品質なゲーミングヘッドセット

「HyperX Cloud Flight」レビュー。無線ワイヤレス接続に対応しながら音質や機能面も優れた、高品質なゲーミングヘッドセット

Hyperx様より、無線ワイヤレス機能を搭載したゲーミングヘッドセット「HyperX Cloud Flight」を提供していただいたので、当記事にて詳細なレビューをお伝えします。

HyperX Cloud Flight レビュー

「HyperX Cloud Flight」は、最大30時間のバッテリー持続時間を備えた無線ワイヤレス機能を搭載したゲーミングヘッドセット。カタログスペック上では機能面も申し分なく、”高性能”と言える水準をキープしたまま、無線対応によって利便性を向上させたPC / PlayStation 4向けの製品です。


ドライバー:ネオジム磁石、50mm径周波数帯域:ワイヤレス接続時20-20,000Hz、アナログ接続時15-23,000Hzタイプ:密閉型インピーダンス:32Ω音圧レベル:106dBSPL/mW重量:300gケーブル:USB充電ケーブル(1m)、着脱可能な3.5mmケーブル(1.3m)マイク:ノイズキャンセリング コンデンサーバッテリー駆動時間:最大30時間価格:21,980円 (2018/11/4時点)

今回、HyperX様よりゲーミングヘッドセット「HyperX Cloud Flight」に加え、同ブランド初のゲーミングイヤホン「HyperX Cloud Earbuds」(レビュー記事)も併せてご提供いただきました。

スペック表を確認する限り、アナログ/ワイヤレス接続時ともにゲームサウンドの再生域は問題無さそうです。当記事では、無線ワイヤレス接続時もゲームを快適にプレイできる性能を保つことができているか、特に注目して見ていきたいと思います。

製品開封、内容物をチェック

HyperXお馴染みのホワイトとレッドの外箱に包まれています。PC / PlayStation 4に対応、ワイヤレス接続時に最大30時間のバッテリー持続など、HyperX Cloud Flightの製品仕様が記載されています。

HyperX Cloud Flight 外箱

早速、製品を開封。内容物はHyperX Cloud Flightヘッドセット本体、着脱可能なマイク、無線ワイヤレス接続用のUSBデバイス、着脱可能なアナログ接続用3.5mmケーブル(1.3m)、充電用のUSBケーブル(1m)、取り扱い説明書となっています。

内容物はヘッドセット本体、マイク、ケーブル2種、USBデバイス、取扱説明書

取扱説明書には日本語表記有り。付属品が多いですが、有線アナログで接続する場合は3.5mmケーブルを、無線ワイヤレス接続ならばUSBデバイスを用いるという、いたってシンプルな仕様となっています。有線接続用ケーブルやマイクはそれぞれ着脱式となっています。

本体はシンプルながら多機能なコントローラー付き

HyperX Cloud Flightは、無線ワイヤレスと有線アナログのどちらでも使用できます。

HyperX Cloud Flight 本体外観

本体外観は非常にシンプルながら左右イヤーカップにはコントローラーが内臓されており、本体電源のON/OFF、音量の調節、マイクのON/OFF切り替えが手元で操作できます。

イヤーカップは90℃回転

イヤーカップは90度回転するので、あらゆる人の頭の形にフィットします。未使用時に首に掛けた場合も、首元でコンパクトに収まります。

左イヤーカップには電源ボタンと接続に関するインターフェース

左イヤーカップには電源ボタンと接続に関するインターフェースが備わっています。右から電源ボタン、アナログ接続用ジャック、充電用ジャック、着脱式マイク取り付け用ジャックとなります。

右イヤーカップに音量調節ダイヤルが搭載

右イヤーカップには音量調節ダイヤルが搭載されています。無線ワイヤレス接続には、PCやPS4の前から離れていても、手元だけで適切な音量に調節することができて便利です。

右イヤーカップでマイクON/OFFを切り替えられる

また、右イヤーカップ自体がマイクのON/OFFを切り替えるスイッチとなっています。パタパタといった押し心地で、マイクを有効にしたりミュートした際はピピッと音声が再生されます。

自由度高めの長さ調節スライダー

長さを調節するスライダーはかなり細かく刻まれた段階式で、それぞれの方に合うサイズが見つかると思います。調節時の固さは適切で、勝手に長さが変動してしまう心配はありません。

左から無線接続用USBデバイス、有線接続用3.5mmケーブル、充電用ケーブル、着脱可能なマイク

付属しているケーブル類について、左から無線接続用USBデバイス、有線接続用3.5mmケーブル、充電用ケーブル、着脱可能なマイクとなっています。それぞれの接続ジャックは本体に分かりやすく配置されているので、セットアップ方法に関して迷う心配は無さそうです。

