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「ROCCAT Score」レビュー。”シュア掛け”に対応したことによる快適な装着感、PCからスマホまで使い回しの幅が広いゲーミングイヤホン

「ROCCAT Score」レビュー。”シュア掛け”に対応したことによる快適な装着感、PCからスマホまで使い回しの幅が広いゲーミングイヤホン

ROCCAT Score レビュー

ROCCAT(ロキャット)のゲーミングイヤホン「ROCCAT Score」の詳細なレビューをお届けします。

ゲーミングイヤホン「ROCCAT Score」は、ゲーミングヘッドセットの繊細なサウンドに近づくように設計された製品です。最大の特徴は、重低音用の10mmドライバーと中高音用の6.8mmドライバーを組み合わせたデュアルドライバーを搭載している点。全音域の聞き取りやすさに期待できそうです。


ドライバー:デュアル (ネオジム磁石10mm径、6.8mm径)周波数帯域:20Hz~20,000Hzシュア掛け(耳掛け)対応重量:19.5gインピーダンス:16Ω、12Ω音圧レベル:108dBSPL/mW (1kHz時)ケーブル:3.5mm4極プラグ(1.4m)、PC接続用ケーブル(19cm)マイク:50Hz-12kHz、感度-42dB価格:8,648円 (2018/11/22時点)


ゲーミングイヤホンと言えばスマートフォンなどの携帯機器に向けた製品が多い中、ROCCAT ScoreはPCでの使用も想定された設計となっています。ゲームプレイの音質や定位の掴みやすさを確かめつつ、SHURE掛けに対応している点など、その他の仕様についても詳しくお届けしたいと思います。

製品開封、内容物をチェック

ROCCAT Scoreはマグネット式で開閉できる頑丈な外箱に包まれています。

ROCCAT Score 外箱

イヤーフックに形状記憶ケーブルを採用しシュア掛け(耳掛け)に対応していることや、デュアルドライバー、インケーブルマイクを搭載するなど、ROCCAT Scoreの製品仕様が記載されています。

内容物はROCCAT Score本体、専用ケース、PC接続用ケーブル、イヤーチップ8種

内容物は、ROCCAT Scoreイヤホン本体、持ち運び・保管用のケース、イヤーチップ8種、PC接続用の分岐ケーブル、取り扱い説明書となります。取扱説明書は多国語で記載されており、日本語表記有り。

クールな印象のケーブル部分

全体的にブラックで統一しつつ、ケーブル部分はガンメタル風なグレー。全体が黒で統一されている製品と比べると、ゲーミングデバイスらしいクールな印象を与えます。

計8種類のイヤーチップ付属、選べる

ROCCAT Scoreには、合計8種類のイヤーチップが付属しています。

大小さまざまなイヤーチップ7種類が付属

幅広い形状が用意されており、サイズも大小さまざまですので、それぞれのユーザーの耳に合ったイヤーチップを選ぶことが可能です。一般的なシングルドーム型が4種、2重構造となるダブルドーム型が3種、ウレタン素材のイヤーチップが1種となっています。

イヤーチップが異なるだけで聞こえるサウンドが異なるほど、イヤーチップは音質に影響する重要なパーツです。耳にフィットするものを選ぶことで、イヤホン本来のサウンドを鳴らすことが可能です。

密閉性に優れたウレタン素材のイヤーチップ

付属している中でも特に優れていると感じたイヤーチップは、ウレタン(スポンジ)素材のもの。ゴム製のものよりも耳の形に合わせて変形するため、密閉性に非常に優れているので、イヤホンの音を明瞭に聞き取れました。

製品仕様をより詳細にチェック

以下からは、ROCCAT Scoreについてより詳しく見ていきます。シュア掛け(耳掛け)の装着感の良し悪し、ゲームプレイに適した音質であるかを重点に置きながら、詳細な製品仕様をお届けします。

シュア掛け対応、付け心地はフィット感重視

シュア掛け(耳掛け)とは、アメリカ音響メーカーSHUREのSEシリーズをはじめとしたイヤホンの装着方法の名称です。イヤホンコードを耳に掛けて上からイヤホンを装着することで、ケーブルがこすれづらく、音質への影響が発生しづらいというメリットがあります。

ROCCAT Scoreはシュア掛け(耳掛け)に対応しており、イヤーフック部分が形状記憶ケーブルとなっているので、自分の耳の形に合わせて簡単に装着することが可能となっています。

形状記憶ケーブルによって簡単に装着可能

イヤホン自体の形状も独特なように思えますが、耳に装着するとぴったりとフィットするのが特徴です。高い密閉性によって音が鮮明に入ってくるので、ゲーム中も音を聞き逃しづらくなっています。

イヤーチップ

シュア掛け(耳掛け)というと聞きなれない方も多いと思いますが、装着感が優れているうえに安定感が高く移動中も外れづらいです。自宅でのPCやPlayStation 4でのゲーミングはもちろん、Nintendo Switchやスマートフォンなどの携帯機器での使用にも最適です。

中音域がやや削られたドンシャリサウンド

ROCCAT Scoreは、低音用の10mm径、中高音用の6.8mm径のデュアルドライバーを搭載しています。2種類のドライバーを組み合わせることで、力強い低音とクリアな中高音を実現しているとのこと。

