GLSSWRKS Akari レビュー

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GLSSWRKS Akari レビュー

GLSSWRKSのゲーミングマウスパッド GLSSWRKS Akari をレビューします。

レビュー用サンプル提供:ふもっふのおみせ

GLSSWRKSAkari
販売価格:17,980円

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この製品について

突如立ち上げられた新規ガラスマウスパッドメーカー GLSSWRKS (グラスワークス)。SNS上での動きを見ている限りKurosunも何らかの形で携わっているようで、完全新規立ち上げというよりは他ブランドのノウハウをしっかりと吸収した形での立ち上げのように見えます。

初製品となるAkariは、ゴールドをアクセントにしたキャラクターが描かれた550枚の数量限定モデル。熱処理されたガラスは非常に滑らかな感触となっていてアームカバー無しでも使えるとのこと。

一体どのような使い心地となっているのか、詳しく見てみます。

この製品について

マウスパッド本体に対してやや大きめのパッケージに分厚い緩衝材が入っていて、しっかりと保護された状態で届きます。

ロゴ入りのクリーニングクロスが入っています。

サイズ

寸法は490 x 420mm ローセンシでも扱える大きいサイズです。

エッジ

エッジにはムラの無い丁寧な処理が施されています。

腕や手首に当たる部分もしっかりと丸められていて滑らかです。

ベース

裏面全体が滑り止めラバーになっており、はみ出さないよう綺麗にカットされています。

マウスパッド全体が接地するので滑りづらいうえに、以前はよく見かけた4点グリップのようにガラス面が歪んでしまう心配がありません。

表面の質感

布製マウスパッドにもさらさらしたものとざらざらしたものがあるように、ガラスマウスパッドも種類によって表面の質感が異なり、それによってマウスを滑らせたときの感触が変わってきます。

Akariはガラスマウスパッドの中で最も表面が滑らかで、すべすべとした肌触りを特長としています。

一般的なガラスマウスパッドのように肌がつっかえるような感じが一切なく、腕をスムーズに動かせます。

多少体が熱を持ったくらいで肌がぺたぺたと張り付くようなこともないですし、しっかりと汗をかかない限りは手首や腕がつっかえることもありません。

つまり、たくさん汗をかかないならアームカバーを着けなくても使えるということです。手元に卓上扇風機を置くなどして手汗の対策をすれば、大半の人はアームカバー無しで使えると思います。

これまで「ガラスマウスパッドとアームカバーはセットで使うもの」というイメージがあったのですが、このマウスパッドは単体でも機能するので、とても高い価値を感じています

ただし、アームカバーを着けずに使う場合は、ガラス表面がひんやりと冷たいのが人によっては気になるかもしれません。

初動の軽さ

初動はとても軽く、ガラスマウスパッドの中でも軽いほうです。マウスの動きを止めているときに少し気を抜くと、細かな震えやブレを拾ってしまうほどです。

切り返すときの抵抗はとても少なく、ガラスマウスパッドの中でも際立っています。ほとんど抵抗を感じることなく、スムーズに方向転換することができます。

滑走速度

滑走速度はハイスピードタイプに分類できます。

ガラスマウスパッドの中だと中速~やや高速になるかと思います。

テフロン(PTFE) マウスソール

PTFEマウスソール EspTiger Arc1 で試したところ、SkyPAD Glass 3.0 XL = Wallhack SP-004 > GLSSWRKS Akari > Pulsar Superglide Pad の順番で滑りが速いように感じました。

SkyPAD Glass 3.0 XLとの差はそれほど大きくありません。とにかく表面が滑らかでぬるぬると滑ることもあり、Wallhack SP-004よりもコントロールしやすいように感じました。また、Pulsar Superglide Padよりは明らかに滑りが速く、鈍感な人でも気付けるほどの大きな差があります。

超高分子量ポリエチレン(UPE) マウスソール

最近ではガラスマウスパッドと超高分子量ポリエチレンのマウスソールを組み合わせるのが流行っています。

超高分子量ポリエチレンはPTFEよりも耐久性が高いので頻繁にマウスソールを変える必要が無くなります。また、PTFEよりも滑りを抑えられるので制御しやすくなる傾向にあります。

Wallhack Pro UHMW-PE と Device Armoury small dots Black UPE の2種類を試してみたところ、PTFEと順番は入れ替わらないものの、全体的に少し滑りが遅くなるように感じました。

ただ順番自体は変わらなくても、PTFEよりもUPEのほうが圧倒的に止めやすくなり、滑りと止めのバランスが取れているように感じます。

滑走音

手持ちのガラスマウスパッドの中では最も静かです。

使用感

普段は布製マウスパッドをメインで使用している筆者からすると、ガラスマウスパッドの中ではとても使いやすいと感じました。

まず、アームカバー無しでも使えるという点が気に入りました。アームカバーを着けていると腕が不自然に滑ってしまって止めづらいのが、素肌だとコントロールが利きやすいので、マウスパッド自体の滑りが速くてもマウスを止めやすいように感じます。

ちなみに、寝起きで体が冷えてるときだけはガラス表面の冷たさが気になりました

また、肌触りの良さも気に入っています。これまでに触ってきたガラスマウスパッドの中で最も優れた質感だと思います。

以前のWallhack SP-004レビューで「SkyPAD Glass 3.0 XLよりもしっとりとしている」と紹介したのですが、このマウスパッドはさらにしっとり滑らかで、とても快適です。

操作感もハードマウスパッドの中では好みに近いです。このマウスパッドは手持ちのガラスマウスパッドと比較して、とにかく表面が滑らかで、他にはないぬるぬるとした滑りが特徴的です。

布製マウスパッドでも表面が粗いよりも滑らかなほうが止めやすいと感じるのと同じように、このマウスパッドも滑らせたときのしっとり感が強く、止めやすいように感じます。

ガラスマウスパッドの中ではバランスタイプという位置づけでも、全体で見るとハイスピードタイプ。かなり滑りを重視したマウスパッドであることは間違いないのですが、超高分子量ポリエチレンマウスソールと組み合わせたとき、止めやすさが改善され、VALORANTで小さいターゲットにエイムするのもそこまで苦には感じませんでした。

結論とターゲット

GLSSWRKS Akariについて詳しく見てきました。基本仕様にこれといって難はありません。エッジの処理はとても滑らかです。裏面全体が滑り止めになっているのでガラスが歪む心配もないです。

とにかく表面の質感に優れており、肌触りがとても良いです。体質によってはアームカバーを着けなくても使えるという大半のガラスマウスパッドにはない強みもあります。

この表面のしっとり感からくる止めやすさは、他のガラスマウスパッドでは感じられなかったものです。滑走音の静かさからも分かるように、本当に表面の粗さを感じません。

SkyPAD Glass 3.0 XLやWallhack SP-004のようなスピード重視のガラスマウスパッドから滑りをあまり落とさず、程よい止めやすさを付与したものを探している人におすすめです。

GLSSWRKSAkari
販売価格:17,980円

GLSSWRKSのゲーミングマウスパッド GLSSWRKS Akari のレビューでした。

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この記事を書いた人

ミオニ
eスポーツ向け ゲーミング周辺機器のレビュアー
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