EgoisticArts Raven ”Sakura” レビュー
EgoisticArtsのキーキャップ EgoisticArts Raven ”Sakura” をレビューします。
レビュー用サンプル貸出:EgoisticArts
この製品について
SOKUやWraith Esportsの日本正規代理店を務めるGrowthArtsが新たに立ち上げたブランド EgoisticArts より、アートワークを施したキーキャップ Raven ”Sakura” が登場しました。
主なスペックは以下の通り。
- 材質:PBT
- 塗装方法:Dye-Sub(昇華型)
- 厚さ:1.5mm
- プロファイル:Cherry Profile
- レイアウト:英語配列(ANSI) 80%
- デザイナー:mizuki shion
- 価格:7,500円+送料
- 販売個数:限定500個
- 予約開始日:2024年2月20日21時
基本仕様
このキットは英語配列(ANSI)、テンキーレス(80%)レイアウトに対応しています。60%では問題無く使えますが、65%や75%には使用できないので注意してください。
この美しいアートワークは昇華印刷によるものです。とても発色が良くて綺麗に見えます。
成型精度は悪くないように見えます。厚さを実際に測ると約1.5mmと出ました。
装着した様子
Wooting 60HEに付けてみました。ケースはTOFU 60 Blackです。
グラデーションになっていて色合わせが難しいように感じますが、黒いケースに合います。
プロファイルはCherry Profileです。OEM Profileと似ていますが若干背が低いのが特徴です。
Cherry ProfileかOEM Profileのキーキャップを標準で搭載するゲーミングキーボードは非常に多いです。キーキャップの高さや傾き具合が大きく違えば、ゲームの操作がしづらくなることもあるので、ゲーム用途であまり感覚を変えたくない場合はこのどちらかを選ぶのが無難です。
LEDバックライトは透過しません。側面にさりげなく印字があります。
使用感
表面の質感は乾いたような感じで、手触りはさらさらとしています。高速でキーを入力するときに指がまとわりついたり引っ掛かったりすることがありません。
長時間使用してもベタづかず、汗や皮脂による汚れも目立ちづらいです。
普段から何種類ものゲーミングキーボードを試していますが、そのほとんどがCherry Profileか、それに似ているOEM Profileなので、いつもと変わらない感覚で使用することができました。
結論とターゲット
EgoisticArts Raven ”Sakura” はゲーム用途で使いやすいキーキャップです。
大半の人が違和感なく使えるCherry Profileです。表面はさらさらとしていて指離れが良く、長時間のゲームプレイも快適です。ゲーマーにとって好みが分かれづらい仕様といえます。
日本国内で買えるものに絞るとCherry Profileのキーキャップは意外と見つかりづらく、そこまで選択肢が多くありません。こういうデザインものは尚更珍しいので、見た目が気に入ったなら押さえておいて損はないでしょう。
英語配列のテンキーレスに対応するセットなので、フルサイズや75%、65%、日本語配列のキーボードに使用できないことは注意しましょう。
以上、EgoisticArtsのキーキャップ EgoisticArts Raven ”Sakura” のレビューでした。