「Razer BlackShark V2 X」レビュー。7,000円台のエントリーモデルとしては優秀すぎるゲーミングヘッドセット

「Razer BlackShark V2 X」レビュー。7,000円台のエントリーモデルとしては優秀すぎるゲーミングヘッドセット

本稿では、Razer(レイザー)のゲーミングヘッドセット「Razer BlackShark V2 X」のレビューをお届けします。

Razer BlackShark V2 X
価格: 7,480円 (本稿執筆時点)

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製品仕様と外観

直近のRazerと言えば、独自の光学式スイッチを搭載した60%キーボード、軽量設計かつビルドクオリティの高いゲーミングマウスなど、古くからのRazerファンだけでなくより良いデバイスを追い求める層にとっても魅力的なものが多い印象。

それらの製品は確実に良い方向に進んでいるというか、ゲーマーのニーズを的確に捉えたものだと感じます。ただし、マウスやキーボードは実際に手に触れるもので、人によって選ぶ際の基準が大きく異なることもあります。

今回見ていくのは7,000円台のエントリー向けゲーミングヘッドセット BlackShark V2 X。ヘッドセットを選択するうえで サウンド・マイク・装着感 の3点は無視できないポイントとなるので、ブランドとしての進歩がより明確に表れるのではないかと思います。早速見ていきます。

内容物は、BlackShark V2 Xヘッドセット本体、音声分離ケーブル、取扱説明書、7.1サラウンドサウンドのアクティベーションコード。

本体は艶消しのプラスチックで構成されています。スライダーが細い金属で作られているのが特徴的で、チープさはそこまで感じさせられません。

本体重量はわずか240g。持っただけでも軽いことが伝わってきます。

軽量設計ながら大きなハウジングを備えており、上部には小さな穴が5つ開いています。ドライバーは独自設計の Razer TriForce 50mm 。主なスペックは、周波数特性12~28,000Hz、インピーダンス32Ω、感度100dBSPL/mW@1KHz。

イヤークッションは肌に触れる部分がメッシュ、側面がPUレザー。通気性に優れた設計です。

ヘッドバンドのクッションはPUレザー。非常に分厚くて丸みを帯びているため、装着時のストレスをしっかりと軽減してくれそう。

マイクは独自設計の Razer HyperClear 。取り外しは不可能ですが、好きな位置・角度に調整可能です。主なスペックは、単一指向性、周波数特性100~10,000Hz、S/N比60dB、感度-42dB V/Pa@1KHz。

左イヤーカップには音量調整ツマミ、マイクのON/OFF切り替えボタンが備わっています。

BlackShark V2 Xは 3.5mm接続のみでソフトウェア非対応。USBサウンドカードが付属した上位モデル BlackShark V2 は同社製デバイスの統合ソフトウェア Razer Synapse による制御が行えます。

Razerが提供しているソフトウェア「Razer 7.1ch Surround Sound」が利用可能となるアクティベーションコードが同梱しているため、PCで使用する場合は7.1chサラウンドサウンドが有効化できます。※Windows10 64bitでのみ動作

スペック&ギャラリー

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Razer BlackShark V2 X
価格: 7,480円 (本稿執筆時点)

パフォーマンス

サウンド

BlackShark V2 Xのサウンドについて、音質・バーチャルサラウンドの二項で解説します。

音質

まずはステレオ再生でのリスニングでBlackShark V2 Xの音質傾向をチェック。やや低音域が強めな音質傾向ですが、中音~高音域との分離感が強く、比較的すっきりとした音に聴こえます。基本的にはベースの音が最も大きく再生されますが、胸に響くような重低音は弱めに再生されます。

音質に関しても価格以上のものです。中音~高音域は近い位置で鳴っているように聞こえますが、どちらも主張せずフラットに再生されますし、前述の通り低音との分離感が強いこともあってまともに聴こえます。リスニング用途でも問題なく使用できます。

ゲームでのパフォーマンスは上々。『VALORANT』で検証してみたところ、足音が独立した音のように正確に拾え、定位感もまとも。この価格帯のゲーミングヘッドセットとしては素晴らしいパフォーマンスを発揮します。

ただし、アビリティや銃声など、高めの効果音が一斉に発生した際にはキャパオーバーになるというか、それぞれの距離感を処理しづらいシーンもありました。

無論、7,000円台のヘッドセットとしては期待以上のクオリティです。ドライバーの出来が非常に良いため、どのような楽曲でもまともに聴こえ、FPSのようなシビアな要求も満たせるサウンドが低価格で得られます。

