ゲーミングマウスパッドの交換時期と寿命を伸ばす方法について解説
ゲーミングマウスパッドの寿命と交換時期について解説します。ページ後半では、布製ゲーミングマウスパッドを長く使うための寿命を伸ばす方法もいくつか紹介しています。
ゲーミングマウスパッドの寿命と交換時期はいつ?
寿命や交換時期はその人による
ゲーミングマウスパッドの寿命や交換時期について、特定の期間は決まっていません。
インターネット上では「約1ヵ月」「約半年」など目安となる期間がざっくりと紹介されていることもありますが、実際にはマウスパッドの種類や使用頻度、環境によって大きく異なります。
例①
一例として、毎日長時間ゲームをプレイしていて、かつ新品同様の滑りを好んでいるなら、ゲーミングマウスパッドは頻繁に交換するべきといえます。
経験上、高頻度で使うのであれば、2週間から1ヵ月という期間を超えて新品と同じ状態をキープすることは基本的には不可能です。(CORDURAのような高耐久素材だと話は別かも?)
この場合、交換時期の目安は2週間から1ヵ月くらいといえるでしょう。
例②
別の例として、同じゲーミングマウスパッドを長期間使っていて、新品の状態とは滑りが違ったとしても、その操作感が気に入っているなら無理に交換する必要は無いといえます。
この場合は、「当初よりも○○で操作しづらい」などと実際に使っていて感じたときがベストなタイミングといえます。期間にはとらわれず、自分の感覚を頼りに判断するのが良いでしょう。
使い古したマウスパッドの滑りに慣れるべきではない
しかし、使い古したマウスパッドの滑りを新品で再現するのはほぼ不可能です。
使い古したマウスパッドの操作感は、新品の状態とは滑り性があまりにかけ離れていたり、一部分だけ滑りづらくなる「デッドスポット」ができていて不自然であることが多いからです。
この状態に慣れてしまうと後が大変です。新品やそれに近い滑りに慣れておくことで、マウスパッドを変えたときに感覚を取り戻しやすく、エイムの向上や安定性にも繋がると筆者は考えます。
布製ゲーミングマウスパッドは汚れや湿気に弱い
布製ゲーミングマウスパッドは表面が布生地でできているので、汚れや湿気にとても弱いです。
湿度が高い環境では表面が湿ったような状態となり、滑りが変わるだけでなく汚れやすくなります。
腕や手首を置いている部分は蒸れやすく、滑りの変化が表れやすくなります。マウスパッドの一部分だけ滑りづらくなる「デッドスポット」ができることも多いです。
布製ゲーミングマウスパッドは、表面にどのような布生地が使われているかによって耐摩耗性に差が出ます。しかし、早期に滑りが大きく変化する原因はたいてい「摩耗」ではなく「汚れ」です。清潔に保つよう工夫して使わなければ、その耐摩耗性を活かすことができません。
布製ゲーミングマウスパッドの寿命を伸ばす方法
布製ゲーミングマウスパッドをなるべく長く使うには、表面を汚さないようにすることが大切です。
以下のような対策を講じることで寿命を伸ばせる可能性があります。ただし、いずれの方法も滑りが悪くなった後では遅いです。マウスパッド開封後からすぐに実践してください。
手を洗う・拭く
手汗はマウスパッドにとって大敵といえます。ゲームをプレイする前には必ず手を洗って汚れを落としましょう。また、ゲームプレイ中も定期的に手を拭くだけで変わります。
ブラッシング
布製ゲーミングマウスパッドの表面を馬毛ブラシなどでブラッシングすると、繊維の間に挟まった細かな塵や埃を取り除くことができます。
手で払うよりかはブラッシングしたほうが清潔です。あと、マウスパッドの種類によっては細かなごみが取れづらかったりしますが、その場合もこういったブラシなら確実です。
よく馬毛ブラシがおすすめされていますが、似たようなものであれば大丈夫。筆者は3COINSかStandard Productsに売ってた(よく覚えてはいない)豚毛ブラシを使っています。
