自分にとっては隙がなかった
· ·編集済み ·使用期間 1〜3ヶ月 PR・Artisan
最近の超お気に入り。今まで「Pulsar ES2 3mm Soft」や「LGG Saturn Pro Soft」のような程よく柔らかくて表面がさらさらとしたコントロール寄りバランスパッドを好んで使用してきましたが、ここのところヒエン Xsoftしか使っていません。
Artisan について
Artisanは日本のゲーミングマウスパッドメーカー。日本国内だけでなく海外のプレイヤーからの評判も高く、近年ではFPSの競技シーンでの使用率の高さも目立ってきています。
サーフェイス(滑走面)のバリエーションが豊富なだけでなく、ベースの硬さを3種類から選べることを大きな特徴としており、執筆時点で合計18種類ものラインナップを展開しています。
日本国内のメーカーということもあり、海外製の高級なマウスパッドと比べて安価で入手できるのも魅力です。本格的なゲーミングマウスパッドの購入を検討している場合、まずチェックしておきたいメーカーです。
基本仕様

Artisan NINJA FX ヒエン (飛燕) はスピードタイプに属するゲーミングマウスパッドです。表面が凸凹とした梨地織りのアムンゼン生地を使用しているのが特徴で、滑りのキレが良く、湿度の影響を受けづらいことを特徴としています。
黒とワインレッドの2色展開で、490x420mmや500x490mmなどの大きなサイズもあります。
パッケージ: フラットパッケージに入っているので、巻き癖が一切ない状態で使い始められます。
サイズ: 以下の5種類から選べます。マウスを動かす範囲が狭めな高感度のゲーマーから、腕を振り回す低感度のFPSプレイヤーまで、自分に合った選択が可能です。
S: 240x210mm
M: 310x240mm
L: 420x330mm
XL: 490x420mm
XXL: 500x490mm →最近発売されました。
硬さのバリエーション: Mid, Soft, Xsoftの3種類から選べます。

エッジにはステッチ加工が施されています。滑走面よりも背が低く、ステッチの幅も狭いです。とても控えめに仕上げられており、マウス操作を妨げません。

ベースにはPoronという高性能なポリウレタンが使用されています。裏面は吸盤構造になっており、接地面に張り付くことでズレなくなる仕組みとなっています。柔らかいSoftとXsoftでは問題なく機能しますが、Midではうまく張り付かない場合があります。
サーフェイス

サーフェイスには梨地織りのアムンゼン生地が使われています。梨の皮のような細かな凹凸感があり、手触りは粗くてざらざらとしています。肌触りは悪いですが、手首や腕が汗ばんだときも張り付かず、快適に操作できます。
ただし、腕を押し付けるようにすると強い抵抗感が出るので、腕の配置によっては合わないかもしれません。
マウスパッドの手前端に腕の真ん中より少し肘寄りの部分が当たる自分にとっては快適に使えています。
操作感
初動や切り返しが軽いスピードタイプ。これまで好んで使っていたSaturn Pro Soft / ES2 3mm Softと比べて、とにかくキレの良い滑り。表面の細かな凹凸/シボによりマウスソールとの接地面積が小さくなるからでしょう。
マウスを滑らせるとザーッと激しく擦れるような感触が手元に返ってきます。特にマウスを下に押し込んだときに強い抵抗が生まれます。これにより滑りの速さと止めやすさを両立しているように感じられます。この強い抵抗はSoftでも感じられますが、Xsoftではより顕著です。
滑り出しが軽くて、いざというときには抵抗があって止めやすい。さらに環境にも左右されにくい。これらは今の自分にとって理想的です。

ちなみにヒエンの操作感が気に入りだしたのはセンシを少し上げてからの話です。
もともとVALORANT 800dpi ゲーム内感度0.225だったのを0.3に上げたところ、(マウスの移動量が少なくて済むなどさまざまな理由で)以前よりも手の力を抜くことができて、ヒエンのようなスピード系サーフェイスも扱えるようになりました。
(逆に「センシを下げたほうがスピードパッドでは安定する」という人もいると思いますが、自分の場合は逆でした。)
また、Xsoftのようにクッション性の高いベースは、力みによるブレを取り除いてくれるので、そこも自分と相性がいいと感じました。これがMidなら同じような操作はできないと思います。
また、湿気の影響をとても受けづらいところも気に入っています。湿度の高い季節も、雨の日も、いつもの感覚で使用できます。同じ理由からガラスマウスパッドを好んで使用する人もいると思いますが、ヒエンのような粗いサーフェイスも似た効果が期待できます。
耐久性
使用期間は約3ヵ月、1日3時間を週3-5日の頻度でプレイ。この段階では、体感できるような滑りの変化はなく、特定箇所が滑りづらくなるデッドスポットも発生していません。まだまだ使える状態のように感じます。
以前まで愛用していたパッドと比べると随分と長持ちしてくれそうです。
結論
布製マウスパッドの中でも屈指の粗さを持つ表面と、非常に柔らかいSlimFlexベースの組み合わせ。これらが独特な操作感を生み出しています。キレの良い滑りを楽しめる一方で、押し込むとベースがたわんで強い抵抗がかかります。
布製マウスパッドながら環境に左右されづらく、いつも同じ感覚で使えるところも気に入っています。

