ゲーム実況(配信)におすすめの機材をピックアップ。ゲーマーからストリーマーになろう

国内では徐々にe-sportsが取り沙汰されつつありますし、プレイヤーも増加傾向にあることから、配信や実況で扱いやすいゲームタイトルが増えてきたように思えます。
また、各プロゲーミングチームがストリーマー部門を設け、それらに所属して活動するプロの配信者も多数存在しています。さらに海外を見れば、Ninjaというスター級のストリーマーも生まれるほど。
今、ゲーム配信の界隈は賑わっていると言えます。視聴者側の筆者としても、他プレイヤーのゲーム画面を観戦するのはスポーツ観戦と似たような感覚で、非常に面白いです。
そこで当記事では「今からゲーム実況(配信)をしてみたい!」という方に向けて、おすすめの必要機材・ソフトをピックアップしてご紹介します。機材を揃えてからゲームを配信するまでの手順に関しても、別記事にて詳しく解説していますので、必要な方はぜひ参考にしてみてください。
ゲーム実況(配信)に必要な機材
まずはゲーム実況(配信)に必要な機材をリストアップ。実はこれだけ用意すれば、ゲーム実況(配信)を行うことが可能なんです。難しく思われがちですが、意外と敷居は低いもの。
ゲーム実況(配信)に必要な機材
以下から、各機材の役割について詳しく解説していきます。
1. ゲーミングPCやゲーム機本体
前提として、ゲームを動作させるためのゲーミングPCやゲーム機本体は必須となります。
ゲーミングPCの場合、それなりに高いスペックのものを用意することをおすすめします。録画や配信をしながらでも快適にゲームを動作させられますし、動画編集の効率も上がります。
最近流行りのバトルロイヤルゲームには非常に重たいタイトルが多いですが、それらも問題無く配信できるゲーミングPC、また必要スペックについてのお話を以下にて詳しく解説しています。
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コンシューマー機についてですが、PlayStation 4やXbox Oneの場合は独自の機能により、ゲーム機単体だけで配信しながら実況プレイをすることが可能です。
しかしNintendo Switchの場合、キャプチャーデバイスという録画機器が別途必要となります。詳しくは以下の関連記事を参考にしてみてください。
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2. マイク (ヘッドセット)
YoutubeやTwitchなどでストリームを視聴していると、ちらほらゲーム画面を垂れ流している方も見かけますが、やはり配信者自身の声が入っている方が配信への没入感が増すと言えます。
マイクやヘッドセットを用意して、ゲームプレイに合わせてリアクションや実況・解説などを入れることで、視聴者の方もあなたの配信にのめり込んでくれやすいでしょう。
3. Webカメラ
人気配信者にはWebカメラを使用して自身の姿を映す方も多いです。これもマイクと同様、配信への没入感が増す効果が得られますし、より視聴者との距離が近くなるという効果もあります。
ゲームプレイ画面と合わせて、声だけでなく身振りや表情なども同時に表現できるため親近感が湧きやすく、Webカメラを導入すればより面白い配信環境を作り上げられると言えます。
あると便利なもの
こちらは必須機材という訳ではありませんが、オーディオインターフェースを用意しておけば非常に便利です。オーディオインターフェースとは、ゲームの音やマイク、BGMなどの様々な音を1つに合わせてくれる機材のことです。
ゲーム配信中、ゲーム音と自身のマイクの音量などを揃えられるため、視聴者にとって聞き心地の良い音量バランスを保つことができます。目まぐるしい展開のゲームプレイ中に活用するのは難しいとは思われますが、リアルタイムで声やゲーム音を加工できる製品もあります。
ゲーム実況(配信)におすすめのマイクとヘッドセット
先ほども解説した通り、置き型マイクとヘッドセットのどちらかを選ぶ形となります。
置き型マイクは、単機能のため高音質なものが多いうえに音もしっかり拾ってくれますが、別途イヤホンやヘッドホンを用意しなければいけません。
一方でヘッドセットは、マイクとヘッドホンの機能を兼ね備えていますし、ゲーミング仕様の製品を選べば正確に音を聞き取ることが可能です。しかしマイク性能の評判が悪い製品がちらほらあります。
SONY製コンデンサーマイク
置き型マイクならば、SONY製コンデンサーマイクがコストパフォーマンスが高いのでオススメです。Amazonでは楽器・音響機器カテゴリでベストセラー1位の製品となります。
