Discordの便利な拡張ツール「BetterDiscord」が想像以上に良かったので機能と使い方を解説

今やボイスチャットツールではSkypeやTeamspeak3に勝る勢いの「Discord」。
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有志によって公開された拡張ツール「BetterDiscord」を導入することで、さらに便利に使うことができた。導入方法や、導入することで追加される機能・使い方を紹介していく。
BetterDiscordとは
BetterDiscordは、ただでさえ便利なDiscordをさらに使いやすくするための拡張ツールだ。導入することで、機能を追加できたり、デザインカスタマイズを行えるようになる。
- 複数の便利なモード切り替え
- チャットの絵文字機能をより便利に
- パブリックサーバーによりアクセスしやすくなる
- CSSによってデザインをカスタマイズできる
- 好きな画像をクライアントの背景に設定できる
- プラグインを導入することでさらに機能を追加
ざっくり挙げるとこんな感じ。詳しくは下記で解説していきます。
BetterDiscordの導入手順
ダウンロード場所
https://github.com/Jiiks/BetterDiscordApp/releases
こちらのURLから.zipファイルをダウンロードして解凍します。
インストール
1. 解凍したフォルダ内にあるBetterDiscordWI.exeを開く
2. Acceptを選択してNextを押す
3. Discord内のフォルダが自動でインストール場所に選択されるので変更せずInstallを押す
以上でインストールが完了します。 このままDiscordを開けば拡張機能が利用できます。
BetterDiscordの使い方
BetterDiscordを導入することで、設定画面に5つの項目が追加されます。
各項目で利用できる追加機能と使い方について解説していきます。
Core
- 左のサーバー一覧にパブリックサーバータブを表示する
- Discordを全体的にコンパクトにするミニマルモード
- ボイスチャットのみを利用するボイスモード
- タイムスタンプを12hr/24hrに切り替え
- テキストの色をロールの色を変更
などの、より詳細な設定を行えます。
これらの設定はON/OFFで切り替えできるので簡単。
Emotes
配信サイトTwitchで用いられているエモートや、FrankerFaceZ・BetterTTVのエモートや絵文字などを使用することができるようになる。
簡単に言えばチャットの顔文字機能が拡張されます。
これもON/OFFで簡単に設定可能だ。不要ならば切っておくといい。
Custom CSS
エディタにCSSを書き込むことで、簡単にデザインを変更することができる。
Discordのクライアントを自由自在にカスタマイズできるのでおすすめ。
CSS分からないよ!って人も、「BetterDiscord css」とかでGoogle検索すれば日本語のページがいくつか出てくるので、コピペして書き換えれば簡単にいじれると思う。
プラグインやテーマを導入する
残りのPluginsとThemesについてですが、この項目から公開されているカスタムテーマやプラグインを導入することができる。まずはURLからBetterDiscordの公式Discordに参加すること。
https://discordapp.com/invite/0Tmfo5ZbORBSfCjI
※上記のURLから参加できなかった場合は こちらの説明文のリンクを試してみてください
サーバーに参加すると、様々なテキストチャンネルが並んでいると思いますが、#plugin-repoがプラグインを共有する場、#theme-repoがカスタムテーマを共有する場となっています。そこから必要なプラグインやテーマを探して導入していきます。
下記で、さらに詳しい導入手順の解説をしていく。
プラグインの導入方法
- テキストチャンネル#plugin-repoから好きなプラグインをダウンロード
- Discordから、ユーザー設定 – Plugins – Open Plugin Folderをクリック
- 開いたフォルダに、ダウンロードした.jsファイルをつっこむ
- Discordを再起動するか、Ctrl+Rで更新
- 先ほどつっこんだプラグインが設定 – Pluginsの一覧に表示されているので有効化
という手順でプラグインを導入できます。
どんなプラグインがある?
GitHub上でも公開されている、BetterDiscordの公式プラグインの名前と機能を書き出しておく。これ以外にもあるが、プラグインってこんなものなんだって参考にしてもらえれば。
- AutoPlayGifs – テキストチャンネルに貼ったGIFを自動再生
- GuildsScroller – サーバーリストにスクロールバーを追加
- dblClickEdit – 自分が発言したチャットをダブルクリックで編集
- emoteBlacklist – 絵文字を右クリックでブラックリストに追加
- mediaSupport – html5のメディアを再生可能にする
- typingsound – チャットを打つたびに音が出る、英字のみ対応
画像でも適用しているdblClickEditは、導入するだけでかなり操作感が変わるのでおすすめ。
カスタムテーマの導入方法
- テキストチャンネル#theme-repoから好きなテーマをダウンロード
- Discordから、ユーザー設定 – Themes – Open Theme Folderをクリック
- 開いたフォルダに、ダウンロードした.cssファイルをつっこむ
- Discordを再起動するか、Ctrl+Rで更新
- 先ほどつっこんだテーマが設定 – Themesの一覧に表示されているので有効化
という手順でカスタムテーマを導入できます。
背景を好きな画像に変える方法
1. 好きな画像をこちらのサイトの左側につっこみ、右側の文字列をコピー
2. 適用したテーマの.cssファイルをワードパッドで開き、background: url(ここに画像URLがある)のカッコ内を、コピーした文字列に置き換える
3. すごいことになりますが気にせずに上書き保存し、Discordを再起動する
以上の手順で、カスタムテーマの背景を好きな画像に変更できました。
最後に
今回はBetterDiscordの機能と使い方について解説しました。
当初は「Discordのデザインってカスタマイズできないのかなー?」と思って探してたらこれが見つかったのですが、導入してみると他の機能もかなり便利でした。
Discordのデザインをカスタマイズしたい方だけでなく、もっと便利に活用したい!って人や、機能性に不満のある方は導入してみてはいかがでしょうか。かなりおすすめです。