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「X-raypad Thor」レビュー。7種類の表面プリント・8種類のサイズを展開するベーシックなゲーミングマウスパッド

「X-raypad Thor」レビュー。7種類の表面プリント・8種類のサイズを展開するベーシックなゲーミングマウスパッド

本稿では、X-raypadのゲーミングマウスパッド「X-raypad Thor」のレビューをお届けします。

X-raypad Thor
価格: 9.90ドル~ (本稿執筆時点)

製品仕様と外観

「X-raypad Thor」は、カスタムマウスパッドの海外ECサイトX-raypadの新作です。最近G-wolves製マウスをいち早く取り扱ったことで、名前を目にするようになったという方も多いのではないでしょうか。

サラサラとした肌触りの良い表面です。公式サイトによるとThorはスピード系の表面かつ、軽量マウスとの組み合わせに適しているとのこと。滑り・止めの傾向については後ほど詳しく。

カラー展開は7種類(Black, White, Galaxy, Cherry Blossom, Pink, Fairy Dust, Greenm Black)のほか、自分で用意したファイルをマウスパッド表面に印刷してもらうことも可能です。

珍しい色や柄、グラデーションまで用意されているので、”見た目買い”もアリですね。

サイズ展開は8種類で、厚さは3mmで統一されています。ハイセンシ向けの小サイズからデスク全体を覆うデスクマットまで用意されていますが、カラー・柄によっては販売されていないサイズもあるので通販サイトの方で要確認。

  • 330×300×3mm – Medium
  • 360×300×3mm – Large
  • 450×400×3mm – XL
  • 600×400×3mm – XL-Extended
  • 900×300×3mm – XXL Short
  • 900×400×3mm – XXL
  • 900×230×3mm – XXL Short
  • 1200×600×3mm – 3XL Extended

ハイセンシ向けのMediumサイズ(330×300×3mm)で9.90ドル(約1,100円)、ローセンシ向けのXLサイズ(450×400×3mm)で16.60ドル(約1,800円)と、最低値とまではいきませんが比較的安いです。

縁縫い加工はきめ細かく綺麗で、そう簡単にほつれてしまう心配は無さそうです。

裏面は滑り止めのラバーベース。よくあるゲーミングマウスパッドと変わらず、デスク上でしっかりと固定されます。巻き癖が少ないぶん、マウスパッド全体がデスクと接地して滑りづらいように感じます。

スペック&ギャラリー

仕様/スペックをチェックする (開閉できます)
X-raypad Thor 製品仕様
カラー Black, White, Galaxy, Cherry Blossom, Pink, Fairy Dust, Greenm Black, Custom
素材 布製
滑走面 ”Fast speed fabric surface”
裏面 滑り止めラバー
サイズ 8種類 (上記参照)
その他
価格 9.90ドル (X-raypad、本稿執筆時点)
製品イメージをチェックする (開閉できます)
X-raypad Thor
価格: 9.90ドル~ (本稿執筆時点)

パフォーマンス

滑り・止めの傾向

DPQPのゲーミングマウスパッドレビューでは、ゲーミングマウス「Logicool G403」2台のマウスソールをそれぞれ「Hyperglide for Logitech G403 / G603 / G703」と「パワーサポート エアーパッドソール AS-46」に貼り替えたもので滑り・止めの検証を行っています。

Thorのサーフェイスは非常に滑らかで、指でなぞってもほとんど抵抗感がありません。定番マウスパッドの一つであるRazer Goliathus Speed (通称:ゴラスピ)に似ています。

なにより初動が軽く、滑りやすいのが特徴です。比較すると、QcKやG-SR-SEよりも滑り、Talentよりは滑らない程度。中間層は柔らかいですが沈みによる抵抗感はさほど発生せず、滑り出しから止めるまで一貫してスピード寄りな傾向にあります。

またメーカー曰く「軽量マウスとの組み合わせに適している」とのことですが、確かに50~70g台のゲーミングマウスと組み合わせるとよりスムーズな操作感となります。とにかく初動が軽いです。

マウスは軽ければ軽いほど慣性の影響を受けづらく、素早く振ったあとに止めるために加える力が少なくていいことがメリット。もちろん好みにもよりますが、よりスムーズな滑りを求める場合、Thorと組み合わせるのは十分にお勧めできます。

ちなみにThorは開封時から巻き癖が少なく、その日のうちにフラットな状態になります。マウスを下に押さえつけながら水平方向に動かしてチェックしましたが、波打っている箇所は見当たりませんでした。

Goliathus Speed本家よりも安いうえに表面プリントも選べる(カスタム可)ので、特定のブランドにこだわらない方ならば試す価値のあるマウスパッドだと言えるでしょう。

センサーとの相性

ピーキーな滑走面ではないためセンサーとの相性問題は発生しなさそうですが、念のためテスト。筆者が確認する限り、現行の主要センサーでトラッキング不良やポインタ飛びは見られませんでした。

■テストに使用したマウス一覧:BenQ ZOWIE ZA13, Xtrfy M1, G-wolves Hati Ht-M, ZOWIE EC2, XANOVA Mensa Pro, ROCCAT Kone Pure Ultra, Logicool G Pro Wireless, SteelSeries Rival 600

結論とターゲット

「X-raypad Thor」は、この価格帯としては素直に勧められるゲーミングマウスパッドです。印象に残ったのは初動の軽さ、巻き癖が少なく数時間でほぼフラットになる点、プリントとサイズ展開が豊富な点。留意点として、コントロール寄りの滑走面が好みな方にはまず合いません。

ローセンシの方だとが欲しいところですが、2,000円前後で入手できる450×400mm前後のマウスパッドは限られており、デザインにまでこだわりたいとなると選択肢はさらに限られてきます。Thorは7種類のプリントに加え、好きな表面プリントを印刷するカスタム注文まで用意されています。

惜しいのは国内通販や実店舗で入手できず、X-raypadの公式サイトを通して購入する必要があり、単品で注文した際に8ドルの送料が掛かる点 (ちなみに合計してもゴラスピより安い)。他の製品と同時に注文するなど工夫次第では抜群のコストパフォーマンスを発揮しそうです。

X-raypad Thor
価格: 9.90ドル~ (本稿執筆時点)

12月25日まで利用可能な10%OFFクーポンコード: wy2bj6e2 (X-raypad Thorにのみ適用可)

以上、X-raypadのゲーミングマウスパッド「X-raypad Thor」のレビューでした。

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