「Corsair MM350」レビュー

「Corsair MM350」レビュー

本稿では、Corsair(コルセア)のゲーミングマウスパッド「Corsair MM350」のレビューをお届けします。

Corsair MM350
表面:布製裏面:ノンスリップラバーエッジ:縁縫い加工サイズ:X-Large(450×400×5mm)、Extended XL(930×400×5mm)価格:3,980円 (2019/1/29時点)

製品仕様と外観

「Corsair MM350」は、レーザーセンサーとオプティカルセンサーの両方に最適化された布製ゲーミングマウスパッドです。以前レビューを行った「Corsair MM300」は比較的コンパクトな3種類のサイズを展開しており、高DPIマウスに最適と謳った製品でした(レビュー記事)。今回レビューする「Corsair MM350」は、低DPI(ローセンシ)向けに2種類の大きめサイズを展開するゲーミングマウスパッドとなります。

またMM300と同様、Corsairのロゴが描かれた特徴的な表面はそのまま引き継がれています。ただし、滑り心地に関してはやや特性が異なるという印象を受けました。詳しくはパフォーマンスの項目で解説しています。

エッジ(縁)にはほつれを防止する高精度ステッチ加工が施されています。表面に対してステッチ部分がほとんど浮き出ていないので、手首が擦れても気になりづらいです。

裏面には、デスク上での滑りを防止するラバーベースが採用されています。今回レビューするExtended XLサイズはマウスパッド自体に重さがあるので、デスク上でズレる心配はまず無いと言えるでしょう。

ほとんどのゲーミングマウスパッドと同じように、長方形の箱に巻かれて入っています。写真の通り、筆者の手元に届いたものには巻き癖はついていませんでした。

大判サイズの2モデル展開

「Corsair MM350」のは、マウスのみをカバーするX-Largeと、マウスだけでなくキーボードにも対応したExtended XLの2種類のサイズが展開されており、いずれも低DPI(ローセンシ)に適した大判サイズです。いずれも厚みが5mmとなっており、3mm厚のMM300とは全く異なる滑り心地となりそうです。

サイズ
  • X-Large
  • Extended XL
  • 450mm
  • 930mm
奥行
  • 400mm
  • 400mm
厚み
  • 5mm
  • 5mm

パフォーマンス

「Corsair MM350」の製品仕様と外観について一通り記載したところで、滑り心地などのパフォーマンスを以下にてお伝えしていきます。

MM300より滑りづらく止めやすい

「Corsair MM350」の滑り心地を詳しくお伝えするべく、「Corsair MM300」との比較レポートをお届けします。結論としては、MM350のほうが滑りづらく止めやすい、コントロール性に長けたマウスパッドであると感じました。

まずMM300の特徴としては、滑りやすい表面素材がベースではあるものの触り心地はザラザラとしていること。これによってマウス操作時に抵抗が生まれ、滑りやすさと止まりやすさを両立しています。3mm厚かつ素材が硬いことから、マウス操作時に力が入っても沈み込む感覚はありません。

一方で今回レビューするMM350は、MM300と比べて滑走面がややフラットになっています。MM300では明らかに感じられた表面のザラザラ感が取り除かれています。しかし、素材が硬いことはそのままに厚みが5mmに増したぶん、滑りやすさはやや抑えられていると感じます。

以前のレビューでMM300が滑りやすさ重視のゲーミングマウスパッドであるとお伝えしましたが、MM350も大まかな特性は同じです。ただし細かく言えば、マウスの止めやすさが強化されているという印象を受けます。マウスを止めるときにマウスパッドに押さえつける(下に圧をかける)という方であれば、止めやすさの違いを明確に感じられるでしょう。

腕を使ってAIMする低DPI(ローセンシ)向け

筆者は本製品のレビュー実施中にDPIを800から400に下げ、いわゆるローセンシプレイヤーの仲間入りを果たしました。以前のように手首AIMで細かく操作しているときは気付けなかったのですが、AIM時に腕と手首の両方を使うようになってからはMM350の止めやすさを実感できました。

おそらくは、腕(もしくは腕と手首の両方)を使ってマウスを大きく振る場合、5mm厚特有の沈み込みによってマウスを止めやすいという「Corsair MM350」の特性を感じやすいからでしょう。これは明らかに低DPI(ローセンシ)向けのマウスパッドです。

マウスパッド上でマウスを小刻みに軽く滑らせる高DPIや手首AIMの方にとっては、適度に滑りやすいものの止まりづらいと感じるでしょう。低DPIに向けた大判サイズという点でも、ハイセンシプレイヤーには適していない製品と感じます。

結論とターゲット

「Corsair MM350」は低DPI(ローセンシ)プレイヤーに向けた調整が行われたゲーミングマウスパッドです。それは決してマウスパッドのサイズ自体が大きいという部分だけでなく、5mmの厚みを確保したことが大きいでしょう。特に、マウスをマウスパッドに軽く押さえつける形で止めるプレイヤーにとっては、MM350の止め性能が優れていることを感じやすいと思います。

滑りやすさを重視したマウスパッドを使用している方ならば、滑りには物足りなさを感じるでしょう。そのぶん、意図したタイミングでマウスを止めるのが容易になるはずです。低DPIでゲームをプレイしていて、現在使用しているマウスパッドで細かなAIM調整が難しいと感じている方にとって、マウスのコントロール性に長けた「Corsair MM350」が救世主となってくれるかもしれません。

Corsair MM350
表面:布製裏面:ノンスリップラバーエッジ:縁縫い加工サイズ:X-Large(450×400×5mm)、Extended XL(930×400×5mm)価格:3,980円 (2019/1/29時点)

以上、Corsair(コルセア)のゲーミングマウスパッド「Corsair MM350」のレビューでした。

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執筆者
ゲーミングデバイスレビュアーとして活動しています。
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 2019年7月11日