製品仕様をより詳細にチェック

以下からはHyperX Cloud Flightの詳細な製品仕様をチェックしていきます。サウンドの質や音の定位、マイクの音質や感度など、実際のゲームプレイにおける使用感を詳しくお伝えします。

ワイヤレス接続時も高い性能を誇り、通信も安定している

HyperX Cloud Flightは、無線ワイヤレス接続時も高い性能を誇ります。

周波数帯域はアナログ15~23,000Hz、ワイヤレス20~20,000Hzです。有線アナログ接続時の方が少しだけ音質は優れており、音楽を視聴していて聞き取りづらかった音域が聞き取りやすいと感じましたが、無線ワイヤレス接続時もゲームプレイにおいて十分な音域を再生できます

PCまたはPlayStation 4本体にUSBデバイスを接続

セットアップ方法はいたって簡単で、ワイヤレス接続専用のUSBデバイスをPCまたはPlayStation 4に接続し、本体の電源ボタンを長押しで電源を入れるだけです。USBデバイスが電波を拾って音声を再生/入力するので、電波を遮りづらいPC前面に接続することをオススメします。

ワイヤレス接続時、イヤーカップのLED発光

HyperX Cloud Flightの無線ワイヤレス接続時の通信は極めて安定しており、パソコン本体を設置している部屋からベランダに出て窓を閉め切っても、途切れることなく音声が再生されました。マイク出力も同様で、少し離れた場所からも快適にボイスチャットが行えました。

HyperX NGenuityからは音声とマイクの音量調節、電池残量の確認が可能

HyperX Cloud Flightは専用ソフトウェア「HyperX NGenuity」に対応済み。以下のURLからダウンロードできます。

HyperX NGenuityからは、音声出力とマイクの音量を調節することが可能です。また、右側ではワイヤレス接続に必要なバッテリーの残量を確認でき、充電タイミングの目安が分かります。

バッテリーの持続時間は非常に長く、LEDライティング無効時には最大30時間のバッテリー持続時間を誇ります。電源ボタンを短く押すことでLEDライティングの発光パターンを常時点灯 / ブレス / 無効の3種類から切り替えることが可能ですので、積極的に活用していきたいところ。

充電ケーブル

充電ケーブルはUSBですので、パソコンからの給電だけでなくコンセントに挿すスマートフォン充電用のUSBポートなどからも充電できます。パソコンから離れたタイミングでこまめに充電したり、就寝時に充電するなど工夫すれば、常時ワイヤレス接続で使用することも十分に可能

音質は極めて良好、サラウンド未対応の点をカバーできれば◎

まず、ソフトウェアを一切使用せずにHyperX Cloud Flightの音質をチェック。低音がやや弱く感じたものの、耳の痛いシャリシャリ音は目立たず、全音域がバランス良く再生されているといった印象。

HyperX NGenuityはサラウンド再生に関する設定項目は存在しない

先ほど紹介した専用ソフトウェア「HyperX NGenuity」は音声ボリュームやバッテリー残量を確認するものとなっており、サラウンド再生には対応していません。こういった製品はソフトウェアを用いることを前提に、原音に忠実な音を再生する傾向にあるとも言えます。

音をバーチャルサラウンド化する方法としては、Windows OSの機能「Windows Sonic Audio」を有効にしたり、Razerのソフトウェア「Razer Surround」を導入するといった手段があります。後者では、イコライザー設定によって各音域の強弱を変更することも可能です。

音質面も優秀だが、ソフトウェア導入が前提か

アナログ / ワイヤレス接続ともに音質は優れているので、そのままでも単なるゲーミング用途として非常に優秀です。また、イコライザー設定やサラウンド機能をソフトウェアで補えば、FPSなど音の定位が重要になるジャンルでも十分に活躍できるゲーミングヘッドセットと言えるでしょう。

快適な着用感をもたらす軽量設計、合成皮革クッション

HyperX Cloud Flightは本体重量が300gで軽量設計となっています(着脱可能マイクを含めると315g)。充電用バッテリーを内臓しているために重くなりがちな無線ワイヤレス対応ヘッドセットですが、ここまで軽量化されているのは驚き。

本体重量300gと、ワイヤレス対応ながら軽量

しっかりと調整された本体形状に加え、クッション部分の快適性もあり、装着時に頭頂部への負担は全く感じません。長時間のゲームプレイにもじゅうぶんに耐えうる設計だと言えます。

