SteelSeries、アクチュエーションポイントを0.4mm-3.6mmで調整可能なOmniPointスイッチを搭載したゲーミングキーボード「SteelSeries Apex Pro」発表

SteelSeriesは2019年5月29日、ゲーミングキーボードの新製品として「SteelSeries Apex Pro」および「SteelSeries Apex 7」をグローバル発表しました。通常モデルに加えてテンキーレスモデル(TKL)の発売が予定されており、それぞれ日本語配列版の生産もアナウンスされています。

「SteelSeries Apex Pro」の最大の特徴として、特許取得済みの新開発キースイッチ『OmniPointスイッチ』を搭載している点が挙げられます。これはアクチュエーションポイントを0.4mm-3.6mmの間で調整可能なキースイッチです。
新開発・特許取得済の「OmniPointスイッチ」アクチュエーションポイントとは、キーを押してから反応するまでの距離です。例えば、Cherry MX赤軸や青軸では2mm~2.2mmで、最近では1.1mm~1.2mmで反応するシルバー軸を搭載したメカニカルキーボードも市場に多く登場しています。この他にも、ゲーミングブランドが独自に開発したキースイッチでは、アクチュエーションポイントを通常よりも短く調整されるなど、さまざまな工夫が凝らされていました。
そんな中で登場したアクチュエーションポイントを調整可能な『OmniPointスイッチ』を搭載した「SteelSeries Apex Pro」は、ユーザーの好みに合わせてキーが反応するタイミングを調整可能となったことにより、軸色に左右されずにユーザー自身がゲーム操作を最も快適に行える調整を探れる、まさにゲーマー向けのキーボードと言えるのではないでしょうか。
製品パッケージには写真にあるマグネット式のリストレストも同梱されるとのこと。Apex 7/TKL(Red Version)は2019年夏頃を、 Apex Pro/TKLは2019年秋頃の発売を予定しており、価格などの詳細は今のところ未定です。