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Padsmith Temple of Dreams レビュー

Padsmith Temple of Dreams レビュー

Padsmithのゲーミングマウスパッド Padsmith Temple of Dreams をレビューします。

レビュー用サンプル提供:Padsmith Japan

PadsmithTemple of Dreams
販売価格:7,370円

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この製品について

特徴的なデザインのガラスマウスパッドが話題のPadsmithより 布製マウスパッドが2種類登場しました。

今回はその中からタクティカルシューター向けを謳うコントロール系マウスパッド Temple of Dreams をチェックします。

パッケージと内容物

フラットパッケージに入っています。巻き癖が一切ない状態で使い始められます。

サイズ

サイズは490 x 420 x 4mm ローセンシ対応の大サイズです。

長方形だと奥行きが足りないユーザーのためのスクエアサイズは用意されていません。

ベース

ベースは充分なグリップ力があり、マウスパッド自体に適度な重みがあることも相まって、一度設置した場所からずれることはありません。

裏面はPadsmithのロゴ入りの防滑パターンになっています。このPadsmithという文字の部分はへこんでいます。分厚いマウスソールをしっかりと沈み込ませながらゆっくり滑らせると、このへこんだ部分を通過するときだけ、ぼこぼことした感触がわずかに伝わります。

普段の操作に大きな影響を及ぼすことはないですが、せっかく密度の高いポリウレタンベースを使用しているにもかかわらず、こういう装飾によって滑りの一貫性が失われるのは勿体ない気がします。

エッジ

エッジのステッチの幅は充分に狭いです。背の高さは滑走面と同じくらい。

マウスを大きく振ってマウスパッドの端に到達したとき、乗り上げたり引っ掛かったりせず、マウス操作を妨げません。

最近ではもっと控えめなステッチを採用するマウスパッドが増えてきています。そういったものに慣れていると、腕を置くところの出っ張りが少し気になる可能性があります。

サーフェイス

表面にはメッシュ生地が採用されています。よく見ると一定間隔で模様があります。

どちらかといえばさらさら系に分類できるのですが、表面を指でなぞったときに毛羽立ちのようなものがあり、少し指先にまとわりつくような感触があります。

VAXEE PA Blackほど粗い感じではなく、Lethal Gaming Gear Saturn Proほど滑らかではないです。ちょうどこの中間くらいの質感です。

アームカバーを着用した状態だと腕が引きずってしまいます。決して使えないわけではないですが、腕の引きずりによって動きに制限が掛かってしまう状態はあまり好ましくないです。

硬さ

Padsmith公式サイトには「柔らかい」と説明がありますが、実際には柔らかくもなく硬くもないといった感じ。Artisan基準のMid相当です。

しっかりとマウスを押し下げると沈むには沈みますが、普通にマウスを操作しているときに掛かるような荷重ではそこまで深く沈みません。

反発もそれなりに強いです。これは、マウスを押し下げて滑りが鈍くなったあと、力を抜いてから元の滑りに戻るまでが早いということを意味します。

初動の軽さ

初動の軽さは並みです。マウスを動かし始めるのに余計な抵抗がなく、かといって細かな動きを拾いすぎないくらい。

多少荷重を掛けた状態で動かし始めてもそこまで変化はありません。

切り返し時の抵抗

左右や上下に切り返したときの抵抗も少しあります。

滑走速度

滑走速度はコントロールバランスタイプの中でもやや遅い部類です。VAXEE PA BlackやPulsar ES2 3mmよりも少し遅いくらい。

荷重を掛けたときの減速具合が小さいです。似た滑りのマウスパッドには強いブレーキ感が表れるものが多いですが、このマウスパッドはそこまで変化が大きくなく、滑りが安定しやすいです。

湿度による滑りの変化

ただし、湿度が上がるとマウスを滑らせたときの感触が滑らかになり、ぬるっとした感じになります。表面の起毛感や、指先にまとわりつくような感触も増して、滑りも鈍くなります。

湿度による滑りの変化がやや大きく、前後での違いも分かりやすいマウスパッドなので、常に同じ感覚で使いたいのであれば手元に卓上扇風機を置くなど何らかの対策が必要になります。

使用感

Padsmith自身がそう謳っているように、VALORANTなどのタクティカルシューター向けのコントロール系マウスパッドだと感じます。

マウスを動かし始めるときに荷重が掛かっていても滑りに変化が出づらく、毎回ほぼ同じ感覚で微調整できたり、同じ距離マウスを動かせるというのが強みです。

これは言い方を変えると、マウスを押し下げても追加の摩擦がそこまで得られないことを意味します。滑りがとても安定しやすい反面、要所での止め性能に欠けます。

VALORANTでは状況によって緊張などで力んでしまうこともあります。なるべくそういった影響を受けづらい、初動の軽さがほぼ一定なマウスパッドが自分に合うという人に適しています。

逆に、マウスを押し下げたときの摩擦を利用してしっかりと止めたいという人や、手のブレや震えを抑えるためにクッション性の高いマウスパッドを探している人にはあまり適しません。

結論とターゲット

Padsmith Temple of Dreamsについて詳しく見てきました。ステッチ加工はあまり主張せず、ベースには充分なグリップ力があります。

しかし、装飾のために施された裏面のPadsmithのロゴ入りの防滑パターンが、マウスを沈ませながら滑らせたときにぼこぼことした感触として手元に伝わってしまうのは非常に勿体ない点です。

操作感は王道のコントロールバランス系マウスパッドといえるもので、マウスを動かしている間は終始引きずるような感触があります。

マウスを押し下げても滑りが変化しづらいので、なるべく一貫した滑りを求めている安定志向の人におすすめです。フリックや微調整がメインとなるVALORANTなどに向いています。

PadsmithTemple of Dreams
販売価格:7,370円

以上、Padsmithのゲーミングマウスパッド Padsmith Temple of Dreams のレビューでした。

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