NVIDIAの新型GPU「GeForce RTX 2070 SUPER」「RTX 2060 SUPER」搭載グラフィックスカードが各社から発売。販売価格は5万前半から

NVIDIAの新型GPU「GeForce RTX 2070 SUPER」「RTX 2060 SUPER」搭載グラフィックスカードが各社から発売。販売価格は5万前半から

NVIDIAが2019年7月2日に発表した新型GPU「GeForce RTX 2070 SUPER」「GeForce RTX 2060 SUPER」を搭載したグラフィックスカードの販売が各社より開始されました。発表時のメーカー想定売価はそれぞれRTX 2070 SUPERが499ドル(税別)、RTX 2060 SUPERが399ドル(税別)でしたが、国内での販売価格は安価なもので6万円前半、5万円前半となっています。

NVIDIAの最新GPU「RTX SUPER」シリーズは、従来モデルよりもCUDAコアを増設することで、ゲームにおける性能向上を実現しています。向上率については、大手メディアさんが既に取り上げているので割愛します。以下から、各社から発売されたグラフィックスカードをご紹介します。製品名はAmazon.co.jpへのリンク、()内はメーカー想定売価となります。

RTX 2070 SUPER / RTX 2060 SUPER 搭載グラフィックスカード

ZOTAC

ZOTACから発表されたのは、「ZOTAC GAMING GeForce RTX 2070 SUPER Twin Fan」(税別64,800円)、ショート基板を採用した「ZOTAC GAMING GeForce RTX 2060 MINI」(税別51,800円)の2製品です。

デュアルクーラー仕様のオリジナルクーラーIceStorm 2.0を搭載しており、独自のオーバークロックツール「FireStorm」によって動作クロックの制御が可能となっています。最大ブーストクロックはそれぞれZOTAC GAMING GeForce RTX 2070 SUPER Twin Fanが1,770MHz、ZOTAC GAMING GeForce RTX 2060 MINIが1,650MHzとなっています。

MSI

MSIからは、「GeForce RTX 2070 SUPER VENTUS OC」、「GeForce RTX 2060 SUPER GAMING X」の2製品。ヒートシンクのファン搭載部・上面にはRGB LEDライティングを搭載しており、「Mystic Light」によるカスタマイズが可能となっています。MSIが提供するソフトウェア「Afterburner」の最新版にて、RTX 20シリーズのオーバークロックもサポートされているとのこと。

4本のヒートパイプによりGPU・電源部の冷却性能が実現された「Twin Frozr 7」により、GeForce RTX 2070 SUPER VENTUS OCで1,785MHz、GeForce RTX 2060 SUPER GAMING Xでは1695MHzの最大ブーストクロックを実現しています。

玄人志向

玄人志向からは、Galaxとのブランド GALAKURO GAMING より「GG-RTX2070SP-E8GB/DF」(税別61,000円)、「GG-RTX2060SP-E8GB/DF」(税別54,000円)の2製品が発売されました。最大ブーストクロックは1,815MHz、1,695MHzで、その他のメーカーよりも販売価格が抑えられているのが特徴です。

今後も各社がラインナップ拡充の動きを見せると予想されます。

プッシュ通知を受け取る