ゲーミングヘッドセット「Havit HV-H2212U-JP」実機レビュー。3,000円台で7.1chサラウンド対応、多機能なエントリーモデル

ゲーミングヘッドセット「Havit HV-H2212U-JP」実機レビュー。3,000円台で7.1chサラウンド対応、多機能なエントリーモデル

国内取り扱いがスタートしたゲーマー向け製品メーカー「Havit」から、エントリー向けゲーミングヘッドセット「Havit HV-H2212U-JP」を提供していただいたので、当記事にて実機レビューを行います。

Havit HV-H2212U-JP レビュー

Havit HV-H2212U-JP

Havitのゲーミングヘッドセット「Havit HV-H2212U-JP」は、3,000円台という低価格で7.1chサラウンドサウンドに対応したエントリー向けの製品。とはいえ決して単機能ではなく、手元のボリュームやマイクのコントローラー、本体にLEDライティングギミックが搭載されています。

既にドスパラ公式通販サイトでの取り扱いやGALLERIA Loungeでの展示も行われています。価格帯は「これからゲーミングヘッドセットを導入する」という方に最適ですが、果たしてゲーミング用途に耐えうる性能なのか当記事にて詳しくチェックしていきたいと思います。

製品開封、内容物をチェック

早速、製品を開封していきます。内容物はゲーミングヘッドセット本体のみとなっています。

内容物はゲーミングヘッドセット本体のみ

製品は箱の中で型紙によってしっかりと固定されています。取り扱い説明書やCD類などは封入されておらず、パソコンにUSBケーブルで接続して専用ドライバーを導入するだけで使用可能です。

製品仕様をより詳細にチェック

以下からはHavit HV-H2212U-JPの仕様についてより詳細にチェックします。音質や7.1chサラウンドの定位性、マイク感度などに焦点をあてながら、実際にゲームプレイに使用した感想を記しておきます。

40mm径ドライバー搭載、7.1ch対応

40mm径ドライバーを搭載しており、再生周波数帯域が100Hz~20kHz、インピーダンスが32±15%Ω、出力音圧レベルが112dB ± 3dB、最大入力が20mWとなっています。エントリー向け製品としては他製品に引けを取らず、全く問題ないスペックと言えます。

パソコンに直に繋いでみると、少し高音が誇張気味といった印象ですが音質に関しては良好でした。高音に関してはオーディオインターフェイスやソフトウェアを使用してイコライザ調節することでカバーできるので、価格を考えると非常に優秀だと感じました。

40mm径ドライバー搭載、やや高音が強め

また、本製品の見どころは何といってもエントリー向けの価格帯(3,000円台)で7.1chサラウンドサウンドに対応している点でしょう。7.1chサラウンドは7つのスピーカーと1つのサブウーファーによって音が再生され、多方向から立体的に音を聞き取れることがメリットとなります。

しかし、ゲーム用途となると単なる再生スピーカーの数ではなく音の定位性が重要となります。ゲーム内の効果音がどの方向から鳴っているのか聞き取りやすい製品であれば、FPSをはじめとする音を聞くことが重要なジャンルで有利となります。

実際に『PUBG』のゲームプレイに使用し、本製品の音の定位性を検証してみました。結論としては、前から真横にかけては音が鳴った方向をほぼ正確に聞き取ることが可能でした。しかし、後ろから聞こえる音の位置は少し不明瞭で、正確に聞き分けることは困難だと感じました。

Havit HV-H2212U-JP 外観

総評としては、販売価格を考えれば価値があると思います。7.1chサラウンドに関しては「Razer Surround Pro」などの外部ツールを使用することで自分好みに調整することが可能ですので、気に入らない場合はそちらを検討してみてもいいかもしれません。

誰にでもフィットする伸縮式のヘッドバンド

Havit HV-H2212U-JPの伸縮式ヘッドバンドはとても柔らかい素材が採用されています。着用した際にヘッドバンドが頭の形に自然にフィットするので、サイズ調節の必要はありませんし着用感も良好です。

伸縮式でサイズ調節の必要無し

また、本製品の形状は2本の外枠の方で固定されているので、席を立つ際にはゲーミングチェアにパッと掛けておけるなど、ヘッドバンド部分の取り回しが楽なこともメリットの1つ。

