Kurosun Samurai レビュー

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Kurosun Samurai レビュー

Kurosunのゲーミングマウスパッド Kurosun Samurai をレビューします。

レビュー用サンプル提供:Kurosun

KurosunSamurai
販売価格:8,480円

Kurosun Samuraiについて

Kurosunの第二作目となるSamuraiが登場しました。一作目のNinjaが高く評価されたこともあり、高いハードルが設定されたと感じますが、果たしてこのマウスパッドはそれを超えてくるのでしょうか。

基本仕様と外観

パッケージ

フラットパッケージに入っているため、巻き癖の無い、完全に真っすぐな状態で使い始められます

デザイン

黒地に白で侍の線画が描かれています。Ninjaの次はSamurai。日本大好きなんですかね。

サイズ

寸法は490x420mm。ローセンシ対応の、大きな長方形サイズとなっています

エッジ

エッジのステッチは幅が狭くて、滑走面よりも背が低いです。黒の生地に対して白のステッチになっていて、見栄えがよく、品質の高さも感じさせられます。

ベース

ベースにはNinjaと同じ3mm厚のポリウレタンベースが採用されています。

若干の吸着性があり、デスクに設置すると一切動かなくなります。デスクからすぐに剥がれるので、移動時も面倒ではありません。

サーフェイス

サーフェイスは速乾性の高いメッシュ生地が採用されています。とてもさらさらとしています。毛羽立ちがほとんどなく、腕や手首がまとわりつきません。スムーズに動かせて快適です。

アームカバー

素肌の状態で使用するのも快適ですが、アームカバー派のプレイヤーのために相性表を作りました。

ワコールCW-XELECOM の2つは腕がどの方向にもスムーズに動かすことができ、それ以外のアームカバーはいずれかの方向が引っ掛かってしまって使えませんでした。この2つのどちらかを用意しておけば問題無いでしょう。

名称 備考
ワコール CW-X
Wallhack ×
SkyPAD ×
Alpha-Force CORDURA
ELECOM 若干引きずるがまだ使える
DAISO ×
Pulsar 若干引きずるがまだ使える
EADALI × × ×

操作感

Kurosun Samuraiの操作感はこのようになっています。癖のないバランス系マウスパッドという印象を受けました。それぞれについて解説します。

  • 初動:やや軽め
  • 滑走速度:バランスタイプ
  • 切り返し:やや軽め~並み
  • マウスを滑らせたときの感触:しっとり
  • 硬さ:Mid相当で沈み込んでもあまり減速しない
  • その他:速乾性が高いメッシュ生地を採用

気温 20 – 25℃ / 湿度 40 – 60% / マウスソール EspTiger Arc2 で検証しています。

硬さ

Artisan Zero Soft Kurosun Samurai BenQ ZOWIE G-SR-SE
硬度(表) 34 – Very soft 47 – Soft 49 – Mid
硬度(裏) 28 – Verysoft 42 – Very soft 49 – Mid

硬さはMid相当です。硬度を測ると、表が47、裏が42となりました。裏のベース自体は少し柔らかいけど、表の布生地込みだと並みくらい、といった感じ。

指で押すと若干沈みますが、マウスを操作していてあまり沈まないな~と感じるくらいです。主流なマウスパッドよりも少し薄いのも影響していそうです。また、沈んだときの減速具合もかなり控えめです。

初動の軽さ

初動はやや軽めで、マウスを動かし始めるときの抵抗があまりないです。

滑走速度

滑走速度はバランスタイプです。Artisan Zero Midよりも遅くて、G-SR-SE Rouge/GrisやVAXEE PAよりも速いと感じました。

表面がさらさらとしていることもあり、マウスを滑らせたときのしっとり感が強いです。滑りの割にコントロールしやすい。

切り返しの軽さ

切り返しは並み~やや軽め。脱力した状態だと軽いのですが、マウスに圧が掛かった状態・少し下に押し込んだ状態で方向転換すると少し鈍くなります

フリック主体のゲームでマウスを押し込んで止める場合だと、フリックした直後に程よく滑りが鈍くなってコントロールしやすくなるイメージ

トラッキング主体のゲームで脱力しながらエイムする場合、動かし始めから終わりまで余計な抵抗がなくて自由に動かせるイメージ

どんなプレイスタイルでも割と扱いやすい、良いバランス感のマウスパッドだと思う

マウスソールの種類による滑りの変化

特定のマウスソールで滑りが遅くなったりすることはありますが、色々試してみて、そこまで滑りの変化は大きくないと思いました

汎用丸形ソールだと初動が軽くなってキレの良い操作感に、大判ソールだとしっとり感が増してよりコントロール性が高まります

所感

Kurosunは一貫して肌触りの良さにこだわっているように思います。毛羽立ちがほとんどなく、とても快適です。

もちろん粗いマウスパッドにも良さがあります。たとえば湿気に強いとか、初動が軽くてキレの良い操作感になりやすいとか。性能を追求しやすい印象があります。

ただ、マウスパッドは肌に触れるデバイスなので、根本的に使い心地を追求する場合、こういう肌触りがいい、さらさらとしたマウスパッドのほうが優れているように思います

そんな、表面がさらさらとしたマウスパッドにも弱点がある それは湿気に弱くなりがちなことです

このマウスパッドは、こんな多湿な時期でも、湿気で明らかな滑りの変化を感じてイライラさせられたことはないです。

なんでかなーと考えたときに、表面のメッシュ生地の速乾性が高いということが一つ理由としてあるのかなと思いました。

エレコムの卓上扇風機などで送風してあげたら、より快適に使えると思います

結論

Kurosun Samuraiについて詳しく見てきました。表面の肌触りの良さはこのメーカーのマウスパッドの一貫した強みとなっています。

ZOWIE G-SR-SEやVAXEE PAほどしっとり感が強くなく、かといってArtisan Zeroほど粗い感じでもないので、ちょうどいい感触のマウスパッドが見つからなくて困っていたという人に最適です。

安定した滑りと、使い心地の良さが強みだと感じました。どんなゲームをしている層にも受け入れられそうな、とても扱いやすいバランス系マウスパッドです。

KurosunSamurai
販売価格:8,480円

Kurosunのゲーミングマウスパッド Kurosun Samurai のレビューでした。

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この記事を書いた人

ミオニ
eスポーツ向け ゲーミング周辺機器のレビュアー
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