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アクチュエーションポイントとは

アクチュエーションポイントとは

アクチュエーションポイントという用語について詳しく解説します。

アクチュエーションポイントとは

アクチュエーションポイントとは、キースイッチが反応する深さのことです。単位はmm(ミリ)で表します。

たとえば、キーを押していない状態から数えて、キーを1.5mm押した時点で反応したら、そのキースイッチのアクチュエーションポイントは1.5mmということになります。

アクチュエーションポイントはキースイッチによって異なる

アクチュエーションポイントはキースイッチの種類によって異なります。

その一例として、Cherry MX 赤軸のアクチュエーションポイントは2.0mmなのに対して、Cherry MX 銀軸は1.2mmです。

数値で見ると「たった0.8mmの違いか」と感じるかもしれませんが、鈍感な人でも気付けるくらいの違いがあり、銀軸のほうがキー入力が明らかに高速になります。

銀軸はアクチュエーションポイントが短いことで有名なメカニカルキースイッチですが、初めて使った人は「少し触れただけで反応しているような感覚」という感想を持つことが多いです。

  • キースイッチの種類によってアクチュエーションポイントは異なる
  • アクチュエーションポイントは意外とコンマ数ミリの違いにも気付ける

この2つを何となく頭に入れておけばOKです。

アクチュエーションポイントを調整できるキーボードもある

先ほども解説したように、メカニカルキースイッチの場合は、そのスイッチの種類によってアクチュエーションポイントが決まっています。

しかし、磁気式キースイッチや 一部の光学式キースイッチを搭載したキーボードの中には、アクチュエーションポイント、キー入力のオンオフの深さを自由にカスタマイズできるものがあります。

これはキー入力のオンオフをたった0.1mmで行えるキーボードの挙動です。

  • アクチュエーションポイントを短く設定すれば市販キースイッチよりも高速入力が可能に
  • 色々なキーボード(キースイッチ)を試さなくても設定を変えるだけで済む

上記のようなメリットがあるので、いまから新しくゲーム用のキーボードを買うなら アクチュエーションポイント調整に対応したゲーミングキーボード がお勧めです。

キーを押した瞬間に最速で反応するアクチュエーションポイント0.1mm設定に対応していたり、「移動キーのみ0.1mmで他のキーは1.0mmにする」といったキーごとに個別の数値を割り当てられる機種もあります。

今使ってるキーボードのアクチュエーションポイントが知りたい

アクチュエーションポイントはとても重要な数値なので、基本的にはキースイッチのスペック表に記載されています。

「このスイッチのアクチュエーションポイント分からんねんけど」ってときは、とりあえずGoogleで「○○(キースイッチの名前) スペック」と調べてみましょう。

キーストロークと混同しないように注意

スペック表の中には、アクチュエーションポイントと同じようにmm(ミリメートル)単位で表記される「キーストローク」という項目があるので、混同しないように注意する必要があります。

キーストロークは、そのスイッチをどれだけ押し込めるか、キーを押し込める深さの総量を表しています。単位はmm(ミリメートル)で表します。

キーストロークが4.0mmなら、キーを一番下まで押したときに4ミリ沈むということです。

どうしても分からない場合

アクチュエーションポイントはあくまで”キースイッチのスペックの1つ”です。

キーボードにも色々種類があります。メンブレンやパンタグラフといった方式のキーボードは、そもそもキースイッチ自体が搭載されていないので、アクチュエーションポイントの判定が不可能です。

どう調べてもアクチュエーションポイントが分からないという場合、それはメンブレン方式かパンタグラフ方式のキーボードである可能性が高いです。

アクチュエーションポイントは短いほうが良い?

結論から言うと人によります。

もちろん理論上は、キーを押してから反応するまでの時間が短ければ短いほど良いです。

しかし実際にアクチュエーションポイントを0.1mmのような小さな値に設定すると、不意にキーに触れただけでも入力されてしまい、あまりに操作ミスが多くなって気が滅入ります。

短いアクチュエーションポイントに慣れたい場合は、操作ミスしづらい範囲で段々と短くしていくか、一気に短くしてしまって操作ミスと向き合いつつ使い続けるか、どちらかの方法で練習してみましょう。

経験上、アクチュエーションポイントを短くすればするほど慣れが必要になります。

どうしても慣れないという人も一定数いると思います。その場合は、短すぎず長すぎないと感じる数値に設定してみてください。たとえば0.4mm~1.0mmとか。操作ミスが起きづらくてある程度は高速で反応する”良いとこどりな設定”を見つけるのがベストです。※数値はあくまで一例です

  • 操作ミスさえ起きないなら最短に設定する
  • 慣れないなら操作ミスが起きない範囲でなるべく短くする

アクチュエーションポイントの数値は上記のような方向性で決めることをおすすめします。

まとめ

アクチュエーションポイントという用語について解説しました。

  • アクチュエーションポイントは”キーが反応する深さ”のこと
  • メカニカルキースイッチの場合、
    • そのスイッチの種類によってアクチュエーションポイントが決まっている
  • 磁気式キースイッチや一部の光学式キースイッチを搭載したキーボードの場合、
    • アクチュエーションポイントを調整できる機種もある
    • いまから新たにゲーム用キーボードを買うならこちらがおすすめ
  • アクチュエーションポイントを決めるときは、
    • まずは徐々に短くするか一気に短くしてみて慣れるところから
    • 操作ミスが起きない範囲で可能な限り短くするという方向性がおすすめ

この記事の内容をまとめました。

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