ヘッドバンド部分に融通が利く

材質的には折れるなどして型がつく心配も無いですし、プラスチックではないのでぶつけるなどの衝撃の影響も受けません。

イヤーパッドはPUレザー製で汚れづらい

ゲーミングヘッドセットのイヤーパッドには布地が採用されるケースが多いかと思いますが、Havit HV-H2212U-JPではPUレザー製のイヤーパッドが採用されています。

PUレザー製のイヤーパッド

布地のイヤーパッドの難点として、埃や汚れが目立ちやすく手入れも難しいことが挙げられます。しかしPUレザー製のイヤーパッドであれば、埃や汚れが目立たないうえに手入れはクロス等で拭き取るだけで済ませることが可能です。

埃や汚れが目立たない

肌に触れたときの感触ですが、締め付けられることもなく適度なフィット感を得られます。

マイクは自由な位置へ調節可能

Havit HV-H2212U-JPのマイク部分は自由に動かせるグースネック式。力要らずで動かせるうえに形状をしっかり記憶してくれるので、マイクの位置が勝手に動いてしまう心配はありません。

自由に動かせるマイク部分

ゲーミングヘッドセット他製品によく見られるマイクの着脱は不可能ですが、使わない場合は目線に入らない位置にマイクを移動させておくことで対処可能です。グースネックの可動域はとても広いので便利。

可動域はとても広い

マイクの感度は良好ですので、そこまで口に近づけなくてもハッキリと音を拾ってくれました。ボイスチャットにて使用したところ「声はしっかり聞き取れるが決してクリアではない」とのことで、音質に関しては値段相応といったところでしょうか。

手元でマイクミュート・音量調節が可能

Havit HV-H2212U-JPは手元に搭載されているコントローラーから音量の大小調節マイクミュートLEDライトのON/OFFといった基本操作が可能です。これに関しては搭載されていない製品が多い印象で、ワンタッチで操作ができるのは非常に便利に感じます。

手元で音量調節、マイクミュートが可能

+-のボタンを押すだけでパソコンの音量を大小調節できるので、わざわざサウンドミキサーを開いて音を上下する…といった面倒で有りがちな操作が一切不要となります。

単色のLEDライティングギミック

低価格ながらLEDライティングにも対応済みで、イヤーカップ部分とマイクの先端がLEDライトで輝きます。LED色はアイスブルー単色で、発光パターンは常時点灯で固定されています。手元のコントローラーからLEDライトをOFFにすることも可能。

LEDライティングギミック搭載

発光色に関しては、以前レビューした超薄型軽量の青軸メカニカルゲーミングキーボード「Havit HV-KB390L-JP」と同じアイスブルー。少し抑えめの水色はゲーミングデバイスらしくデスク上で映えます。

Havit HV-KB390L-JPと同様のLEDカラー

ちなみにHavit HV-KB390L-JP (実機レビュー) はノートパソコン内臓型のような薄型のゲーミングキーボードで、パソコン初心者の方にも扱いやすい製品です。ゲーミングデバイス一式を揃えようと考えている方は、あわせて導入するのも1つの手でしょう。

低価格なゲーミングヘッドセットを探している方に最適

Havit HV-H2212U-JP

「Havit HV-H2212U-JP」を実際にゲームに使用した感想としては、エントリー向け製品としては優秀だと感じました。一定水準の音質を保っていることや7.1chサラウンドに対応しているなど、ゲーミングヘッドセットとしての基本的な機能に関しては問題無し。それに加えて音量やマイクのコントローラー、LEDライティングなども搭載されており、低価格ながらゲーミングデバイスらしさを兼ね備えた製品となっています。

“ゲーミングデバイスらしさ”がポイント

低価格なゲーミングヘッドセットとしては優秀で、予算3,000円台での購入を考えている方には最適な製品です。しかし、より多く予算を出せるのであれば他製品を検討するのも1つの手でしょう。

ゲーミングヘッドセットで言うと、10,000円前後出せば有名メーカー製の定番製品に手が届きます。品質の良いドライバーが搭載されており音質が優れたものや、7.1chサラウンドやイコライザ設定などの便利な専用ソフトウェアが用意されたものがあります。

結論としては、低価格かつ良い製品を手にしたい方やコストパフォーマンスを重視したい方にはオススメです。低価格ながら非常に機能が充実しているので、初めてのゲーミングヘッドセットにも。より多く予算が出せる方は他製品をチェックしてみるのも良いでしょう。

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