HyperX Cloud Flightのクッション部分は合成皮革で、布製と比べて汚れづらく手入れがしやすいことが特徴です。ヘッドバンドとイヤーパッドそれぞれ少し違った質感となっています。

イヤーパッドはそれなりに厚みのある幅で、反発力が効いたクッションが採用されています。装着時には耳への不快感はなくソフトな肌触りで、しっかりと周囲の音も遮断してくれます。

一方でヘッドバンドは低反発クッションに近いようなフニフニとした触り心地の素材となっており、装着時の頭頂部への負担をかなり軽減してくれていると感じます。

マイク音質は良好、ノイズや途切れも無し

HyperX Cloud Flightのマイク音質は極めて良好で、ノイズや途切れも見られませんでした。着脱可能マイクですので、不要時はマイクを取り外して単なるヘッドフォンとしても使用可能です。

HyperX Cloud Flight本体 マイク装着時

左イヤーカップのマイク接続用ジャックに着脱式マイクを接続するだけでセットアップは完了。同じく左イヤーカップに搭載されたマイクのON/OFFを切り替えるスイッチも活用できます。

HyperX Cloud Flightのマイク音質は良好。ボイスチャットツールDiscordやTeamSpeak 3に接続して検証したところ、雑音や途切れは無くボイスチャットでの声もクリアで聞こえやすいとのことです。ゲーミングヘッドセットのマイクとしては非常に優秀と思われます。

グースネック採用、マイクを好きな場所に配置できる

グースネックが採用されており、マイクを自由な位置に固定できます。

マイク先端部分、別途ウィンドスクリーンを用意するのも手か

そのまま使用しても過度にブレス音を拾ってしまうというような心配は特にありませんが、息を交えた笑い声がボソボソとする傾向がありました。気になる方は、マイク先端にスポンジ製のウィンドスクリーンを装着して対策するのもひとつの手でしょう。

なお、無線ワイヤレス接続で使用しても途切れやノイズが発生することはありませんでした。ゲーミングヘッドセット他製品と比較してもマイク性能は高く、PCやPlayStation 4のゲームで仲間とボイスチャットする際にも快適です。

ワイヤレス対応ながら高い水準の性能を誇る

「HyperX Cloud Flight」は、無線ワイヤレス接続に対応しながら軽量設計な点、両イヤーカップに搭載されたコントローラーのおかげで手元で必要な操作が行える点がとても好印象でした。

イコライザー設定やサラウンドには未対応ながら、実に原音に忠実なサウンドを鳴らしてくれます。「Razer Surroud」などのソフトウェアを別途用いて自分好みに調整すれば、FPSなど音の定位が重要となる対人ゲームもこなせるので、音にこだわるコアゲーマーにもオススメ

無線ワイヤレス対応ながら音質、機能性ともに優れた製品

また、ゲーミングヘッドセットの他製品と比較して、マイク音質はとても優れている印象です。PC / PlayStation 4でのゲーミングにおいて、無線でボイスチャットが快適に楽しめるのは嬉しい。

ワイヤレス接続時の有効範囲や安定性も十分です。パソコンから離れてもゲーム内の効果音などが聞こえるので、マッチング中にパソコンから離れて細かい用事を済ませるなど、活用方法は様々。

有線ケーブルから解放されることによる利便性は極めて高い

ひとつ気になる点は、無線ワイヤレス接続ではオーディオアンプなどのUSBサウンドデバイスを活用することができないこと。有線接続用の3.5mmケーブルを用いることで解決しますが、それでは本末転倒となってしまいます。やはり、無線ワイヤレス接続かつサラウンドサウンドで再生したい場合は、前述したソフトウェアを導入する他ない。

HyperX Cloud Flightは、ヘッドセットを有線から無線に買い替えたいという方には一押しの製品です。優れたマイク音質や軽量設計の面から、既に無線ヘッドセットを使用している方も試す価値有り。


ドライバー:ネオジム磁石、50mm径周波数帯域:ワイヤレス接続時20-20,000Hz、アナログ接続時15-23,000Hzタイプ:密閉型インピーダンス:32Ω音圧レベル:106dBSPL/mW重量:300gケーブル:USB充電ケーブル(1m)、着脱可能な3.5mmケーブル(1.3m)マイク:ノイズキャンセリング コンデンサーバッテリー駆動時間:最大30時間価格:21,980円 (2018/11/4時点)

以上、「HyperX Cloud Flight」の実機レビューでした。

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