BenQ Zowie、ゲーミングマウスパッド「G TF-X」シリーズのパッケージ刷新を発表。丸めて収納するのをやめて”ボックスタイプ”へ

BenQ Zowieは海外向けFacebookアカウントにて、ゲーミングマウスパッド「G TF-X」シリーズのパッケージを刷新することを発表しました。マウスパッドを丸めて収納する方式をやめ、折り曲げずに完全にフラットな状態でマウスパッドを収納できるボックスタイプになるようです。
BenQ Zowieがゲーミングマウスパッドのパッケージを刷新
現在、ほとんどのゲーミングデバイスメーカーは、布製マウスパッドを丸めて縦長のボックスに梱包しています。しかし、こうして一度丸めてしまうと、マウスパッド表面の細かな繊維が乱れて本来のパフォーマンスを発揮できなかったり、巻き癖がいつまで経っても直らないといった問題が発生してしまう可能性があります。
BenQ Zowieはこれらの問題を防ぐため、マウスパッドを完全にフラットな状態で収納できるボックスの採用を決定したとのことです。現時点では「BenQ Zowie TF-X」シリーズのみ変更がアナウンスされていますが、今後は他のシリーズでも採用される可能性があると言えるでしょう。
また、既に「TF-X」を使用していて”巻き癖が直らない”と困っているユーザー向けに、それに対処するための動画を後日公開する予定とのこと。
このフラットパッケージ化は市場で初の試みというわけではなく、既にゲーミングマウスパッドを巻かずにフラットな状態で梱包して販売するメーカーが存在します。それは、e-sports向けのゲーミングマウスパッドを展開する国内メーカー Artisan です。すべての製品がメイドインジャパンでユーザーからの評価が高く、日本国内だけでなく海外からも注文されており、数多くのリピーターを呼んでいます。
Artisanのマウスパッドは全て丸めずにボックスタイプのパッケージに梱包されており、表面の品質が維持されています。4Gamer.netのインタビュー記事を読んでもらえると分かりますが、Artisanの製品に対するこだわりは相当なものです。その結果として「疾風」「飛燕」「零」「紫電改」など一部ユーザーから熱烈に支持されるマウスパッドが誕生しているというわけです。
布製ゲーミングマウスパッドの性質上、本来はフラットパッケージで販売されるべきなのかもしれません。今回BenQ Zowieが動きを見せたように、その他のメーカーもゲーミングマウスパッドのパッケージを刷新するといった流れも予想できるでしょう。