Dream Gamer 浮 Float / 雷 Thunder レビュー

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Dream Gamer 浮 Float / 雷 Thunder レビュー

この記事ではDream Gamerのゲーミングマウスパッド Dream Gamer 浮 (Float) と Dream Gamer 雷 (Thunder) をレビューします。

レビューサンプル提供: DeviceArmoury

Dream Gamer浮 Float
販売価格:11,980円
Dream Gamer雷 Thunder
販売価格:12,480円

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この製品について

現在DeviceArmouryとふもっふのおみせがDream Gamerの日本正規代理店を務めており、Amazon.co.jpとふもっふのおみせで取り扱いがあります。

デザイン

Dream Gamerのガラス製マウスパッドはラインナップが豊富で、浮と雷ともに無地のブラックとホワイト、構図が異なるイラストが描かれたモデル3種の合計5種から選択できます。

手元にあるのはオリジナルイラストが描かれたデザインのもの。この手のマウスパッドは限定モデルであることが多いので、常に入手できるのは嬉しいポイントです。

サイズ

サイズは450 x 400mmと500 x 400mmから選択できます。どちらも奥行きは400mmなので、マウスパッドに腕を乗せてマウス操作するローセンシの人は奥行きが足りないと感じる可能性があります。

厚さは公称値2.8mm 実測値は浮と雷のどちらも2.94mmでした。とても薄めに仕上げられています。デスクとマウスパッドの間に生じる段差に悩まされることはありません。

エッジ

エッジは丸められていて、ラウンドエッジ、コーナーR加工が施されています。ぼこぼこしているわけでもなく必要十分なクオリティで仕上げられています。

ベース

薄めの滑り止めラバーが四隅に貼り付けられています。グリップ力は申し分なく、一度設置した場所から動くことはありません。

非常に細かい話ですが、大部分が浮いた状態で長期間放置したときにガラス面が下方向に流動して歪んでしまう可能性が完全に否定できないので、四隅にグリップを貼り付けるのはあまり好ましくないと個人的には考えています。Pulsar SuperGlide Padみたいなのが理想。

付属品

マウスソールが大量に付属しています。見た目が異なる3種類が入っていたので調べてみたところ、スピードタイプ、高耐久タイプ、ガラス製マウスパッドに最適化した高耐久タイプの3種類に分かれているようです。

ガラス製マウスパッドは硬度が高く、マウスソールの消耗が早くなるので、このように替えが付属しているのは良い配慮だと思います。

ちなみに、Dream Gamerは80個~160個入りでたった980円の汎用丸形ソール3種をふもっふのおみせにて販売しています。それらと同じものが付属していると思われます。付属分で試してみて気に入ったらソールを追加購入するのも良いと思います。

操作感

基本的にガラス製マウスパッドは初動が軽くて滑走も速いものが多いです。浮(Float)や雷(Thunder)もその例に漏れず、初動がとても軽いスピードタイプのマウスパッドです。

浮(Float)は他のガラス製マウスパッドと比べると若干のコントロール性も持ち合わせているように感じます。軽めの滑り出しから、滑走時は程よく引きずり、その表面摩擦がマウスを止めるアシストとして機能します。

ハードマウスパッドながらスピードバランスタイプに分類しているセラミック製マウスパッドCerapad KINほどのインパクトはありませんが、ガラス製マウスパッドの中ではコントローラブルなPulsar SuperGlide Padに近い制御力を備えています。あくまで、スピード系というカテゴリの中では制御しやすい部類といった感じです。

ほとんどのガラス製マウスパッドに共通することですが、滑りの割に初動が軽いように感じます。初動の軽さを求める人にとっては大きな利点になると思います。

雷(Thunder)はすべすべとした滑らかな表面で、SkyPAD Glass 3.0 XLに似た質感です。マウスを滑らせたときのフィーリングもとても滑らかで、とにかく初動が軽いです。マウスを動かし始めるのに全くと言っていいほど力が要りません。切り返しも極めてスムーズに行えます。

腕や手首、指の微細な動きまで拾ってしまうので、かなり脱力した状態をキープしないとコントロールは難しいでしょう。トラッキング系のタイトルを主にプレイしている人にお勧めです。

浮(Float)と雷(Thunder)のどちらも、滑らせる方向によって初動の軽さや滑走速度が変わることはありません。どの方向に滑らせても一貫した滑りのように感じられます。

どちらも大きな特長はないものの、ガラス製マウスパッド特有の一貫した滑りをもたらし、それぞれコントロール重視とスピード重視のガラス製マウスパッドとしてうまく機能しているように思います。

どんな人に向いている?

個人的にスピード重視の雷(Thunder)は、脱力してマウス操作が行える、トラッキング系タイトルを主にプレイしている人にお勧めしたいです。コントロール重視の浮(Float)は、トラッキング系のタイトルはもちろん、感度を下げることでエイムの多少のブレを許容できる環境を作ることで、フリック系タイトルにも適しているように思います。

共通して言えるのは、ガラス製マウスパッドを扱うときはマウス操作時に脱力することが重要となります。ガラスマウスパッドは硬いので、布製のように圧が掛かったときに沈み込まず、マウスを押し下げても滑りは変化しません。こういった硬いマウスパッドは繊細なコントロールを求められます。たとえば、マウスに下向きに圧を掛けると、その力が横向きに逃げようとしてマウスがズレてしまいます。また、細かな指や手首の震えがそのままマウスに伝わったりもします。普段からそこまで脱力していない人、マウスに圧を掛けるようにして止めるような動かし方をしている人は、こういう硬いマウスパッドに慣れるのに時間が掛かってしまう傾向にあると思います。

布製マウスパッドからガラス製マウスパッドへ比較的スムーズに乗り換えられる人は、普段からマウス操作時に脱力できているか、マウスに圧が掛かりづらいつまみ持ちや浅めのつかみ持ち、もしくは硬めの布製マウスパッドを使ったときに手ブレに悩まされることが無い、のどれかに該当すると思うので参考にしてみてください。

結論とターゲット

Dream Gamer 浮(Float)とDream Gamer 雷(Thunder)について詳しく見てきました。価格は12,980円と割と安価ながら、マウスパッド自体のクオリティがある程度保たれていて、3種類のマウスソールが大量に付属します。とりあえず色々試すことができるので、ガラス製マウスパッド入門にぴったりだと思います。

競合製品と比べてこれといって劣っている部分もないので、既にハードマウスパッドを使用していて、デザインが気に入った等の理由で買い替えるのにも良いと思います。それぞれ5種類ずつバリエーションが用意されているのは魅力です。

コントロール重視のDream Gamer 浮(Float)は若干のテクスチャがあり、程よい表面摩擦が生じるので比較的止めやすいモデルです。フリック系タイトルを含む様々なFPSゲームをプレイする人に適しています。スピード重視のDream Gamer 雷(Thunder)は表面がすべすべとしていて、SkyPAD Glass 3.0 XLに近い滑らかなフィーリングです。こちらはトラッキング系タイトル全般をプレイする人向けのように感じます。

Dream Gamer浮 Float
販売価格:11,980円
Dream Gamer雷 Thunder
販売価格:12,480円

以上、Dream Gamerのゲーミングマウスパッド Dream Gamer 浮 (Float) と Dream Gamer 雷 (Thunder) のレビューでした。

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この記事を書いた人

ミオニ
eスポーツ向け ゲーミング周辺機器のレビュアー
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