実際に音質をチェックしたところ、全音域が聞き取りやすいことは確かでした。

内部のドライバーが透けて見える仕様

全音域をバランス良く聞き取れますが、やや低音と高音が強調気味といった印象です。

『CS:GO』『PUBG』『CoD:BO4』などFPSタイトルをプレイすると、足音や銃声などがしっかり再生され、その他の環境音にあたる中音域が削られています。PC版MMORPGやスマートフォン版MMORPGに関しては、BGMや効果音がダイナミックな音響で表現され、没入感が増して好印象でした。

PC接続用の分岐ケーブル

分岐ケーブルによって3極3.5mmケーブル×2に変換すれば、PC接続のヘッドセットとしても利用可能になります。搭載されたインケーブルマイクの音質や感度については次項目でお伝えします。

高音域もしっかりと再生されてしまう点を考えれば、好き嫌いは分かれるかもしれません。ただし、高音域が強調されがちなイヤホンの傾向を考えれば、音質に関しては無難なチューニングとも言えます。

マイク音質はまずまず、PCも対応済みな点が◎

マイクは左側のケーブルに搭載されており、あごの少し下あたりの首元にぶらさがります。屋外での使用を想定すると、首回りのボリュームがある衣服を着用した状態だと擦れやすいかもしれません。

屋外でスマートフォンの音声通話に使用したところ、周囲の音を拾いやすいという点は否めないですが、声はしっかりと聞き取れました。次に、分岐ケーブルを使ってPCに接続し、Discordでのボイスチャットで検証しました。こちらはやや声が遠いものの、問題無く聞き取れるのことでした。

音質は”まずまず”のインケーブルマイク、コントローラーも搭載

マイク部分にはコントローラーが搭載されており、スマートフォン操作が可能となっています。iPhoneで試したところ、短く押すとメディアの再生/一時停止、長押しでメディアが停止されました。

屋内外問わずにROCCAT Scoreひとつでゲームやボイスチャットをこなせるのは便利だと感じます。音質はまずまずと言ったところで、会話に使用するには問題無い範囲ですので、ゲーミング用途を超えた幅広いシーンでも活躍してくれるでしょう。

どんな環境にも干渉しづらいシンプルな外観

ROCCAT Scoreは基本的にブラックで統一され、ケーブル部分はガンメタルのような色合い。ゲーミングデバイスを並べたPCデスクと非常にマッチしやすい、シンプルかつクールな外観となっています。

シュア掛け対応ということで移動中も外れづらいうえに、マイクとコントローラーが搭載されていることで屋外でのスマートフォン使用も快適となり、普段使いにも最適な製品となっています。

ゲーミングにも普段使いにも違和感無し

ROCCAT Scoreは、自宅でのゲームから屋外のスマートフォン使用まで幅広い用途をこなせます。シンプルな外観はどんな環境にも干渉しづらく、様々なシーンでの使い回しを後押ししてくれるはず。

ゲーマー向け+シュア掛け対応に惹かれた方は買い

「ROCCAT Score」を実際に使用した感想としては、しっかりとゲームプレイに最適化されたゲーマー向けイヤホンながら、幅広いシーンで使用できる汎用性の高さも魅力であるといった印象です。

  • 音響は低音域と高音域が目立つ”ドンシャリ”サウンド
  • 8種類のイヤーチップ付属、快適かつ安定した装着感
  • シュア掛け(耳掛け)対応、装着時のフィット感が◎
  • マイク音質はまずまず、コントローラーはスマホ操作に便利
  • クールかつシンプルな外観は幅広いシーンに対応可能

音響面はゲームサウンドへの最適化に寄っていますが、シュア掛けに対応している点や、インケーブルマイク、コントローラー搭載、シンプルな外観などを踏まえると、普段使いも十分こなせます。

自宅でのゲームから、屋外への持ち運びもこなす

デュアルドライバー搭載による音響特性は、低音域と高音域がやや強調気味で、ドンシャリといった言葉が似合うダイナミックなサウンドです。ひとつ挙げるとすると、FPSにおいては高音域の鳴りがやや気になった次第。PC接続ならば別途ソフトウェアでイコライザー調整するのも手でしょう。

イヤーチップが8種類と豊富に同梱されているため、快適かつ安定した装着感を得られるはず。特に、ウレタン製イヤーチップの付け心地は抜群で、シュア掛けの安定感も相まって非常に快適でした。

ケーブル長は1.4m、PC接続用ケーブルと合わせて約1.6m

ケーブル長は1.4mと一般的な長さで、PC接続用の分岐ケーブルを合わせると約1.6mとなります。スマートフォンやNintendo Switchなどの携帯機器はもちろん、PCやPlayStation 4など自宅での据え置き機との接続も容易です。

結論としては、ゲームにおいては重要な音を聞き逃しづらい適切な音響で、マイクも会話に問題無く使用できる品質な点から、同価格帯ゲーミングイヤホンとしては優秀。シュア掛けに対応していることや、PC接続時もマイクを使用できることなど、目を惹く点があれば”買い”でしょう。


ドライバー:デュアル (ネオジム磁石10mm径、6.8mm径)周波数帯域:20Hz~20,000Hzシュア掛け(耳掛け)対応重量:19.5gインピーダンス:16Ω、12Ω音圧レベル:108dBSPL/mW (1kHz時)ケーブル:3.5mm4極プラグ(1.4m)、PC接続用ケーブル(19cm)マイク:50Hz-12kHz、感度-42dB価格:8,648円 (2018/11/22時点)


以上、ゲーミングイヤホン「ROCCAT Score」のレビューでした。

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