「KBDfans Spiral Telephone Line Cable」レビュー。1000円以下の安価なキーボード用カールコード
本稿では、KBDfansのメカニカルキーボード用カスタムケーブル「KBDfans Spiral Telephone Line Cable」のレビューをお届けします。
DPQPの読者限定で8.49ドルに、KBDfansケーブル購入時のみ使用可
ファーストインプレッション
Artisanケーブルをはじめとしたカスタムケーブルは密かに流行しているものの、どれもそれなりに値が張るので敷居が高い印象です。KBDfansのこのケーブルは、ビニール皮膜に覆われておりチープではあるものの、1本1,000円以下で入手できます。
3カラー展開のケーブルはどれも既存のブラックやホワイトのセットアップに合わせやすく、デスク周りのちょっとしたアップグレードに重宝します。安価ながら綺麗に巻かれており、見栄えも良いです。
ただしケーブル長が短く、よっぽどPC本体とキーボードが近くない限りは届かないので、USB2.0延長ケーブルと併用することをおすすめします。(公称値2.5mはカール部分を伸ばした際の長さと思われる)
製品仕様とスペック
カラー | ブラック、ホワイト、グレー | インターフェース | USB、USB Type-C |
---|---|---|---|
ケーブル長 | 最大2.5m | ケーブルの太さ | 4.5mm |
基本仕様
とても簡易的な梱包で、巻かれた状態でビニール袋に入れられて到着しました。取り出した時点では折れ癖がついていますが、伸ばした状態で使用していると数日のうちに収まります。
綺麗に巻かれたビニール製のカールコード。USB-Cポートを備えるメカニカルキーボードの交換用ケーブルとして使用可能です。キーボード側がUSB-C、PC側がUSB-A。
ケーブル長は最大2.5mですが、巻かれているので実際はかなり短め。PCとキーボードとの設置場所が近くない限りは届かない可能性が高いです。その場合、USB2.0延長ケーブルとの併用を。
パフォーマンス
クオリティ
ビニール皮膜で覆われた4.5mm径のケーブルで、耐久性に難はありません。また、メカニカルキーボードとPCとの接続に関しても一切問題なく、正常に動作しています。
電話機の受話器が繋がっているカールコードにとても似ています。安価とはいえしっかりとした造りで、見栄えは悪くありません。カール部分は均等に巻かれています。
伸縮性も申し分なく、多少無理に引き延ばしても問題ありません。力を加えるのをやめると自然と元の形状に戻り、型崩れの心配も無いかと思われます。
装着例
ブラック・ホワイト・グレーの3色展開。いくつか装着例を紹介します。
ビニール皮膜で覆われたケーブルなので、Artisanケーブルのような見た目の美しさや剛性は持ち合わせていませんが、この質感のおかげで逆に全体のセットアップと統一感を持たせやすいとも感じます。
Artisanケーブルなどのカスタムケーブルは多色を使ったカラフルなセットアップに合うものが多い一方で、このSpiral Telephone Cableは落ち着いたデスク環境にもマッチします。
キーキャップ次第では、ホワイトケースのキーボードにブラックのケーブルという異色の組み合わせでも違和感無し。手持ちのデバイスにこのケーブルが加わることで組み合わせの幅がグッと広がるかと思います。
結論とターゲット
「KBDfans Spiral Telephone Cable」について詳しく見てきました。キーボードのカスタマイズ要素の一つとして、Artisanケーブルなどのカスタムケーブルが流行していますが、1,000円以下で入手可能なこのケーブルも意外と悪くないと感じました。
電話機と受話器が繋がっているビニールのカールコードは、真っ黒や白黒のシンプルなデスク環境にも合わせやすく、1本持っているだけで組み合わせの幅がグッと広がります。また、デスクの雰囲気を保ったままUSB Type-Cのキーボード同士を素早く繋ぎ変えられるという利点も。
難点はケーブル長が短いこと。公称値は2.5mですが、巻かれているので実際はかなり短いです。PCとキーボードの距離がそこまで近くない場合は、USB2.0延長ケーブルが必要となります。
総合評価4.5 out of 5.0 stars
綺麗に巻かれたカールコード
とても安価で手を出しやすい
価格以上のクオリティ
接続は安定している
ケーブル長が短い (※USB2.0延長ケーブルとの併用を推奨)
DPQPの読者限定で8.49ドルに、KBDfansケーブル購入時のみ使用可
以上、KBDfansのメカニカルキーボード用カスタムケーブル「KBDfans Spiral Telephone Line Cable」のレビューでした。