仕様・スペック
| 配列 | ANSI |
|---|---|
| サイズ | 75% |
| 寸法 | 324.2 x 135.6 x 44.8mm |
| 手前の高さ | |
| 重量 | 1700g |
| タイピング角度 | 6° |
| ケーブル差し込み口 | 中央 |
| 端子の種類 | USB Type-C |
| ケース | 6063フルアルミニウム |
| プレート | FR4 |
| マウント方式 | ガスケットマウント |
| キーキャップ | Double-Shot PBT |
| ソフトウェア | Webドライバー |
|---|---|
| ポーリングレート | 8000Hz |
| スキャンレート | |
| レイテンシー | 0.201ms |
| スイッチ | VARO Very Peri Magnetic |
| 検知方式 | 磁気 |
| アクチュエーションポイント | 0.1mm |
| Rapid Trigger | 0.1mm |
| RT中間精度 | 0.11mm |
| RT底部精度 | 0.202mm |
| SOCD | 対応 |
| ライティング | |
|---|---|
| ライティングの向き | |
| Fnキー再配置 | |
| プロファイル切り替え |
レイテンシー 比較
2026年2月に「VM75HE」から「VM75HE Very Peri」にモデルチェンジ。
基本的な仕様はそのままに、スイッチが GATERON製 から VARO Very Peri Magnetic Switch に変更されました。
旧モデルのレビュー動画はこちら (YouTube)
基本仕様

VARO VM75HE Very Periは 英語配列75%レイアウトを採用したマグネティックキーボード。
矢印キーの周囲に余白があり、押し間違えにくい配列です。右上には金属製のツマミがついています。

本体には6063フルアルミニウムケースが採用されています。ホワイトは艶消しで黄色味がかっていない綺麗な発色。ブラックは半光沢仕上げのアルマイト処理によって光が当たるとグレーがかった上品な色味になります。
Double-shot PBTキーキャップはシンプルなデザイン。さらさらとした手触りで指先が引っかかりません。十分な厚みがあってバリもなく高品質です。

ケーブル差し込み口は背面の中央にあります。
スイッチ

キースイッチは VARO Very Peri Magnetic Switch(2026年2月発売モデルよりスイッチが変更)。
-
- リニアスイッチ
-
- トップハウジング:PC
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- ボトムハウジング:ナイロン
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- ステム:POM
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- スプリング:シングルスプリング29mm
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- 精度:0.02mm~
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- ストローク:3.4mm
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- 作動荷重:42±5gf
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- ファクトリールブ済み

実はこのスイッチ、筆者のフィードバックを聞き入れてもらいながら製造したもの。
主流の磁気スイッチと比べて低音寄り・深めの音を目指して調整しました。また、ボトムアウト(底打ち音)とトップアウト(キーが戻った時の音)をほぼ同質に揃えており、タイピング音が綺麗に聞こえるように調整しました。
キーの感触はしっとりめ。ファクトリールブ厚めで、いわゆるThocky/低音コトコト系の音が好みな人向けに調整しています。軸ブレは極小とまではいかないものの小さめに抑えました。不快に感じる揺れはなくしつつ指にも馴染みやすい、ちょうどいいバランスを目指しました。
なお、このキーボードはGateron KS-20系のスイッチと互換性があるため、好みに応じた柔軟なカスタマイズが可能です。
打鍵感

VARO VM75HE Vary Periの打鍵感は優れています。
キーの感触は詰まりを感じない程度にしっとりとしています。本体内部はガスケット構造・多層フォームが採用されており、底打ちの硬さはあまり感じません。プレート材質はFR4で柔軟性と硬さのバランス型。ボードを押し込んでもほとんど沈み込みません。
2026年2月以前のGATERON製スイッチを搭載したモデルと比べ、スプリングノイズが大幅に軽減されています。ボトムアウト(底打ち音)はピッチがやや低くて深い音が鳴ります。トップアウトの音も似ていて、粒が揃った心地よいサウンドが得られます。
このスイッチの個人的な解釈は「Gateron Jade Proのピッチを1段階低くしてルブを改善した」感じ。
性能
レイテンシー 比較
VM75HEは、低遅延かつ安定性の高い動作を目指したとのこと。(「0.01mm単位の精度よりも動作の安定性を追求してほしい」という韓国の大手レビュアー Eyejoker氏からのフィードバックを受けて)
基板の平均遅延は実測値0.2msと高速です。75%/TKLカテゴリでは Wooting 80HEよりもわずかに速い結果。
アクチュエーションポイント・ラピッドトリガーは0.1mm〜3.4mmの範囲を0.1mm刻みで調整できます。
ボトムデッドゾーンは実測値 約0.1mmでした。これはWooting 80HEとほぼ同じ調整。 指の細かな動きを拾いすぎず、十分に高速な動作といえます。
ただし、0.1mm未満の設定を開放しているラピッドトリガーキーボードに慣れている場合、on/offの切り替わりがやや遅く感じる可能性があります。0.1mmと0.01mmではインゲームでギリギリ気づけるくらいの反応性の違いがあります。
ソフトウェア
詳細設定はブラウザで開けるWEBドライバー (https://www.varosoftware.com) から行えます。
Webドライバーは日本語対応済み。特に迷うことなく設定できます。
特にラピッドトリガー関連はとてもシンプル。最高設定でも安定して動作するのでトラブルが起きにくいです。
キーバインドはFNキーの位置を変えられない、キーのみでプロファイルを切り替えは不可など、一部制約があるのは注意すべきポイント。(他社でも対応していない場合が多い)
まとめ
VARO VM75HE Very Peri は0.01mm単位の精度よりもレイテンシーの低さや安定性を重視している人におすすめです。多機能で使いこなせれば便利なソフトよりも、シンプルで分かりやすい方が助かるという人には特に合うと思います。
6063フルアルミケースと高品質PBTキーキャップの組み合わせは、すっきりとしていながら高級感があります。同価格帯のキーボードと比較しても質感の良さが際立つので、見た目を気にする人にも刺さると思います。
VARO VM75HE ギャラリー






