アームカバーを着用する
マウスパッドの汚れ対策としてアームカバーを着用することは非常に有効です。アームカバーを着用することでマウスパッド表面が汚れづらくなり、デッドスポットの発生を防ぎます。
マウスパッドに腕や手首が直接擦れるような使い方よりも、その間に布を1枚挟んで使うほうが断然汚れづらいです。インナーの上からシャツを着るようなイメージですね。
マウスパッドとアームカバーの組み合わせによって、強く引き摺ったり引っ掛かったりして腕がスムーズに動かせない場合があります。相性が良いものと悪いものがあるので色々試しましょう。
手元に卓上扇風機を置く
エレコム USB扇風機 FAN-U177BK がおすすめです。
(次の衣替えの時期まで物置きの奥底で眠ってるので、また時期がきたら写真追加します)
これは主に湿気への対策になります。卓上扇風機を使ってマウスパッドや手元に送風することで、腕や手首を蒸れづらくしたり、表面の布生地が吸収した湿気や水気を速く乾くように促せます。
これをマウスパッドの近くに横向きで設置すると、手元やマウスパッドに風が行き渡ります。大きなマウスパッドでも問題無いです。USBケーブル接続で動き続け、風の強さも調整できます。
除湿器を使って部屋全体を除湿するのも一つの手ですが、この卓上扇風機のほうが低コストで、マウスパッド周辺に集中的に効果が得られます。もはや専用設計かと疑うレベル。
表面を拭くのはおすすめしない
布製ゲーミングマウスパッドの表面をウェットティッシュなどで拭くのはおすすめしません。
ウェットティッシュで拭くくらいでは、マウスパッド表面に染み込んだ手汗が完全に取れることはありません。むしろ滲んだり広がったりして劣化が進む可能性も否定できません。
よく水で洗い流すなど、徹底的に洗うのは効果的です。しかし購入時と同じ滑りになるかは保証できませんし、寿命を伸ばしたいなら手汗を染み込ませないなどの根本的な対策をおすすめします
ガラスマウスパッドなら半永久的に使える
布製ゲーミングマウスパッドは消耗品ですが、ガラスマウスパッドなら半永久的に使うことができます。寿命や交換時期に悩む必要はありません。
ガラス表面は劣化知らずで滑りが変わりません。また、湿気に滑りが左右されず毎日同じ感覚で使えます。表面が汚れても拭き取るだけで新品と同じ状態に戻ります。
しかし、布製ゲーミングマウスパッドとは操作感がまるで違います。
とにかく硬くて沈み込まないので、布製マウスパッドのようなクッション性を活かしたマウス操作は行えません。また、どれも滑りが速く、種類によって大きな差があるわけでもありません。
ガラスマウスパッドの利点と難点や、布製ゲーミングマウスパッドとの違いについては、以下の記事で詳しく解説しています。気になる人はチェックしてみてください。 準備中
まとめ
今回はゲーミングマウスパッドの寿命と交換時期について解説しました。
- 布製ゲーミングマウスパッドは消耗品
- 布製ゲーミングマウスパッドの寿命や交換時期は人による
- 使い古したマウスパッドの操作感に慣れてしまうと代わりが見つからなくなる
(新品やそれに近い滑りに慣れておいたほうが上達が見込める) - 布製ゲーミングマウスパッドの寿命を伸ばしたいなら手汗を付着させない
- ガラスマウスパッドは半永久的に使える
この記事の内容をまとめるとこのようになります。少しでもお役に立てれば幸いです。
コメント失礼します。
いつも記事およびyoutubeを楽しみに拝見しております。
こういった内容の記事を拝見するたびにいつも思うのですが、アムンゼン生地やポリエステル素材を使ったマウスパッドは通常の布製のものよりも少し耐久が高いと考えてよろしいでしょうか?(例外はあるかと思いますが)
私自身は主にVALORANTを毎日2~3時間程度プレイ(アセンダント帯)しております。
力んでエイムをするタイプなのでいつもマウスパッドの摩耗との闘いになってしまってます。