同価格帯のマイクの中ではかなりハイクオリティで、とてもクリアな音質でしっかり音を拾ってくれますし、マイク本体上部にはミュートのON/OFFボタンも搭載されていて使い勝手の良い製品です。
KC グースネック マイクスタンド
好みの角度で固定可能なグースネックのマイクスタンドを導入すれば、声を拾いやすい位置にコンデンサーマイクを配置することができ、ゲーム配信環境がより快適になります。
KC ポップガード
コンデンサーマイクを使用する場合、ポップガードを導入しておくことをオススメします。マイク感度を高めに設定しても息遣いが入りづらくなり、ゲーム配信にメリハリがつきます。
Razer Hammerhead V2
置き型マイクを使用する場合は、ゲーム内の効果音をしっかり聞くため、ゲームプレイに特化して設計された”ゲーミングイヤホン”も併せて導入できればパーフェクトでしょう。
お馴染みゲーミングブランドRazerから発売されている「Razer Hammerhead V2」は、マイク機能が搭載されていない代わりに価格が安く設定されたコストパフォーマンスの高い製品です。
HyperX Cloud Stinger
コストパフォーマンス重視で見るならば「HyperX Cloud Stinger」がオススメのゲーミングヘッドセットとなります。比較的安いのですが、同価格帯ではとても評判が良い製品です。
ゲーム効果音を正確に聞き取れますし、簡単にミュートが可能なマイクが搭載されています。さらに重量が軽いので長時間のゲームプレイにも耐えうる、配信者にとって嬉しい設計となります。
Astro Gaming A40
Astro Gaming A40 TR + MIXAMP Pro TR アストロゲーミング 有線サラウンドサウンド ゲーミング・ヘッドセット PC/PS4/PS3対応 [並行輸入品]
一方で対人ゲームをプレイする方や、良い製品を手にしたいという方には、eスポーツ選手と共に開発されたプロゲーマー仕様のゲーミングヘッドセット「Astro Gaming A40」をオススメしたい。
理由として、ゲーミングヘッドセット自体の品質は文句無しなうえに、ゲーム音量とマイク音量を個別に調節できるMIXAMPが付属していることが挙げられます。音量バランスがしっかり取れていれば、視聴者にとって居心地の良い配信となりますからね。
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ゲーム実況(配信)におすすめのWebカメラ
配信画面に自身の姿を映し出すWebカメラ。写真撮影のためのカメラ並みの画素数は必要ありませんが、あなたのリアクションや表情をしっかり映るWebカメラを選ぶことが重要となります。
配信画面を充実させるうえで大事な部分ですので、微光を自動で調整してくれたり、グリーンバック無しで背景を透過させられる、手軽で高機能なWebカメラを選んでおくことをおすすめします。
Logicool C922
プロストリーミングWebカメラ「Logicool C922」であれば、フルHD1080p/720pの映像を配信や録画することができます。この画質であればもちろん実況・配信では困りませんし、実況動画に使うための”自分だけを映したカット”なども鮮明に撮影可能です。

さらにこのC922、微光を自動調整してくれるので暗い場所でも映像が鮮明に映りますし、グリーンバック無しでも背景を透過させることが可能なのです。このWebカメラを買っておけば、あなたのゲーム実況・配信で活躍すること間違いなし。
撮影用のLED照明
Webカメラ単体だと自身の映りが気になってしまう方は、撮影用のLED照明を用意しましょう。大袈裟と思えるかもしれませんが、筆者が見た限りでは女性配信者の方は導入する傾向にあります。
さいごに
おすすめのゲーム実況(配信)に必要な機材を紹介してきましたが、いかがでしたか?
ゲーミングPCまたはゲーム機本体、置き型マイク+イヤホンもしくはヘッドセット、Webカメラさえあれば、ゲーム実況(配信)できる最低限の環境が整ったと言えます。さらにはグースネックのマイクスタンド、ポップガード、撮影用のLED照明などが用意できれば、とても快適な配信環境となるでしょう。
ゲームを既に楽しんでいるプレイヤーも、実況や配信を始めることで違った楽しみ方に挑戦できますし、リスナー側としても様々な配信者のゲームプレイを視聴できるのはワクワクするものです。
今では配信サイトも複数から選べますし、大会などのコミュニティも盛んで、新規勢が参入する余地はまだまだあるかと思います。是非この機会にゲーム実況や配信を始めてみてはいかがでしょうか。
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