バーチャルサラウンド

BlackShark V2 X は上位モデルとは異なりUSBサウンドカードが付属していないため、「Razer Synapse」での詳細設定は不可能ですが、Razerが提供している「Razer 7.1ch Surround Sound」のアクティベーションコードが同梱されています。

以下のURLよりダウンロードし、アクティベーションコードを入力することで利用可能となります。セットアップはバーチャルサラウンドを適用する再生デバイスを選択するだけで完了し、その他のオプションはありません。

Razer 7.1ch Surround Sound:https://www.razer.com/71-surround-sound

BlackShark V2 Xを接続した状態でバーチャルサラウンドを有効化にしてゲームプレイで検証しましたが、これは意外と使えます。リバーブ(残響音)のようなエフェクトは掛からず、全体的に音量が持ち上がるくらいで、自然なサウンドに聴こえます。

また、音が鳴った地点までの距離に応じて音量の強弱がハッキリと表現されている印象。一方で、方向感はざっくりとしているというか、おおよその方向は直感的に掴みやすいものの、ステレオ再生と比べるとピンポイントで掴みづらく、ここは大半のバーチャルサラウンドと同じ感想。

マイク

安価なヘッドセット搭載のマイクといえば期待値が下がりますが、音質は決して悪くありません。声が奥の方に引っ込むことがなく、クリアな音声が届けられます。

アナログのノイズキャンセリングを備えた単一指向性マイクで、周囲の音はそれなりに遮断することができます。標準でポップガードが搭載されており、ネックは自由に折り曲げられるため、マイクを適切な位置に持ってくるのも容易です。

装着感

ヘッドバンドのクッションは分厚く、外側を覆うPUレザーにハリがあるので、装着時に底打ち感を感じません。イヤークッションも耳全体を覆うサイズ、十分な厚さが確保されつつ、ヘッドレストと比べて柔らかいフォームが採用されています。

側圧は強すぎず弱すぎないちょうどいい塩梅で、ストレスを最小限に抑えつつ密閉性も確保されています。装着感は非常に良く、より高価なゲーミングヘッドセットを上回るものだと思います。

本体重量が軽いことだけが装着感の良さに繋がるわけではありませんが、装着感が良いと感じる理由として、重量がどこかの部位に集中している訳ではないので、ストレスが一箇所に掛かりづらいことが挙げられるのかなと。優れた設計だと言えます。

コントロール

左イヤーカップの下部には音量調整ツマミが搭載されています。回し心地は軽すぎず、ちょうど50%の部分でクリック感があるため、どの程度上下したのかを感覚で掴めるようになっています。

側面にはマイクミュートボタンが搭載されています。スイッチのように「カチッ」と押し込める仕様で、マイク有効時には引っ込み、無効時には出っ張った状態となるため、指で触れるとマイクの状態が分かります。

最低限のコントロールは揃っており、不足感はありません。

結論とターゲット

「Razer BlackShark V2 X」について詳しく見てきました。本稿にてチェックしてきたサウンド、マイク、装着感… どれをとっても同価格帯では間違いなく優れたゲーミングヘッドセットだと言えます。特筆すべきは装着感で、長時間付けっぱなしでも本当にストレスを感じません。

もちろんハイエンド製品と比べてしまえば音質自体は劣りますが、チューニングが適切。強調された低音域とその他の音域では分離感が強かったり、中音~高音域は比較的フラットに再生される特性もあり、どんな用途でもまともな聴こえ方がします。

接続は3.5mmのみでソフトウェア非対応なので、イコライジングやバーチャルサラウンドなどの詳細オプションを求めている場合は注意。これを踏まえたうえで、もしも1万円以下のエントリー向け製品が候補の場合、とりあえずこれを買っておけば間違いないと言えるほどにはお勧めできます。

ちなみに上位モデルの「Razer BlackShark V2」は約12,000円と価格は少し上がるものの、細かな仕様がアップグレードされているほか、USBサウンドカードが付属していてソフトウェアによる制御にも対応しています。気になる方は併せてチェックしてみては。

Razer BlackShark V2 X
価格: 7,480円 (本稿執筆時点)

以上、Razer(レイザー)のゲーミングヘッドセット「Razer BlackShark V2 X」のレビューでした。

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