ゲーミングマウスパッドの表面が「さらさら」と「ざらざら」で何が変わる?
ゲーミングマウスパッドの表面の質感が「さらさら」と「ざらざら」ではどのような違いが出るのか詳しく解説します。
※この記事の内容には筆者の主観的な意見が多く含まれています。
ゲーミングマウスパッドにおける「さらさら」と「ざらざら」とは
ゲーミングマウスパッドの表面の質感について、ざっくりと2種類に分類できます。
- 表面が滑らかでさらさらとしているもの
- 表面が粗くてざらざらとしているもの
もちろん、その程度はものによりますが、マウスパッドを何枚か使ったことがある人なら、指でなぞったり肌に触れたときの感触で「これはさらさら系だよね」などと判別するのは容易いと思います。
ゲーミングマウスパッドの「さらさら」と「ざらざら」で何が変わるのか
ゲーミングマウスパッドの表面の質感が「さらさら」か「ざらざら」かで一体何が変わるのか。結論から言うと、滑らせたときの感触と使い心地の良さが変わります。
「さらさら」だと快適に使用できる
コミュニティの反応を見る限りでは、表面が粗くてざらざらとしているマウスパッドよりも、滑らかでさらさらとしているマウスパッドの方が人気があるように思います。
人気の理由は、肌触りの良さがそのまま使い心地の良さに繋がっているからだと考えています
ゲーミングマウスパッドはパソコンを操作しているほとんどの時間、肌と触れ合った状態になります。「着心地の良い服」が快適であるように「触り心地の良いマウスパッド」もまた快適な使用感をもたらします。
「さらさら」と「ざらざら」は滑りに影響する
「さらさら」と「ざらざら」は滑りに影響します。厳密には「滑らせたときの感触」です。
人間の触覚は鋭く、マウスパッド表面の様子がどのようになっているかマウス越しでも分かります。
この滑らせたときの感触の違いをどのように感じ、どのように表現するかは人それぞれ異なると思うので、筆者が思いつく限りの表現を書き連ねてみました。
表面がさらさらとしたマウスパッド
表面が滑らかなマウスパッドの方が使っていて心地いいですし、マウスに常にまとわりつくような抵抗が、ゆっくりとエイムを合わせるような場面での精度を保ってくれているように思います。
- しっとりとした感触
- 滑らかな感触
- ぬるっとした感触
- マウスにまとわりつくような感じ
- 綺麗な視点移動がしやすい
- キレが悪いように感じる
- マウス操作がもたつく
表面がざらざらとしたマウスパッド
一方で、表面が粗いマウスパッド特有の鋭くてキレがある操作感も捨てがたいです。高速で大まかにエイムを合わせたり微調整を行うのは断然こちらの方がやりやすいと感じます。
- 粗い感触
- キレが良いように感じる
- ざらざらとした感触が手にまで伝わってくる
- マウスが浮遊しているような感じ
- 鋭いマウス操作ができる
- 素早い視点移動がしやすい
- コントロール性を欠いている
「さらさら」と「ざらざら」どちらが良い?
「さらさら」と「ざらざら」どちらか一方が優れている訳ではありません。滑らせたときの感触や使い心地の良し悪しはどちらも人間の感覚に基づくもので、その人がどう感じるか次第です。
また、どのようなマウス感度設定で、どのようなマウスの動かし方を求められるゲームをプレイしているか次第で、どちらを選ぶべきかは変わってくると考えています。この辺りをうまく体系化できればマウスパッド選びが楽になると思うので、これからも考察を進めていきます。